【ニューデリー共同】インドで4日、下院(定数545)総選挙が一斉開票された。複数の地元メディアはモディ首相(73)率いるインド人民党(BJP)中心の与党連合が過半数を維持する見通しだと報じた。
モディ政権の3期目入りは確定的な情勢だが、BJP単独では過半数を逃し、与党連合は大きく議席数を減らす見込み。
モディ氏の求心力低下は必至で、政治が不安定化する恐れもある。
モディ政権は他国に過度に依存しない「戦略的自律」という外交方針を掲げており、政権継続で対外関係に大きな変化はないとみられる。
中国をにらんだ日米豪との協力枠組み「クアッド」
とともに、ウクライナ侵攻が続く中でも伝統的友好国のロシア
を重視する
独自姿勢を続ける見通しだ。
議席を減らした背景には、経済成長が続く一方で格差が拡大し、人々の不満が高まっていることがありそうだ。
州別で最多の人口約2億人を抱え、選挙の鍵を握るとされる北部ウッタルプラデシュ州では野党が躍進した。
同州は農家や貧困層が多いことで知られる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d9862991d530fab4a054f73993c3a69ca9087d21
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