[間欠性跛行の原因](かんけつせいはこう)
「跛行」とは歩行障害のことです。足が痺れたり、痛んだりして
うまく歩けない状態になることです。「間欠性」ですから
ある程度の期間をおいて、跛行が出たり、消えたりします。
間欠性跛行の原因となる疾患は、主として3つあります。
➀腰部脊柱管狭窄症
腰椎の内部には、神経が通っている脊柱管があります。
この脊柱管が、加齢や重労働による負荷、脊椎の病気などにより
狭くなると神経を圧迫します。
②閉塞性動脈硬化症
動脈硬化により血管が狭くなったり、詰まったりして
血液の流れが悪くなると、細胞が酸素不足になります。
特に足の血管が動脈硬化によって血流が悪くなり
酸素不足になると、痛みや痺れを生じます。間欠性跛行が起きます。
この場合、動脈硬化は全身の血管に生じますから
冠動脈疾患(狭心症や心筋梗塞など)や脳血管障害
(いわゆる脳卒中 脳梗塞や脳出血など)を
間欠性跛行と併発することが少なくありません。
③閉塞性血栓血管炎
Buerger病(バージャー病・ビュルガー病)という難病の
症状が間欠性跛行です。
原因は不明ですが、手足の抹消動脈が細くなったり
血栓ができたりして血液の流れが妨げられ
細胞が酸素不足になります。
足の抹消動脈が細くなったり血栓ができたりすると
足に痛みや痺れが生じます。
[間欠性跛行の症状]
どの病気が原因となっていても、症状は共通しています。
➀歩くと足が痛くなる
立ち続けたり、歩いたりしているうちに、足が重くなり
痛みが生じます。歩き始めは、たいした痛みではありませんが
だんだん痛みが増してきて、歩けなくなります。
しゃがんだり、腰をかけたりして休むと、痛みが軽減されて
また歩けるようになります。
症状が進むにつれて、歩ける距離や時間が短くなります。
50m歩いただけで痛むようになったり、5分も立っているのが辛くなります。
今まさに私は この症状です
腰部脊柱管狭窄症のように神経が圧迫されている場合は
前屈みなると、脊柱管が少し広くなるので、痛みが軽くなります。
動脈硬化や血栓など、血管系の疾患が原因の場合は、歩いている時に
血液の流れが悪いので、足が冷たく感じることがあります。
病気が進行するにつれて、安静にしている時でも
足が痛むなどの症状が出るようになります。
いずれにしても、だんだん歩けなくなり、下肢の筋肉が萎縮したり
衰えたりして、慢性的な歩行障害に陥ります。
②痺れ(しびれ)が生じる
立ち続けたり、歩いたりするうちに、足に強張りや痺れが生じます。
しゃがんだり、座ったりして少し休むと、痺れや強張りが軽くなります。
③こむら返りを起こす
歩いたり、足の運動を行ったりしているうちに、足がだるくなり
疲れたように感じます。ふくらはぎに、こむら返りを起こしやすくなります。
時には、お尻や太腿にも起きます。(私は歩くと必ずなる)
「こむら返り」とは、ふくらはぎの筋肉が急に収縮して
激しい痛みを起こす状態です。いわゆる「足がつる」ことです。
ふくらはぎでよく起きますが、足の裏や指、太腿、首、肩などの
筋肉にも起きます。動いている時だけでなく、就眠中にも起きます。
こむら返りが起きた時は、ふくらはぎの筋肉が収縮しているので
足を伸ばすようにすると、解消できます。ふくらはぎとアキレス腱の
ストレッチを行います。足を伸ばして、つま先を脛(すね)の方に
曲げるようにします。
こむら返りは、普通一過性のもので、あまり心配は要りませんが
頻繁に起きる時は、間欠性跛行など重大な疾患と関係していることが
多いようです。
④原因となる疾患によって、独特の症状が出る
腰椎脊柱管狭窄症のように神経を圧迫されて間欠性跛行が起きる場合は
馬尾(ばび)神経の圧迫により、会陰部に痛み・痺れ・灼熱感を
生じることがあります。また、立っているだけで
痛みや痺れが出ますが、自転車に乗ったり
手押し車(シルバーカー)を使用して歩いたりすると
観光は電動カートか車いすでした。楽です。
間欠性跛行の症状が出にくくなります。
閉塞性動脈硬化症のように血管系疾患により酸素不足を起こして
間欠性跛行が生じる場合は、血管が詰まった部分から先の動脈の
拍動が感じられなくなります。
靴擦れのような些細なことから、足に潰瘍ができて
壊死することがあります。
壊死が進行すると、足を切断する場合もあります。
昼少しすぎまで マッサージがあるので 終わったら
速攻病院へ向かいます。曇りで雪の予報 寒いです。
ボタンやチャックのないズボンはいてかないと~
昨日 それで失敗して着替えさせられたので
今日は検査だけなので早く終わるかな?
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