中国による日本産水産物の輸入停止の影響を受ける日本産ホタテの米国への輸出を拡大するため、政府は1日、中国で行われていたホタテの殻むき作業を事業者が別の国で行うことを支援する取り組みを始めると発表した。
まずはベトナム

での殻むきの実施に向けて事業者を募り、新たな輸出ルートの構築を進める。
農林水産省などは今月上旬から、ベトナムの現地視察や商談を希望する事業者の募集を始める。
これまで米国への輸出に必要な衛生条件などを満たすベトナム国内の加工施設の調査を進めていた。
農水省によると、中国に昨年輸出されたホタテ14・3万トンのうち9・6万トンが冷凍の殻付きだった。
中国で殻をむいて消費されるとともに、約3万~4万トンが米国に輸出されたと推定されており、中国の施設に代わって殻むき作業を行う国内外の施設の確保が必要となっている。
宮下農相は1日、ラーム・エマニュエル駐日米大使と会談。
両氏は日米で農林水産分野の協力を深めることを確認した。
農水省によると、中国に昨年輸出されたホタテ14・3万トンのうち9・6万トンが冷凍の殻付きだった。中国で殻をむいて消費されるとともに、約3万~4万トンが米国に輸出されたと推定されており、中国の施設に代わって殻むき作業を行う国内外の施設の確保が必要となっている。
宮下農相は1日、ラーム・エマニュエル駐日米大使と会談。両氏は日米で農林水産分野の協力を深めることを確認した。
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