今年は、4月に11年の単身赴任を終えた主人が家に戻ってきました。
それから、赦しの実践が頻繁になり、追い付かないことも多くなっていました。
そして、11年ぶりに一緒に住むことになった夫と息子も始めは仲良くコミニュケーションを取っていたのですが、
7月に息子の私に対する愚痴に主人が怒り、息子を殴り、殺すぞ!お前は要らない、お前のために出すお金は無い、今すぐ出ていけ!と怒り狂う中、
まだ、引き続き殴ろうとしていたので、私は自分の心の状態が自我と同一化していて、夫と息子を加害者・被害者に仕立てあげ、完璧なの神の子なのだと見れていない・強烈な恐れを感じていると瞬間的に気付いて、
聖霊に「助けて下さい」と祈りながら、主人の身体を押さえながらなだめて、息子を部屋に戻しました。
途中、息子も怒りが込み上げていてキッチンにあったフライパンを持ち夫に殴りかかろうとしましたが、それもなだめて辞めさせました。
その後、息子の部屋で息子が震え始めて、嗚咽をあげながら泣き始め、あいつに殺されると何度も何度も言いました。
私が膝をさすろうと彼の足に触れたとき、「恐いから、やめて!!!!」と叫ばれて、私は横に寄り添うことしか出来ませんでした。
そして、「警察に電話してもいい?」と何度か言われ、それも止めましたが、震えながら泣いている彼を見て、
自我の一者の泣き叫びを見ているのだと、それは目覚めていない「私」の姿なのだと認めることが出来ました。
それから、私自身の深い絶望感と恐れが止まらなかったので、涙を流しながら、2時間近く赦しをしました。
それから、10月半ばの今、夫と息子は会話をすることはなく、夫が家に居る時は、息子は部屋から出てくることはなく、
食事も部屋まで持ってきて…と言います。
聖霊に尋ねても、それを受け入れる…と来るのでその様な状況が続いています。
そんな中でも、私がすることは、その状況は良いも悪いもなく、聖霊と共に真に見ることが出来るように赦すこと。
そして、私がすべきことは何か?を常に聖霊に尋ね従うこと。
そして、夫とも息子とも、聖霊と共に愛の延長をさせていただく。
ただ、その赦しの中で、夫と息子が仲良く会話をするという状況を見なくても、お互いに愛し合っているのだと…
心で実感する事が時々起こっています。
本当に不思議なのですが、有難いことなのだと実感しています。
赦しは、本当の救いであり、真実の自覚を取り戻すための近道なのだと感じています。