久しぶりに本を読んだ感想です。

朝からです。どしゃ降りの中の
ドックフードを買いに行って（もうなかったのだ～）
海外ドラマを見てましたが暇になり、この前買った本を読み終えました

←この本ですが・・・・
これを買おうと思った、きっかけがありまして
昨年の６月に一人暮らしをしてた父（純二伝説の主人公７０才）
珍しく父から葬儀保険に入りたいから、すぐに来てくれと
がありまして、友人が保険をやってましたので
すぐに連絡して、本当は友人も約束があったのですが
キャセルしてくれて、二人で父の家へ行きました。

その日暮らしのフーテンの寅さんみたいに自由奔放に
生きてきた父に貯金などあるはずもなく
前からそういう保険に入って、葬式代くらい
自分で用意してねと口をすっぱくして言ってきた私
こちらの事を当てにされても、お金ないんだからと言ってました。
何が気が向いたのか・・・やっと自分から入ると言い出したので
気が変わらぬ内にと、すぐに友人と駆けつけたんです。
それが生きてる父を見る最後になろうとは
考えてもいませんでした

無事契約も終わり・・・楽しそうにお喋りする父
友人と今度カラオケ行きましょうね～お父さんなどと
言われご機嫌な父でした。２時間もお喋りして
大笑いしながら、またね～と家を後にしたのが6月１日です。

一週間後に会う約束をしてたので、別に父の事は
気にもしてませんでした。次女が電話しても出ないと言いましたが
山に山菜取りにでも行ったと思ってました。
6日に仕事から帰ってくると警察から電話がありました。
お父様のご遺体を確認しに警察へ来てほしいと・・・・
何を言ってるのか、解らずオレオレ詐欺かと思ったほどです

よ～く話を聞いてみると何日もＴＶや電気が付けっぱなしで
おかしいと近所の方が窓から覗いたら父が倒れてたそうで
すぐに警察に電話してくれて、発見された時は
死後数日たってたみたいなので、今司法解剖してますとの事
その後顔を確認してほしいとの電話でした。
だって。。。数日前に会った時は、あんなに元気だったのに
信じられない思いで、すぐに夫や子供達に連絡して
警察署に向かいました。６時間ほど待たされたあげく
やっと父と会えました・・・・間違いであってほしいと
思いましたが・・・父でした・・・可哀想に目は開いたままです。
心筋梗塞で一瞬のうちに心臓が停止したのではとの事
暴れた形跡や、苦しんだ形跡がなかったのでと
司法解剖したお医者さんと警察の方のお話でした。
（司法解剖のお金は遺族が払います。高いです）
多分死亡推定日は６月２日の夜でしょうと
私と会った次の日です。よりによって
葬儀保険に入った次の日に亡くなるなんて・・・
そのせいも、あるのか私は個室で刑事さんに
軽く事情を聞かれました。

その後は、葬儀会社に連絡をして、あっという間に
葬儀も終わりホッとする間もなく
父が住んでいたのは市営住宅でしたので
すぐに明け渡さなくては、いけませんでした。
仕事をしてますので、休みも限られてまして
旦那と二人で必死で片づけて（長女も手伝ってくれましたが）
父一人暮らしとはいえ、荷物は相当な数です。
貴重品だけ残して後はゴミに出す事に
（友人の旦那さんも手伝ってくれて）
その仕分けが、また大変で嘆き悲しむ暇もありませんでした。
幸い北海道の６月は、まだ肌寒いので
匂いなどでご近所に迷惑かける事は、ありませんでしたが
精神的にも、肉体的にもかなり辛い事でした。
その後一ヶ月も体調を崩しましたよ
もし、私の所にも遺品整理屋さんがあったら頼みたかったです。
今思えば、捨てないで形見に取っておけば良かったと
思われる物もありましたし・・・やはり冷静ではなかったのですね。
ですから、プロの方のお仕事は、必要だと思いました。
こちらのブログから本になったそうで（社長が書いてるブログです）
http://blog.goo.ne.jp/keepers_real/
一度読んで見てください。
いろんな意味で考えさせられる内容です。


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