【ワシントン=向井ゆう子】米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは5日、
中国系ハッカーが、安全保障を担当する米政府高官や政治家の携帯電話の回線に侵入し、
数千人分の通話記録やテキストメッセージの記録を入手していたと報じた。
報道では、このハッカー集団は「ソルト・タイフーン」。
米捜査当局は、この集団が中国当局に情報を提供していたと突き止めたという。米国と緊密に情報を共有する別の国の通信会社にも侵入していた。
この集団は、米大統領選の共和党候補、トランプ前大統領や副大統領候補のJ・D・バンス上院議員の携帯電話を標的にスパイ活動を行っていたことが判明している。
米当局は、中国の目的は選挙干渉ではなく、米国民の情報を蓄積することだとみているという。
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