なんか歌の「部屋とワイシャツと私」みたいなタイトルだけれど
貧乏ストーリーですよわははは 鍋が壊れたことにより、鍋と15年の付き合いになったことで
色々思い出したので書いてみます。
18歳、高校卒業してから6年間!犬の訓練所に住み込んで24歳で独立した。
小学校の作文には犬の訓練士になりたいです。と書いていたから結果だけみれば
夢を叶えたが、道のりは険しかった。学校の進路相談で「前例がないから解りません」
と言われたっけ自分で調べるしかなかった、そんなときバイト先のオーナーに夢を話したら
「いつも出前とってくれる人が犬で優勝して訓練でなんとか、かんとか言ってたから会ってきな」
こう紹介され、いくつか訓練所を見にゆき、見習い生として入れることになった。修行終えたことを報告に
バイト先にいったら私より喜んでくれたっけ 娘さんが私と1歳しか違わない、
娘が一人暮らし辞めてかえって
きたから、これもっていきな
そう言って食器とか箸とか沢山持たせてくれたっけ
この鍋は焼くことも煮ることもできて便利だよって
言ってくれたオーナーは、もうこの世にはいない・・・。
自分も自営業のオーナーは喜んでくれながらも、私がこれからが本当に辛い時期になることを
知っていたんだよね。だから段ボールから溢れるほど、生活用品をくれたんだと思う。
「よしえちゃん来ると、あいつ(奥さん)機嫌よくなるから、またおいで」って来やすいようにも声かけてくれた
オーナーにも、鍋にもお世話になったなぁ
独立したては、仕事はない=金はない=時間はある
こんな生活だった。遊びたいけれど遊んだらお金なくなる、そもそも無い
そこで考えた遊びが、ラジオ投稿ね
クイズに答えたり、お題にそってエピソード送るともらえるんだよ
プールのペア券
足のエアーマッサージ機
映画試写会
ワイン&地酒の試飲会
↑こんなの当てました
当たらないときでも読んでもらえると、嬉しかった。
お金にならなくても車で移動はあったから、それを利用してラジオ聴いたんです。
今思うと、どういう投稿が読まれているか、長さ(分量)順番(何を先に書くか最後にもってくるか)など
人のを聴いて研究したっけ(笑)今、話し方を伝える仕事もするけれど、この時期が役に立ってると思う。
そして貧乏でも遊びたいんだよ楽しい思いしたいんだって私もガッツにバンザイでしょ
お客さんからもらったビールのシールでTシャツ4枚と栃木和牛も当てたことがある
この和牛を焼いたのも、この鍋だった。
普段良いもの食べてないから、すぐ火が通ることに感動したのを覚えている(笑)お世話になってる
母に、「今日は振る舞うよ」って言えた時の高揚した気持ちと、これから一緒にやっていく主人との3人で
うまいうまい、おいしいねぇと分け合えたのがジュージューという音と臭いも手伝って貧乏ながら
楽しい想いでになっている。鍋の底の傷をみていたら、懸賞の和牛もこれで焼いたなぁと思いだした
今すごく幸せと感じられるのは、この時期があったからこそ
そして今の立ち位置に来ると
辛いと思っていた時期にも、幸せを感じられるんだと鍋が壊れたおかげで発見した。
鍋と貧乏と私愛するあなたの為~と
替え歌を口ずさみ今日を味わいます。
新しい鍋は火力が違う 今までの鍋さん、お疲れ様&有難う
鍋の写真を印刷して保存しておこうっとたまには昔を振り返るのもいいね
また何か出てきたら、書いてみまーっす
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