でじたる-G

人類の健康と持続可能な地球を次世代にーをテーマに、情報を集め、発信していきたいと思います。

石油価格の高騰とカーボンフットプリント

2008-05-10 01:08:19 | Weblog
四国大橋や東京湾アクアラインを持ち出すまでもなく、この国の道路計画で、交通量の水増しは常套手段です。今後はこの過ちは、大変な禍根を残すことに成りかねません。実需は兎も角、オイルマネーが今後も石油価格を押し上げていく事は、間違いありません。

 石油価格の高騰は、当然、輸送コストに跳ね返り、そのコストに見合う商品しか輸送出来なくなります。その商品の全てのコストを環境負荷のCO2に換算して合計するのが、カーボンフットプリントです。ヨーロッパでは、価格表示ラベルに明記されています。必然的に遠くから運ばれて来る物ほど、カーボンフットプリント値が高くなる訳です。従って出来るだけ、近くで生産され、出来るだけ包装形態を簡素化された物を選択せざるを得なくなります。当然、少なからず列車輸送に切り替えざるを得ない状況となり、水増しされた交通量との乖離は測り知れません。

 農産物に限って言えば、本来の商品価値とそれ以外のコストが分かると、地産地消の考え方が浸透します。そして、4月12日にこのブログで書いたバーチカルファーミング(都市型垂直農法)に移行して行かざるを得ないと思うのです。ここでは、パラボラアンテナ型の太陽光集約装置で、各階にグラスファイバーで送光されます。当然無農薬で排水処理も、ナチュラルセラミックで安全に行われます。気候変動に左右されない為、安定した価格で提供される事になるでしょう。