2021/03/17 18:14
自民党の下村博文政調会長は17日の記者会見で、LINE(ライン)の利用者の個人情報が中国の関連会社の技術者から閲覧可能な状態になっていた問題について「個人情報保護、情報安全保障の観点から大変重要な問題だ」と述べた。週内にも政務調査会の総務部会などの合同会議を開いてLINE関係者らから事情を聴くと説明した上で「党としてもしっかりと対応しなければならない重要な案件だ」と強調した。
下村氏はまた、東京電力柏崎刈羽原子力発電所(新潟県)のテロ対策の侵入検知設備が故障し長期間にわたり不備があった問題について「原発の安全、テロ対策の点から誠に遺憾だ。安全性に対する反省も自覚も欠如しているといわざるを得ない」と述べた。
下村氏は、政府が今国会に提出した法案の記載などにミスが相次いでいることにも苦言を呈した。「ケアレスミス的なところがあるかもしれないが、緊張感がない表れでもあると受け止め、しっかり猛省して対応してほしい」と語った。
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