In the Green Breeze

緑の風日記

燕岳、登りました♪

2011-08-14 00:51:18 | Weblog
先週の土日に、北アルプスの「燕岳」に登りました!

写真をアップします♪

中房温泉の登り口から出発☆
素人二人なので、団体さんの最後尾ガイドさんについていかせていただきます!




合戦小屋のスイカを食べたい!と思いきや、直前で突如の大雨。。。
スイカは下りに望みを託して、小屋では温かいお茶とスパゲッティで小休止。







さらに登っていくと、ディズニーにでてくる魔法使いのような、
プーマのマークのような不思議な気を発見!面白い!


雨が、天然のミストのようで気持ちいいです。
葉っぱが水滴に濡れて、キラキラとしています。




燕山荘(えんざんそう)が見えた!
600人収容能力のあるというこの山荘、この時すでに400人入っていたらしい。
噂のとおり山小屋と思えない立派な作りで、小屋のオーナーがホルンの演奏を披露してくれました。


夜になって、やっと空に雲の切れ目が。もうすぐ日が暮れるけど、
雨で小屋に閉じ込められていた人たちが、ぞくぞくと外に出てきて歓声があがっていました。
これは明日に期待できそう☆




熟練山ヤさんたちのテント泊の様子。
いつかやってみたいねー。




3時半起床。荷物は小屋において、フリースを羽織って燕岳山頂を目指します。
外に出ると、ガイドさんがその辺の皆をまとめて導いてくれました。
真っ暗で、足元がちょっと怖い・・・(笑)


山頂に到着!一番についたようで、まだ誰もいません。
空の色が、リアルタイムで変わっていきます。ご来光、見えたー♪




まとめて写真をご覧くださいませ。


小さい子供たちも、ひょいひょい登っているのです、この山。
確かにアトラクション要素多いので、楽しいだろうなぁ。


美しい花と、常に砂礫が動き、他の植物が生育できないような
厳しい環境に生育する事から「高山植物の女王」と呼ばれているコマクサです。
by wikipedia


岩のジャングルジムに登らせていただきました☆










小屋の前でお弁当をいただいて、いよいよ下山です。


燕山荘、ありがとうー。またいつかくるね!


念願の合戦小屋のスイカ☆美味しかった!


三角点を発見~。映画「剣岳」の世界です。


帰りに松本の銭湯へ行き、疲れを流します。
おつかれちゃんです!


燕岳は、白砂と、コマクサの緑と、オブジェのような面白い岩があり、
どこまでも歩いていきたい稜線の上に、人が集う温かい山荘がありました。
人生でもう一度必ず行きたい山です!



北アルプス、燕岳に行ってきます☆

2011-08-05 10:03:54 | Weblog
今日は夏休み1日目のお休みをいただき、
朝からのんびり部屋の掃除とシーツの洗濯をしている。

金曜日にお休みをとった理由は…
そう、今週末、故郷の岐阜県飛騨山脈、北アルプスに位置する
燕岳(つばくろだけ)に登るため。
(といっても山自体は長野県側らしい)

アクセスのいい丹沢や人気の富士山もいいが、
やっぱりこの夏一度は日本アルプスに登ってみたい!

むくむくと膨らんだ妄想はやがてほぺ氏の尽力によって
計画性を帯びはじめ、PEAKS、ワンダーフォーゲル、ヒュッテ
などメジャーな登山雑誌を片手にアルプスの情報を仕入れていく。

入門コースとしては、南アルプスの仙丈ケ岳、鳳凰三山、
甲斐駒ケ岳、北アルプスの燕岳などがあり、中でも雑誌の
写真を見たときに、わぁー綺麗やなー!と目を見張ったのが
燕岳だった。

眺望はもちろんのこと、夏は高山植物のコマクサの緑と、
白い花崗岩と白砂のコントラストが素晴らしいと評判で、
お花畑もあり、しかも途中の合戦小屋で食べられるスイカ
が絶品らしい!

燕岳の山頂近くに燕山荘(えんざんそう)という山荘があり、
そこで一泊すれば、登りも下りも4時間前後になり、山荘に
ついた後ゆったりできて、あせって遭難する危険性も低そう。

今回は初ということもあり、なるべくラクに登山を楽しみたい
ため、行きも帰りも余裕をもって新幹線利用!
予定はざっくりと下記のとおり。

8/5(金)
新宿駅 あずさ31号(19:00)- 松本駅(21:52)
松本市内1泊

8/6(土)
松本駅 - 穂高駅 - 中房温泉(燕岳登り口)- 登山 - 燕山荘
燕山荘で1泊

8/7(日)
燕山荘 - 燕岳山頂 - 下山 - 中房温泉 - 穂高駅 - 松本駅 - 新宿駅


無事に下山したら、こんどこそ写真アップします♪




冷静になって、考えてみる。

2011-08-01 23:00:16 | Weblog
小学校2年生の頃、近所の西山で、下り道が怖くて挙句に
6年生のお兄さんにおんぶしてもらって下り終え、情けなく
思った記憶がある。

実家が岐阜城のすぐ近くということから、これまた小学校の行事で
(どうして小学校は、遠足=山登りという発想なんだろう?)
丁度岐阜城の瓦替え作業があり、ナップサックに皆の名前を書いた
瓦を入れて、背負って金華山に上った記憶がある。

いずれにしても今となっては懐かしい思い出だが、幼い頃は
山といえば怖いしえらい(しんどい)、楽しさとは無縁のある種
特別な思い出であった。

そんな私が26歳になって初めて、ひょんなきっかけから高尾山へ
登ることになり、30ℓのバックパックと日除けのゴアテックス製帽子
を購入し、6月末に登った。

その2週間後、神奈川県丹沢の大山、鍋割山、塔ノ岳、また数年前
登った富士山へ2度目の登頂、その翌週は大山2回目と、初心者向けの
コースでありながらまさに山に「ハマる」1カ月だった。

最初は普段着にバックパックだったが、次第に身につける装備が
驚くほど重要で、しかも最近は若者向けに種類も豊富で高機能な
ものがたくさん出ていて、揃えるのも楽しいほどだ。

汗をかいても体を冷やさない速乾Tシャツに下着、キュロットとタイツ、
登山家の間で3種の神器のひとつといわれているトレッキングポール、
ニューバランスのスニーカーに中敷き、まだ使ったことないけど雨や
風から体温を守ってくれるウィンドブレーカーなど、身の回りの装備
は着々とそろい始めてきた。

また何といっても、山登りの最大の楽しさは、山上から望む
景観じゃないだろうか。富士山に登れば、遠くのアルプスや湖の上に
雲海が広がり、1時間ごとに姿を変える景色に目を奪われる。

また登山本にも書いてある通り、ルートを決めるにも、スケジュールを
立てるにも、装備を用意するにもすべて自己責任の上での選択、判断に
なるので、シミュレーション的な要素も加わる。

なぜ、山に登るのだろう?

つらい山道をひたすら登っていると、疑問は当然湧いてくる。
決して苦行が好きなわけではないし、それほどMでもないし、
どちらかというと、というか絶対行楽主義。
登った後の温泉とビールが楽しみだから、というのは事実。

昨日、剣岳という映画を見て、おぼろげで正確ではないけど
心に残った言葉があった。それは、剣岳登頂に挑む主人公が
改めて測量士として地図を作る意味を考えたとき、手紙で
同じ測量士の先輩が彼に伝えた言葉である。
「人は皆、生まれ育った場所、生きている場所が、日本の中、
あるいば世界の中でどんな所に位置しているのか、知りたい
と願っているのではないでしょうか それは、自分がなぜ
存在するのかということに繋がるからです」
「何をしたかが重要なのではなく、何のためにそれをしたか
が重要なのです」
これはなぜ地図を作るのか、という問いに対しての回答なの
だけれど、山に登るということそれ自体も繋がっているように感じる。

今は、まだまだビギナーのビの字にも達していないが、
もっとステップアップを目指して、完全に山で衣食住を背負って
歩くことができるようになるのが目下の目標。

山行記録もブログにアップしていきたいと思います!