In the Green Breeze

緑の風日記

徒然日記

2006-09-16 01:30:57 | Weblog
今セメも始まってまだ数週間、早くも毎日忙しい日々が続いている。その一番の理由はおそらくペインティングIIIとIVを平行して、しかも同じ曜日の午前と午後に取っていること。クラスメートにそれをいうとyou are crazy!!とみな口をそろえていうので、薄々気づき始めていたけど最近やっぱり徐々に確信しつつある。油絵に時間をとられるのは言うまでもなく、クラスのレベルが上がるにつれてキャンバスのサイズも異様なでかさを要求されていくので、週末はHOME DEPOTで材料を買いそのまま大学のスカルプチャースタジオで大工さながらに木を切って布を張ってキャンバスを作る。今、一番大きいサイズが6フィート×6フィート。枠作りは院生の日本人さんやHOPEさんも手伝ってくれて、とりあえずあとは布を張るだけなのだけど、そのサイズの布が無いのでネットで注文して取り寄せなくちゃと思うこの頃。

アートは、もう一つDIGITAL BOOKMAKINGというクラスを取っている。もう全てソフトウェアの世界なのでMACやフォトショップを使えないとちょっと辛いけれど、何より油に比べて身軽で汚れないし場所も取らないし、PCとプリンターさえあれば作業できる機能性がある。クラスはほとんどグラフィックデザイナーばかりなので学ぶこともいっぱいあり、ETにちょっと似てるヘレン先生もすっごく親切に教えてくれて、結構楽しくやっている。

それから、最後にとってるのがJAPANESE 440。こちらはもう完全にTAとして入らせてもらってるので、クラスの学生の宿題の採点とか問題作りとか授業中は色々文法のヘルプをしたりしてる。でもほんとに話す力も理解力もレベルの高い人たちで、やっぱりそれぞれ色んな背景から日本語をもっと話せるようになりたいという情熱を持っていて、日本人としてはやっぱり嬉しいし、私も頑張らなくちゃという気持ちになる。

ちょっと前のことだけど、日本からアメリカ一人旅でNYにきていた北高友達であるみゆきちゃんが、はるばるDCに遊びに来てくれた。こっちに着いた日はちょうど天気が悪く、かるく暴風警報並の雨嵐で、それでも果敢にひっくり返る傘をさしながらDCの観光名所を短時間で巡ったり、閉館間際にいって主要な絵を超スピードで見て美術館員の人たちに追い出されたり、夜景が綺麗なジョージタウンのハーバーの川岸まで行ったら、ポトマック川が増水していて危険な目にあったり、とっても印象深い、波乱万丈な観光となった。そんな散々な目にあったにもかかわらず本人は満足てくれたそうで、ほっとしました。