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住友商事,ロシア/ウクライナ製ロケットを使用した国産衛星打ち上げを仲介2005.01.05浜田 基彦

2022-01-28 16:51:56 | 連絡
住友商事は,ロシアの衛星打ち上げ会社コスモトラス社の代理店として,宇宙航空研究開発機構(JAXA)との間で同機構が開発した衛星の打ち上げについて契約をまとめた。
2005年夏期,JAXAは,独自に開発した光衛星間通信実験衛星(OICETS)をコスモトラス社を通じ,カザフスタンのバイコヌール基地より打ち上げる予定。打ち上げには,ロシア・ウクライナ製の「ドニエプルロケット」を使う。
 住友商事は,
2004年6月,コスモトラス社と日本,アジア地域を対象に代理店契約を締結し,商用・実験用の中・小型衛星打ち上げと,無重力空間実験などへの需要について調査してきた。コスモトラス社は,
1997年に設立されたロシア,ウクライナ政府が出資する国策企業で,
2004年6月にはドニエプルロケットによりフランス宇宙庁(CNES)の地震観測実験衛星を太陽同期軌道へ打ち上げるなど,多数の衛星打ち上げ実績を持つ。
同ロケットは,ウクライナのユジノエ社製で,旧ソ連時代に開発されたICBM・大陸間弾道ミサイル(SS-18)を衛星打ち上げロケットに転用したものであり,中・小型衛星を対象に安価で信頼度の高い衛星打ち上げサービスを提供できる。今後,住友商事は,日本及びアジアの企業,研究機関,大学などで開発中の中・小型衛星の打上げ計画に関し,受注活動を進める。 



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