takebayashinosita
2009/09/05 に公開
岸洋子 希望
Friedrich Engels 3 年前（編集済み）
岸さんがお亡くなりになったのは、お幾つの時だったろうか。長い闘病を続けた後に再び元気なお姿を見せた、これは貴重なステージだったと記憶している。 「涙ぐむとき そのとき聞こえる 希望という名の 貴方のあの歌」 この穏やかに詠い上げる『希望』のもつ深々とした歌声はどうであろう。あらためて、大きな驚きを覚える。その卓越した歌唱力に加え、岸さんのご経験の深まりが一種凄みを帯びた表現として伝わり来る。おそらくこのような方は、二度と現れないのではないかと思われる。感涙の映像に感謝。 1970年9月下旬に膠原病を発症する[2]。後遺症と闘いながらも歌手活動を続けていた。1992年：11月19日、自宅玄関で転倒し肋骨を骨折損傷。同時に膠原病の後遺症悪化による腎臓病治療のため再入院。入院中も年末のディナーショーの準備を行い、当初同年12月12日に退院が決まっていた。しかし退院2日前の12月10日に意識不明の重体となり、翌12月11日に敗血症のため57歳で急死。
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