一方、民主党の候補者指名を争う各候補も１０〜１２月期の献金獲得実績を発表。この中では、１０月初頭に心臓発作で倒れながら、若者に根強い人気を誇るサンダース上院議員が３４５０万ドル（約３７億円）を集め、トップとなった。
“バーニー”バーナード・サンダース（Bernard "Bernie" Sanders、1941年9月8日 -７９歳 ）は、アメリカ合衆国の無所属の政治家。
バーモント州選出のアメリカ合衆国上院議員（2期）。2016年アメリカ合衆国大統領選挙では、長年統一会派を組んでいる民主党に入党し予備選挙に立候補した。同選挙でヒラリー・クリントンに敗れた直後離党し、再び無所属となった[1]が、民主党はサンダースを民主党上院議員執行部の「有権者対策（アウトリーチ、票田の拡大）委員長」に任命し、民主党執行役員の任を担うこととなった[2][3]。
上下院を通じ、無所属議員として米国史上最長のキャリアを継続している。
2019年10月2日、動脈閉塞の治療（ステントの挿入）を受けたことを理由に、当面の間、選挙活動を休止することを発表し[69]、10月15日に全米で生放送された民主党テレビ討論会に出場するまでの期間は、自宅でメディア取材を受けて動画配信するなど、活動を一部制限した。10月19日からは通常の演説活動に復帰している。
サンダースが直接、まとまった対中政策を発表したことはないが、サンダースを支持する草の根組織FeeltheBern[91]の2015年の発表によると、サンダースは対中政策で３つの一貫した姿勢を持っている。
１．中国政府とのいかなる形の自由貿易協定にも、すべて反対。
２．サンダースの対中政策は、他の候補者と大きな差はない。
中国の軍拡に反対し、中国政府に対する武力制裁を支持する。ただし違いもあり、サンダースは中国に武器を輸出する国も制裁対象に含めるべきだと主張する。
３．サンダースは中国の人権侵害、とくにチベットに対し、きびしく批判するスタンスを崩していない。
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