In the Green Breeze

緑の風日記

梅雨と鎌倉とこーひー

2007-07-02 16:45:20 | Weblog
先週末、生まれて初めて、かの有名な源頼朝の故郷である鎌倉に行ってきました。東京からたぶん1時間もかからない位で気軽に行けちゃう、ちゃんとした観光地でした。
まず雨の中、最初に鶴岡八幡宮へ。頼朝に所縁のある立派な神社だったので、ご利益を期待しつつお賽銭を投げてお参りしました。中にあった大きな池には蓮の葉っぱが一杯に広がり、雨の器になっていました。最近にわか写真ブームの私とHOPE氏は思わずカメラ小僧になり、蓮や白い鳩、朱色の架け橋やら神社の鳥居やらを被写体に撮ったりました。
鎌倉って、いまいちどんな所なのか知らなかったけど、駅から神社に伸びる細い遊歩道はお土産屋さんが賑やかに並んでいて、外国人旅行客も沢山いるから町全体が国際色豊かな感じで、ポンと外から来た人を気軽に受け入れてくれる雰囲気が良かったです。
それから、昭和期にはさぞ若者に人気があったであろう、レトロで昔懐かしい喫茶店が沢山あったことも意外。その中で、普通に歩いていたら見落としそうなほど、建物の奥のほうにひっそりとドアを構える喫茶店に入りました。こじんまりとした品の良い店内は、ステンドグラスや西洋の陶器、ミュシャの絵画などとにかく色んなものが飾られていて、椅子やテーブルは木製で、もう一目見て気に入ってしまうものばかりある可愛い場所でした。注文したバナナタルトとコーヒーも絶品♪コーヒーはブラック派ですが、ここのは本当に濃くて良い香りで美味しかった。写真も加工したのをアップします!
あと、もうひとつ鎌倉でやりたかったことが、ビーチコーミング。鎌倉の海岸沿いを歩くと、鎌倉時代の陶器の破片とか、色の綺麗なガラスの破片が丸くなったものとかが落ちていて、それを歩きながら拾ったりする楽しみがあるんだそうです。なので駅からとりあえず一番近い由比ガ浜を目指し南下することに。しかし天気は悪く人も少なくなっていく中、ちょっと不安になりながら浜到着。浜には色んなものが落ちていました。でも期待していたいかにも年代もの!みたいな陶器はわずかで、ワカメの黒くなったのとかゴムの断片とかのほうが多かったです。しかも雨は降り出すし海は何となく荒涼としていて、ビーチコーミングっていう言葉の響きから想像するほどウキウキなものでは無かったのですが、幸いちょっと綺麗な陶器の破片も見つかったので持って帰ってきました。また天気の良い時に再挑戦したいです。