In the Green Breeze

緑の風日記

あっという間の春休み

2006-03-20 11:32:34 | Weblog
この春休み、高校の友達が遊びにくるというお話が延期になったので、じゃあ遊園地にでも行きましょというお話も一旦出るけれど、下調べ不足で3月は開いていない事を前日に知り、とりあえず何をしていたかというと、のんびりと過ごしました。家で映画を観たり、ペンタゴンシティモールやタイソンズコーナーへ買い物に行ったり。そして土曜日は去年の春から行こう行こうといいながら行ったことの無かったボルチモアのハーバーにも行きました。少しまだ肌寒かったけれど、天気は気持ちのいい快晴で、港に浮かんでいる船がキラキラ日光を反射してとても綺麗でした。ハーバーの一帯は、観光用のレストランやみやげ物が売っているお店の集まったモール、国立水族館、テロの次の標的かと噂されたらしいけど見た感じにはちょっとしょぼめの世界貿易ビル等が集まっていました。お昼ごろ車で到着してから、フィリップスというシーフードレストランの食べ放でランチをして、お土産を見ながらブラブラしていたら、ちょうど港の広場でトークのとても面白い大道芸人さんのパフォーマンスが始まっていたので、水族館の入場時間まで見ることにしました。これがかなり面白くて、実はファイナンスメジャーだという芸人さんはかなり多数の観客の心をガッチリつかんでいました。水族館は、しょっぱなから大きなエイの大群が悠々と泳いでいたり、目の怖い巨大なサメの水槽が出てきたりでびっくりしました。それから沢山の面白い魚やヒトデやタツノオトシゴたちを見て、イルカショーには間に合わなかったけど、水槽側から水中を泳ぐ可愛いイルカを見れたり、大阪で見た水族館にも負けず劣らずの迫力でした。

春休みだー♪

2006-03-10 16:42:44 | Weblog
ミッドタームおわたーーー。USヒストリーも何とか一夜漬けで受けて、AVT395のペーパーも教授のメールアカウントの調子悪さに振り回されながらもやけくそで提出したし、ダンスの実技も筆記もなんとか終了。HOPEさんも今日山場をこえたみたいで、バークシャー前で喜びの踊りを踊っていました。

ここから題名にちょっとそぐわないブルーな文章になりますが、しかしながら私の悠長すぎるともいえる性格には、いつも必ずどこかでつけが回ってくるものである。今週はふたつの大きなツケ攻撃にもろに直撃された一週間であった。それに比べたら、テストなんて可愛いほうだったかな。

どこかで私は、できるだけ早く卒業して就職しなければいけない、というあせりがあり、何のために?という問いに対しても、何だかわけも分からず自分を精神的に押してきたけど、今回の件で改めて自分の言動とは裏腹な行動の悠長さを身にしみて実感。こんな私に自分の何を履歴書に書けるんだろうと悲観的にもなってしまう。はぁ。でも、留学生という身分を期限ぎりぎりまでキープできるうちに、何かまたひとつ学ぶことで意味のあるものにしたいと思う今日のごろ。



芸術の宝庫ですっ転ぶ。

2006-03-03 15:30:23 | Weblog
今日は、ペインティングのクラスでNational Gallery of Artに行きました。パーキングに手間取り15分位遅れたけれど、東館にあるダダイズムのイグジビションの前で先生とクラスの皆に追いつきました。美術館での授業も、なかなか新鮮でよかったす。
まずダダイズムの作品を30分ほど鑑賞することになりました。先生のポーラ曰く、「Dadaism is refusal of any pholosophical significance」だそう。つまり何の意味も持たないということ。だから色々な作品を見てみても、モナリザの写真の切り抜きにペンでちょび髭が描き加えられている、まさに子供のいたずら描きのようなものが立派な額に入れられ飾られていたり、何のこっちゃという感じで、まぁ意味が分からないという点がダダの本質のようなものなので「これがアートなの!?」という反応でいいのかな、と思いました。何も考えずただ素直に作りたいものを作る、子供のような自由な発想で生まれる作品は、逆に言えばもっとも純粋なアートと言えるのかも・・・とも考えてみたり。それに関しては千差万別の批評はあるでしょうが、個人的には、次は何で驚かしてくれるんだろうみたいなちょっとしたワクワク感を味わえるので嫌いじゃないです。
それから今日の本来の目的である、ずばり次のプロジェクトで模写をするペインティングを探しに行きました。話は変わるのですが、アートメジャーというと何となく、おしゃれもろくに出来ず、ボサボサ頭で油の匂いと絵の具が染み付いた服でうろうろしている感じがありますが、実際平日は絵の具が付いてしまうので着たい服が着れないのです。よごしてしまった日には、またやった・・!という感じ。だから今日は美術館なのでちょっとばかりおしゃれをしてみようとブーツをはいていったのです。でもこのブーツ、美しいツルツルの床と全く相性が合わない。授業が終わった後靴擦れに疲れてフラフラ歩いていた時、見事につるっドテンとすっ転んでしまいました。クラスメートに見られなかったのがせめてものすくい。しかし、周りには少なくない人だかりが。恥ずかしさに穴があったら入りたい気持ちで起き上がろうとしたら、さすがアメリカ人対応がすばやく、左の警備員さんとカップルの男性の方がさっとささえてくれる。しかもお兄ちゃんのほうは、ナイスタイミングな日本語で「ダイジョーブデスカー?」と暖かいお言葉までかけてくれたり(まさか日本人が転ぶとは思ってなかっただろうけど)。アメリカ人のフォローはジェントルマンだなぁと感心しつつ、またひとつ思い出したくない恥ずかしい出来事を作ってしまったと、ちょっぴり切なくなったのでした。
結局、模写はダ・ヴィンチかモネを選ぶと思います。