北の大地の かあちゃん日記

北の大地のように逞しく 反抗期の孫育ては終了15年長かった。膝に人工関節 軽い脳梗塞にもなり頑張ってます。

怪獣小学校編2

2021年06月22日 | 怪獣達の事

 小学校高学年になると遊ぶ相手も

決まって来ますが サッカーやってたので毎日忙しく

土日は練習試合や 大会が入っていて 私も怪獣も大忙し

当時 怪獣はチビリンで細くて 回りはジャイアンばかり

部活でも どつかれてました。私の見てない廊下へ呼び出し

弱そうな子を 次から次に暴力をふうる問題児がいました。

参観日の話し合いには みんな(女の子の親)からも

名前があがるくらい ジャイアンでしたわ

 

その子にバックドロップをかけらて 頭が痛い首が痛いと

帰って来た怪獣 黙ってる私ではありません。

すぐ相手の家に電話しましたら お父さんが出ました。

事情を話 ママさんに変わってもらい体格差が激しいから

一つ間違えたら 取り返しのつかない事故になりかねないので

二度としないように言いました。解りました。

お願いですから担任には学校には話さないでくださいと

言われたので そうしましたが怪獣がやられる事はなくなりました。

 

小学1年から中学1年まで同じクラスだったAくん

おとなしい子で 優しくて なんか昭和の匂いがする子でした。

暖かい時期は 部活があるので なかなか遊べませんでしたが

冬など遊びに来ます。夕飯になっても帰りたがりません。

寒いので それに暗くなるのも早かったので

車で家まで送りましたら 家が真っ暗 お母さんいない?と

と聞いたら うん・・いつ帰って来るの?解らないと言います。

夕飯は多分食パンがあると思うと聞いてUターンしました。

家で夕飯を一緒に食べました。お母さん心配したら困るから

置き手紙を残して さすがに8時には帰ってるだろうと

送って行きましたが いません。真っ暗Aくんに家に入って

電気を付けるまで ば~ちゃん車で見ててあげるからねと言って

時には怖いと言うAくんに怪獣が付き添ったり

 

家庭の事情が複雑でシングルマザーでしたので

次女と重なる部分もあり 余計にAくんを可愛がりました。

最初の1~2年は 相手のママさんから なんのリアクションもなかったけど

さずかに3年目は 心を開いてくれるようになり

ほんの少し 皆と違うAくんでしたが怪獣は関係なく遊んでました。

所が 3年と4年に担任になった先生が まぁ~~使えないやつで

宿題は出さないし 授業参観見たら 黒板に向かってただ文字を書き

お経かと思うほど小さい声で ブツブツ 後ろにいる父兄にも

声が聞き取れないほどでした。参観日に当然 親達からクレームの嵐

 

やっと宿題出たら なんと6年生の問題 そりゃ~みんな習ってませんと

なりますよね。担任に聞いたら 奥さんに宿題手伝ってもらったら

この前まで6年生受け持ってたので 間違えました…やる気ゼロの

最低担任でした。 Aくんの事情は知ってたはずなのに

いや・・あの担任ならあやしいわ 単なる怠け癖だと思ったかも

ある日 これからいっさいAの事を手伝うな手を貸すのもダメだと

言われて帰って来た怪獣 私も確認しましたが そう言われました。

いやいや いきなり突き放して 一人でやってみろと言うのは

ダメでしょう。素人の私でも解るわ はい想像どうり

毎日忘れ物してきて担任に叱られる日々 Aくんは不安定になり

激しいチックになりました。家に遊びに来ても あまりにも

ひどいのでAくんのお母さんに担任に言われた事全部話しました。

Aくんのママさん怒りましたね~~すぐ担任と話したみたいです。

アホ担任は ただの怠け癖だと思ったらしく 違うわい

もう1度 勉強せんかい 過去最低の教師でしたね。

 

それからは今までと同じく 怪獣も手助けしながら

Aくんのママさんも 明日何を持って行ったらいいですか?と

LINEくれたりして 一緒に役員やったりして仲良くなりました

動物園に連れて言ったり ご飯食べに行ったり旦那もAくんを

可愛がってました。すると激しかったチックも治りました

それから1回も出ることなく小学校を卒業しました。

5~6年の担任の先生が素晴らしかったの

 

1番嬉しかったのは 私がインフルエンザになり寝込んでたら

大変でしょう?とA君ママから電話があり金、土曜と二日泊まらせるからと

家は二人ともインフルエンザになり終わったから大丈夫と言われ

部活の送迎もあるからイイですとお断りしましたが

送迎もしてくれると言うので 本当に辛かったので

お願いしました。2日間は ゆっくり体を休める事が出来

心から感謝しました 怪獣だけお泊りOKだったんです。

ママさんには いろいろ事情があり 片付けが出来ない

子供を置いて 夜遅くまで帰らないなど問題ありましたが

時間をかけて 心を開いてくれたので そこを大切にしながら

陰ながら親子をフォローしていきました。

 

中学になったらハードな部活で毎晩帰りは9時過ぎでしたので

全く逢えなくなってしまいましたが 無事に高校入学したと聞いて

安心しました。一生忘れないAくんとママさん

次女と怪獣に重なって 私には見えたもんですから

Aくんも怪獣も 就職見つかればいいなぁ~

いつか ひょっこり逢いに来てくれないかな?

 

 

 

 

 

コメント投稿はコメントの文字をクリックしてね

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 怪獣が小学校低学年の頃の話 | トップ | あの激痛だった尾てい骨の痛みは »

コメントを投稿

怪獣達の事」カテゴリの最新記事