三回忌

2年前の今日は少し汗ばむくらい暖かくて、前の日から強い南西の風が吹き荒れていました。
この年は暖かくなるのが早くて、3月半ばでソメイヨシノが少し咲き始めていたっけ。

あの日、風が強かった朝。
ラルフが空へ行ってしまった日。


抱っこしたときの、歳をとっても体重はあまり変わっていないのに軽くなったような感触や、
いつまでも撫でていたくなる柔らかくて艶のあるこれぞゴールデン！という
きらきらの長い金色のコート。

「ラル」と呼ぶ私を見つめ返す優しくて可愛い笑顔。

隣にいると、いつでも「もっと撫でて！ボクの手を握っていて！」と言うかのように
いつも手（前脚）をだして少しでもその手を離すとしつこいくらいのお手攻撃。
だから私もパパもラルフが隣に居るときは、いつでも片手で何かをしなくちゃいけなかった

シャンプーしてもなんだかいつもワカメっぽい（笑）感じがしたラルフの匂い。

これからもずっと忘れない、忘れることなんてできるわけがない。


ラルフ、今日はきっと帰ってきてるよね。









うまうま用意して待ってるからね


「あむっ」　　ピンボケでもかわいいラルフ



スーパーでラルフのお供えバナナを買うときに、今日は久々にうるうるしちゃったな


プリンも買ってくれた？