<「現在、海外には数多くの華僑・華人が居住地を転々し生活している。」西大陸との往来海外地域が武漢離陸肺炎ウイルス攻撃被災地域となっているか>
<内陸さよなら、沿海こんにちは,Inland goodbye, coastal Hello>
2020.4.13(月)
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姫田 小夏
ひめだ・こなつ/フリージャーナリスト。アジア・ビズ・フォーラム主宰。1997年から上海、1998年末に上海で日本語情報誌を創刊し、日本企業の対中ビジネス動向を発信。2008年夏、同誌編集長を退任後、語学留学を経て上海財経大学公共経済管理学院に入学、修士課程(MPA)を修了。2014年以降は東京を拠点に活動、インバウンドを重点的にウォッチ。
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姫田 小夏
ひめだ・こなつ/フリージャーナリスト。アジア・ビズ・フォーラム主宰。1997年から上海、1998年末に上海で日本語情報誌を創刊し、日本企業の対中ビジネス動向を発信。2008年夏、同誌編集長を退任後、語学留学を経て上海財経大学公共経済管理学院に入学、修士課程(MPA)を修了。2014年以降は東京を拠点に活動、インバウンドを重点的にウォッチ。
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武漢の人々が、都市としての脆弱性に危機感を抱いて“脱出”を試みる。この現象の根底にあるのは「中国人富裕層の危機意識の高さ」だろう。
現在、海外には数多くの華僑・華人が生活している。多くの中国人が大陸で暮らすことの危険性を察知し、いち早く安全なところに逃避した結果だ。
武漢の人々が、都市としての脆弱性に危機感を抱いて“脱出”を試みる。この現象の根底にあるのは「中国人富裕層の危機意識の高さ」だろう。
現在、海外には数多くの華僑・華人が生活している。多くの中国人が大陸で暮らすことの危険性を察知し、いち早く安全なところに逃避した結果だ。
中国人の家庭に嫁いだ筆者の友人は、
「私の家族は身の安全、資産の安全を確保するためには、いかなる手段も選ばない」と話していた。
その友人の家族は“安全”な場所を求めて、頻繁に居住地を転々としている。
4月8日、武漢の都市封鎖が2か月半ぶりに解除された。封鎖に耐えてきた人々にとっては喜びひとしおだろう。だが、復興への道のりは平たんではない。
人々がもし武漢に未来の発展を見出すならば、そこにとどまるはずである。このまま住民の流出が続くとしたら、それは何を意味するのだろう。
危機意識の高い中国人富裕層が見せる行動は「武漢は元には戻らない」ということの示唆なのだろうか。
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