いまだに全く持って事業化されてない名古屋市営地下鉄金山線について書いていこうと思います。
この路線の計画の経緯については、Wikipediaなどに掲載されているので割愛します。
まず最初にですが、戸田-楠町間全ての区間で地下鉄を作る程の需要があるとは思えません。
また、この沿線においてはこれ以上莫大に人口が増えるとも思えないので普通に地下鉄を作ってもあまりメリットを感じません。
さらには近鉄名古屋まで直通する客が減る上に作った路線まで誰も乗らない赤字垂れ流し路線と化し、共倒れにもなりかねません。
これでは名古屋市も近鉄もやる気がない(と、言うより特に近鉄にいたっては興味すらない)も当然です。
そこで、思い切ってルートを変えて、さらには既存路線と並行する区間は駅を極力作らず、「急行地下鉄」にしてしまえばいいのです。
まず、ピンクが市が答案したルートです。
鶴舞から先、全区間で高速道路の下を通る事になります。開通した高速道路の地下を掘る事自体無謀なので管理人の頭の中からは完全に排除しています。
青がAルートです。集客効果重視のルートです。金山から先は上前津と栄に駅を作り、桜通大津のあたりまで大津通の下をくぐり、緩やかなカーブで名鉄瀬戸線に接続するものです。デメリットは久屋大通駅付近のアップダウンをどうするか、一旦桜通線の上を通り、そのすぐ北で名城線の下を、さらには名鉄と接続する部分がお堀の真下のためかなりの難工事になります。
オレンジはAルートの延長線上で、道路の下に車庫を作ります。(名城工場を車庫として移転復活)
名城線市役所駅の真下にホームを作ります。
名鉄に標準軌化を拒否されるなどして乗り入れを断念せざるを得なくなった場合、この駅を終点とします。
緑はBルートです。コスト重視のルートです。金山駅向田橋付近まで原案通りに進み、新堀川をスレスレで通り、名鉄栄町駅の真下に進むルートです。
途中に駅は作らず、金山から栄町までノンストップです。
茶色はCルートです。丸田町、または千早から先は上飯田線のルートそのまんまです。名鉄小牧線はかなり整備されてしまっており、犬山駅付近も3路線が入り乱れている状態のため、標準軌化工事困難、さらに平安通から南は名古屋市交通事業経営健全化検討委員会から工事の凍結が提言されたため、これも管理人の頭の中から排除しています。
(工事の凍結が提言されたのは既に開通している区間以外の「Aランク」全部で、金山線は「Bランク」で、事実上工事の凍結を提言される以前の問題ではあるが。)
次回は駅構造について投稿する予定です。
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