野鳥見楽

野鳥を見て楽しみ、聞いて楽しみ、撮って楽しむ

カワウ・ウミウ

2024年02月15日 | ウ科

河口より500mぐらい上流の砂地にウが5,60羽ぐらいいた。川だからカワウだろうと思っていたらウミウも交じっていた。ウミウとカワウちょっと見ただけでは判別が難しい。ウミウの背中は緑光沢でカワウは茶褐色だ。さらにウミウの口角はとがっていて黄色部が狭いというように確認するには双眼鏡が必要になる。一般にカワウは内陸から河口に生息していて外海に出ることは少ない。ウミウは外海で生活していて内陸に入ることはない。ただこのように河口付近だと混群になることもある。鵜飼いで有名な長良川のウは体が大きくて丈夫なウミウを使っているのだそうだ。そのウミウは茨城県日立市十王町の伊師浜海岸で捕獲して、鵜匠に送っているようだ。

ここにいるのはカワウ。頭の白いのは成長に見られる繁殖羽だ

中央眼の後ろが白く口角がとがっているのがウミウ。周りはカワウ。

中央腹が白いのはウミウの若鳥、その右もウミウ。他はカワウ。