By - NEWS ONLINE 編集部 公開:2023-08-21 更新:2023-08-21
ジャーナリストの須田慎一郎
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が8月21日、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」に出演。福島第一原発の処理水の海洋放出について解説した。
〇岸田総理が福島第一原発を訪問
飯田)岸田総理大臣が福島第一原発を訪問しました。処理水の海洋放出についてですが、どうご覧になりますか?
〇トリチウムを除去する仕組みは完成している ~コスト面で折り合いがつくか
須田)最終的には、漁業従事者の方の納得が必要になってくると思います。
メディアは取り上げませんが、実はトリチウムを除去する仕組みはもう完成しているのです。
飯田)完成している。
須田)ただ、コスト面で折り合いが付くかどうか。
融点の違いを利用して除去することが可能なので、やるべきことはやった方がいいのではないでしょうか。
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トリチウムを含む放射能汚染水からのトリチウムの分離除去方法
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蒸留法は、トリチウム水が軽水よりも低い平衡蒸気圧を示し、沸点が高いことを利用して、蒸留塔でトリチウム水の蒸発と凝縮とを繰り返すことで、トリチウム水を液相に濃縮する方法である。
https://patents.google.com/patent/JP2018004588A/ja
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蒸留法は、トリチウム水が軽水よりも低い平衡蒸気圧を示し、沸点が高いことを利用して、蒸留塔でトリチウム水の蒸発と凝縮とを繰り返すことで、トリチウム水を液相に濃縮する方法である。
https://patents.google.com/patent/JP2018004588A/ja
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汚染水からトリチウム水を取り除く技術を開発・・・2018.06.27近畿大学、東洋アルミ、ア・アトムテクノル近大
https://blog.goo.ne.jp/globalstandard_ieee/e/39e4aab831e9aea03500795fdc425936
https://blog.goo.ne.jp/globalstandard_ieee/e/39e4aab831e9aea03500795fdc425936
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もちろん日本の福島第一原発の方が、中国の原発から出てくる処理水に含まれるトリチウム濃度に比べて、はるかに低いレベルなのですが。
〇除去できるものは行うべきではないか
須田)「だから胸を張って放出すればいい」という議論もあります。
しかし、漁業従事者のことを考えると、除去できるものは除去した方がよかったのではないかと思います。
飯田)トリチウムを。
須田)東電のなかでも、いくつかの事業者を含めて入札が行われていますが、スピーディーに進んでいかないのです。
もっと早く進めてもいいのではないかと思いますけれどね。
飯田)技術はあるのですね、日本には。
須田)あるのです。
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