今年の私の目標は、「無事故・無違反」。思い返せば、事故こそしなかったものの、去年の夏の終わりアメリカで運転を始めたころの私は、友人曰くルパンそのものであったと(角を曲がる時など特に)。先セメ車を所有してから半年で実に6枚のチケット(トーイング×4・ステッカーの期限切れ・信号無視)を切られ、さすがに私も少し自分の運転を反省したりもしました。一体いくらバージニアのcourtにチケット代を貢いできたことか。今年は自分を戒めてすっかり改心するつもりです。最近は制限時速60マイルといわれれば、馬鹿の一つ覚えみたくメーターも60のメモリをきっかりキープして走っています。しかし、今日はこの安全運転が思わぬ落とし穴になったようで、66の追い越し車線で時速60マイルきっかりで走っていた時、自分の後ろにピッタリくっついていた一般乗用車が突如サイレンを鳴らし始めたので、覆面パトカーだったのか、ときづいたものの自分に鳴らされているのかと思うとテンパって、オロオロと減速してフラフラ走っていたら、ウッウゥ~ッとけたたましく自分の横を追い越していきました。しばらく状況が飲み込めずぽかーんとしていたけど、目の前を遠ざかっていくパトカーを見ながら、多分私の安全すぎるともいえる運転が追い越し車線をふさいでいただけだったのだ、ということが判明しました。結論として今日学んだことは、安全運転は臨機応変に。
ところでNYで買った和書で、最近読んだ中で面白かったのは、鈴木光司の「ループ」。おなじみ「リング」「らせん」の続きなのですが、ふたつのストーリーからはまったく予想外な展開。後半の方で、ああ、この世界の仕組みはそういうことだったのか、とだんだん分かっていく過程がドキドキして面白いです。でも論理的に頭で理解できる解説がつくと、リングで出てくる貞子の恐ろしさもちょっと怖くなくなるかもしれませんね。
ところでNYで買った和書で、最近読んだ中で面白かったのは、鈴木光司の「ループ」。おなじみ「リング」「らせん」の続きなのですが、ふたつのストーリーからはまったく予想外な展開。後半の方で、ああ、この世界の仕組みはそういうことだったのか、とだんだん分かっていく過程がドキドキして面白いです。でも論理的に頭で理解できる解説がつくと、リングで出てくる貞子の恐ろしさもちょっと怖くなくなるかもしれませんね。