ご家族が「認知症かな?」と思ったらまずは検査を
認知症は治るものではなく、徐々に進行していくもの。しかし、治療や関わり方しだいで
進行を遅らせることができます。 認知症ではないかと心配になったら
まずはお医者さんにきちんと診断してもらうことが大切です。
そのうえで正しい知識を得て、サービスや制度をうまく利用しながら、無理をせずに
長く介護を続けられる環境を整えていきましょう
認知症検査はどこで受けられる?
認知症の検査や診断は、病院や診療所、クリニックで受けることができます。
診療科の種類は、主に精神科や心療内科、脳神経外科、神経内科など。
これらの外来がある病院やクリニックでは、基本的にどの科でも検査が受けられますが、
もしかかりつけの医師がいるのなら、まずはそこで相談してみるのもひとつの方法です。
かかりつけ医は、これまでのご本人の経過をよく把握しています。
そこから認知症である可能性を判断したり、必要な場合は専門の病院を紹介してもらうこともできます。
最近では、もの忘れ外来や認知症外来という専門外来を設けている病院も多くなっています。
これらの専門外来では、日本認知症学会などで専門医の資格を取得した医師が診察していることが多いそうです。
認知症の検査にはいくつかの種類があります。
よく用いられている検査を中心に、どのようなものかを説明していきます。
◎長谷川式認知症簡易評価スケール <かかる費用:比較的安い>
長谷川式認知症簡易評価スケールは、国内でもっともよく使われている認知機能テスト。
簡単な質問をおこない、その答えでどのくらい認知機能が低下しているかを判断します。
質問の内容は、名前や生年月日を尋ねるものや、簡単な計算、記憶力を試すものなど。
答えが正確かどうかで点数が付けられます。トータルの点数が30点満点中20点以下だと、
認知症である可能性が高いとされています。
◎ミニメンタルステート検査(MMSE) <かかる費用:比較的安い>
MMSEは長谷川式と同様に、簡単な質問で認知機能を評価するテストです。
長谷川式よりも少しだけ質問項目が多く、22〜26点で軽度認知症の疑い、
21点以下で認知症の疑いが強いとされています。
◎ウェクスラー記憶検査(WMS-R) <かかる費用:比較的安い>
WMS-Rは、世界的に使われている総合的な記憶検査のテストです。
言語を使った問題と図形を使った問題が含まれており、これらに答えることで
記憶力や集中力、注意力などを評価することができます。
◎画像検査 <かかる費用:比較的高い>
認知機能テストの結果だけでは、認知症とは診断されません。
CTやMRIなどの画像検査で確認する脳の状態も判断の基準になります。
脳のどの部分がどのくらい萎縮しているかによって、認知症のタイプや進行度を見ることができます。
◎その他の検査 <かかる費用:比較的高い>
認知機能テストや画像検査以外にも、血液検査や尿検査などがおこなわれる場合もあります。
ほかの病気が影響している可能性もあるため、この検査は認知症以外の病気がないかどうかを
調べるためにおこなわれます。 どの検査をおこなうかは医療機関や医師によって異なりますが、
検査をおこなうときは「長谷川式認知症簡易評価スケール」などのテストに、
MRIなどの画像検査と血液検査を組み合わせることが一般的です。
あくまでも目安になりますが、費用は「約数千円〜2万円以内」と見積もっておきましょう。
姑さんを物忘れ外来に連れて行こうと思ったきっかけは毎月行ってる病院で
混乱?して 眼科がないのに騒いだそうで それで すぐ脳神経外科へかかってましたので
事情を説明したら そこの院内に物忘れ外来がありますから そちらへ回しますと言われ予約しました。
大丈夫であってほしいのが本音ですが・・・どう結果が出ても受け止めようと思ってます。
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