世界標準技術開発フォローアップ市場展開

ガラパゴス化から飛躍:小電力無線IEEE802規格開発会議・・・への寄与活動拡充

極西大陸,世界化,神戸の地で100年の年輪を重ねるユーハイムのバウムクーヘン

2020-09-19 11:58:14 | 連絡
神戸の地で100年の年輪を重ねるユーハイム
我々は、ユーハイムのバウムクーヘンの年輪の美しさと、まっすぐなおいしさの秘密を探るべく、ユーハイムが本店をかまえる神戸へと向かった。
古くから港町として栄え、様々な西洋文化の入り口として機能していた兵庫県神戸市。海と山の迫る東西に長く続く街並は美しく、道行く人々の、いで立ちはどこか洗練されている。夜になれば1000万ドルとも称される国内でもトップクラスのパノラマ夜景を拝めるこの街は、日本にいながらも異国情緒を感じさせてくれる特別な土地だ。ドイツの伝統菓子バウムクーヘンが、この神戸の地に根付いたのは、西洋文化を取り入れ、それを育んでいける土壌がこの神戸の街にはあったからだろう。
バウムクーヘンが、日本で初めて焼き上げられたのは、約100年前。戦時下の広島で捕虜として収容所にいたドイツの菓子職人カール・ユーハイムが似島収容所浮虜製作品展覧会でバウムクーヘンを出品したのが始まりだ。捕虜生活から解放されたカールは横浜に店を開いたが、大正12年(1923年)に関東大震災に見舞われ、その後、ここ神戸にユーハイム本店を開設した。
港町神戸には当時から多くの外国人が住んでおり、ユーハイムは本場のドイツ菓子を売る店として注目され、急成長していった。その歴史の灯は創始者カール亡き後も消えず、神戸の菓子職人達の手によって育てられてきた。バウムクーヘンが日本の贈り物の定番として知られるようになったのも、カールの遺志を受け継いだユーハイムの菓子職人達による100年に渡る、たゆまぬ努力があってこそだ。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿