なんの根拠もありませんが、長時間テレビの前で寝食を忘れてゲームに興じる様を見ると、地球上の全ての生き物が壊れていくのではないかと思えてきます。日本の東京大学に相当する北京大学と、同じレベルの精華大学に三度も入学して、ゲームに嵌って、二度退学を余儀なくされた中国人学生がニュースになっていました。こんなに優秀な人でも、嵌ってしまうゲームに、年端もいかない子供たちが、ゲームに興じて本を読まなくなったり、考えることをしなくなるのは仕方がないことかも知れません。
私達の若い頃、喫茶店にインベーダーゲームとよばれたテーブル型のゲーム機が置いてありました。私は飽き性と不器用さとが相俟って、すぐに止めて仕舞いましたが、会社の先輩は、嵌ってしまって、勤務時間の多くをゲームに費やしていました。お金と時間を費やして、なにを得たかと言うと、昨日より点数がアップしたというだけです。北京大学の学生が嵌った、対人ゲームでも、相手に勝って満足感に浸ると言う物です。その満足感は、大学を棒に振るほどの価値があるのかは、私には、窺い知ることは出来ません。
ゲーム機メーカーがトヨタ自動車に匹敵する企業価値に上げて、経営者としては評価されるのでしょうが、企業の社会的責任においては、評価の分かれるところです。結果的に、成長過程の子供の貴重な時間を侵食する為に、大の大人が面白いゲームを開発することに心血を注いでいる構図に違和感を覚えます。勿論、使用する側に責任があるのは、当然ですが、ハイテクの塊であるゲーム機にいろんなプロテクションを掛けるのは、そんなに難しくないと思うのですが。
私達の若い頃、喫茶店にインベーダーゲームとよばれたテーブル型のゲーム機が置いてありました。私は飽き性と不器用さとが相俟って、すぐに止めて仕舞いましたが、会社の先輩は、嵌ってしまって、勤務時間の多くをゲームに費やしていました。お金と時間を費やして、なにを得たかと言うと、昨日より点数がアップしたというだけです。北京大学の学生が嵌った、対人ゲームでも、相手に勝って満足感に浸ると言う物です。その満足感は、大学を棒に振るほどの価値があるのかは、私には、窺い知ることは出来ません。
ゲーム機メーカーがトヨタ自動車に匹敵する企業価値に上げて、経営者としては評価されるのでしょうが、企業の社会的責任においては、評価の分かれるところです。結果的に、成長過程の子供の貴重な時間を侵食する為に、大の大人が面白いゲームを開発することに心血を注いでいる構図に違和感を覚えます。勿論、使用する側に責任があるのは、当然ですが、ハイテクの塊であるゲーム機にいろんなプロテクションを掛けるのは、そんなに難しくないと思うのですが。