6月は父の命日がありました。

　空にいる親族が多くて　毎月命日があるような感じ

6月は父の18年目の命日でした。　父の好きだったビールなど

洋風仏壇へ　父が21才の時に私が生まれましたので

若い父親でした・・・父親らしい事は何もしなかったけど

若すぎたんでしょうね～親になりきれなかった人です。

自分の母親に（祖母）私を預け行方不明3~5年なんて

当たり前でしたわ。　せめて仕送りしてくれたらいいのに

全部自分の好きなように使ってしまい　祖母と私は極貧暮らし

そういう性格だもの　母とも私が生後半年で離婚するよね。

 

長い事　絶縁状態でしたが　私が結婚して子供が出来ると

孫を見に良く来ました。二人目の女の子で　がっかりしてましたけど

やはり孫は可愛かったらしく　遊びに連れて行ってくれました。

またフラ～～といなくり　田舎の温泉旅館で住み込みで働いてたり

また祖母の家に戻って来たりしてましたね。

自己中で我儘　俺が白と言ったら間違っていても白と言いとおす

頑固者　何度喧嘩した事か・・・ある日夜遅くに　病院から

電話があり　心筋梗塞で運ばれ　今はICUにいるので

すぐに来てくださいと言われ父65才の時

居留守を使おうとしたのに　旦那が病院行こうと言ってくれて

文無し　国民保険未納はあるし　何度役所へ行った事か

空へ逝きかけ　遺影まで作ったのに　不死鳥のように蘇り

 

心臓専門の医師がいる病院へ転院し　心臓のバイパス手術を受け

無事成功　医師に5年間は大丈夫ですよと言われましたが

まさか5年しか持たないと言う意味とは思わなくて

5年後の70才の時に心不全で突然死　幸い発見が早かったので

警察から電話が来て司法解剖されましたが　心不全でした。

ハリストス正教会で葬儀をあげ　父が住んでた市営住宅を

私と旦那が休み中に片づけ　引き渡さないと家賃がかかるので

5日間で必死に分別してゴミ処理場へ毎日運び　片づけました。

父が1円も貯金がなかったので自分達でやるしかなかった

しんどかったわ～～全部終わり　次の日から仕事がキツかった

お金があれば専門業者に頼めたのに・・・部屋は綺麗でした。

きちんと整理整頓されてたのが　まだ救いでした。

月に2回くらいは私の仕事場　写真店に顔をだしてましたので

逢ってはいました。5日後に会う約束してたのに・・・

自由奔放に　フーテンの寅さんみたいに生きてきた父

短かったけど　全国渡り歩いて　いい人生だったでしょう。

曾孫の怪獣の事は念願の男の子でしたので

すっごく可愛がってました　生きていたら長女の息子も

可愛がってたでしょうね。

 

 

 

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