世間はW杯で盛り上がってる最中ちょっと古い話題かもしれませんが、この前ダヴィンチ・コードの映画を公開当日に観てきました。評論家たちの間では"失笑"という話もありあまり期待せずいったけど、たしかにちょっとフーンという感もあったけど、実際世界中のキリスト教信者から猛反発を食らうほどの突飛な設定が、異教徒である自分にとってはただ興味深かったのでこの間本も読んでみました。そしたら、本のほうが断然いいと思いました。ちなみにもちろん日本語で読んだ(笑)話の本筋は映画と9割方同じですが、時々でてくるラングドン教授の黄金比の話やディズニー映画の裏話とかを読むとなんか神業的なマジックを見せられているようで面白かったです。あと、最後の終わりかたも本のほうが好き。ちょっとネタバレですが、映画だと最後に行き着いた教会で牧師さんの手引きによって村人たちがいきなりワラワラ出てくるシーンはちょっとうけた(笑)でも本には実際に存在したと言われている秘密結社や、今もあるオプスデイという団体も出てきたりあたかも本当の事のように裏づけ話が出てきたり、フィクションなのによく出来てると思いました。でも一番面白かったのは、レオナルド・ダ・ヴィンチの油絵にまつわる謎についてでした。今度そっち系の本も読んでみたいな。