百歳に向かってもう一度世界一周

百歳に向かってもう一度「歩いて世界一周」に挑戦したい。日中友好董存瑞育英基金を充実したい。富士登拝・・・

緑化協力・河北の旅(3)

2012-07-01 12:01:53 | 日中友好

 6月14(木)  平成17年1月1日より 2,731日目
        歩いた歩数      その距離
本日     12,001歩      8 ,401m
総計 38,207,811歩 26,745,468m
ドイツ・オランダ、ベルギー.、フランスパリを経てカレーに向かう、後 166,291m

 今日の日程 石家荘~易県~昼(歓迎宴)~植林~夜(感謝の宴)~2次会^~3次会

       
                易県植林地                       植林作業  

       
           私の木 ネーム入りで保存                 西陵    陵墓

 起床5:30 今朝も二人で市内の散歩。昨日の反対の方角にコースをとる。するとそこに公園があった。長安公園と云う。すでに大勢の市民が公園を巡ってウォーキング。私たちもその中に溶け込んで歩いたが、広い広い。流石中国は広い!大きい!と感じた。石家荘市には何回も来たが市内のど真ん中にこんな大きな公園があるとは聞きもしなかったし知らなかった。改めて中国人の懐の大きさを知った次第。

 朝食7:30 出発9:00 バスで易県に向かう。案内に河北省外事弁の亜洲局処長梁国揮氏が付く。彼は私が1990年にJSVの一員として来たことを知って居てしきりに私を【有名人】と持ち上げる。そのころは彼は若者で私が余程大人と見えたのかもしれない。

 バスに乗って居て気づいたことだが、高速道路が幾つにも別れていることだ、これは高速道路が網の目のように張り巡らされている証左だ。凄いことだ。一昨日のコースを逆戻りして涿洲から保定に入るものと思って居たが、知らない別の道で易県に着いた。二時間のコース。昼食はたっぷり一時間半。梁国揮さんが酒好きでゆっくり大量に呑んだ結果だ。

 植林の現地でバスを降りた時はフラフラだった。植林のための穴は既に掘られていた。松を立て、シャベルで土を入れて固めれば良いのだがシャベルが通らない。土がシャベルに付いて来ない。シャベルの縁に足を掛けて力を入れなければ土を掬えない。悪戦苦闘やっと何本かの松を立てた所でバケツが来た水を汲んで松の根基に呉れるんだが、水の元まで行くのが大変だ。まだ白酒が残っているんだ。参った!【休み休みやって下さい】と助け舟が出てホッとする。

 やがて、「気にいった植えた松を選んで立ってください。写真を撮ります。貴方が植えた記念の木として永遠に残ります」と。

 4:30植林作業が終わって5:00西陵の参観に向かう。易県は皇帝の陵に選ばれただけあって山紫水明の地、山は青く空は透き通った明るさだ。私は以前に来て観ているし、白酒の名残と植林の疲れで西陵巡りは楽ではなかった。これでもか、これでもかと案内されて辟易した。「天泰度仮村」というホテルに着いたのは18:52。これから宴会。

 歓迎宴は別棟の楼で開かれ、県長から小渕資金で計画された植林事業が6年の歳月で完成されたと感謝のことばで始まり、友好は永遠にと結ばれ、大宴会が始まった。ご機嫌になって呑んでいたところ、水っぽい白酒に気付いた。給仕の娘に「これが白酒か!呑んで見ろ!」と怒鳴った。すると梁さんが「私が言いつけたのです。先生は年配なので健康を気遣って…」と平謝り。差別された腹いせにみっちり呑んだ。終わりに茂木団長が荊軻の”風飄飄として易水寒し。壮士ひとたび去って又帰らず”と吟じて大きな拍手に沸いた。

                     

この後、ホテルを出て村外れの羊の焼き鳥「シシカバブー」で二次会。部屋に戻って3次会。流石の栗岩氏も酔いが回って本音が出た。 就寝午前1時。2時過ぎまで寝つけなかった。

 

 


緑化協力・河北の旅 (2)

2012-07-01 11:48:03 | 日中友好

  6月13(水)  平成17年1月1日より 2,730日目
        歩いた歩数      その距離
本日     13,594歩       9,516m
総計 38,195,810歩 26,737,067m
ドイツ・オランダ、ベルギー.、フランスパリを経てカレーに向かう、後 166,291m

               
                       石家荘の朝                        博物館広場で習字

 

起床5:15 ホテルの窓を開けると赤い太陽が顔を出した。ビルが林立し、しかもその屋上にクレーンが据えられて更に上積みする様相、嘗て石家荘市と長野市が友好提携した時代、「困ったことがあったら声を掛けて下さい。判らないことがあれば教えます」と兄貴分で居たが、この高層建築を見た限り、逆転は明らかだ。青年部長と散歩に出る。博物館前の通りでバケツに水を汲んだ老人が太筆で漢詩を書いていた。見事な書に立ち止まる。

 今日の日程 石家荘~刑台市内丘県の植林候補地の下見~百寿家園~河北省友好協会表敬~歓迎宴に臨む

          
              内丘県の植林予定地で                                  訪中団一行

 ホテル世貿広場酒店9:00出発、刑台市に向かう。車中「石家荘市は人口1020万、刑台市は670万内丘県は27万人」と説明があった。植林予定地の内丘県は雨量が少なく荒れ地で農産品の収入も少ないので、小渕資金での植林を希望しての立候補。計画と完成後の美林を真剣にアピール。近くの畑からキュウリを採って(盗って)来て大サービス。昼は白酒付の大サービス。

 これでホテルに戻るかと思いきや百寿家園の視察と言う。百寿家園は観光果樹園で面積は驚くなかれ670町歩という。広大な果樹園を移動車で回る。熟れた果樹がたわわに生って落果も目立つ。経営者を聞くと【村】だという。全くなってない。やがて杏園に着き、採り放題食べ放題というサービス。白杏は珍しく味も絶品だった。折から雷鳴が響き雨が降り出した。私たちは驚いたが現地の人達は大喜び。雨は滅多に降らないので大歓迎。しかし直ぐ止んでしまった。私たちが帰途についた、

 夜は河北省友好協会の歓迎宴。恒例の白酒だが、昔と違って一旦コップに注いだものを自分でカップに入れての乾杯。うれしい改革だ。料理は大きなテーブルの縁に並べられていて自動で回転してくる。これも気持ちがイイ。小渕資金による緑化協力という金看板を背負っての旅行なので正に【熱烈大歓迎】を受けた。

 宴会を終わってフロントに行くと、邢春さん夫妻が待って居た。早速部屋に案内。お土産交換。歓談。持参された白酒は67度。私たち飯山勢3人に布施さんを交えての2次会。布施さんと邢春さんは旧知の間柄で喜びも一入。話に花が咲いて遅くまで。


緑化協力・河北の旅 (1)

2012-07-01 11:17:11 | 日中友好

  6月12(火)  平成17年1月1日より 2,729日目
        歩いた歩数      その距離
本日       6,277歩       4,394m
総計 38,182,216歩 26,727,551m
ドイツ・オランダ、ベルギー.、フランスパリを経てカレーに向かう、後 175,807m

                   

 緑化協力・河北の旅訪中団は茂木団長以下8名で結成され本日中国河北省石家荘市へ向かって出発した。起床4時、4:50長野タクシーで羽田に向かった。早め早めのタクシーの出迎えに戸惑ったが、予定時間より早く羽田着10:50。

 出国手続きは順調に済み、13:50離陸。北京着17:20。入国手続きが済んで空港出発は18:37。北京市内は片側4車線の広い道路ながら折からのラッシュアワーに遭い、渋滞。一寸ヅリ。道路には自転車・バイクなど見当たらずバスと乗用車のみ。隣の涿州に着いたのは21:00。ここで大きなホテルで久し振りの中国料理。思い出は涿州市が北京の需要に答えるべく建設した大市場の高級顧問に聘されたことと大撮影所を観て廻った思い出だ。

 21:50涿州発、望都県でトイレ休憩。1990年北京~石家荘高速道路で望都~石家荘が完成したので未解放ながら乗り入れさせて貰った事。きのこの高圧殺菌の大型設備を持った工場と西瓜のような縞模様のある冬瓜の山積を見たことだ。石家庄のホテル着は予定では22:00が23:54。宿泊手続きをしていると邢春さんから電話が入った。ホテルで待って居たが23時半帰宅した、と。平謝り。世貿広場酒店は新築で豪華、15階7号室。就寝は午前1時を回っていた。


歳月人を待たず

2012-06-30 18:42:27 | 随想

 6月30日(土)  平成17年1月1日より 2,747日目
        歩いた歩数        その距離
本日     15,089歩     10、562m
総計 38,417,697歩 26,892,388m
ドイツ・オランダ、ベルギー.、フランスパリを経てカレーに向かう、後 10、970m

 アッという間に今年も半年過ぎた。まさに「光陰矢の如し」だ、幾つかの目標を設定して来たが、歩くこと以外これといった実績を見ることがないまま過ぎてしまった感じだ。特に日中友好育英基金の充実・拡大は進んで居ない。しかし今回の【緑化協力河北の旅】では新しいアイディアが閃いた。近く開かれる”はばきぬぎ”で披露して全員の合意を取り付け、実行に踏み切る覚悟だ。先日発注した貴重品が既に発送されたという吉報も来ている。はやく来い!

   歩 い て 世 界 一 周 

                                  (2012年6月30日現在)      

 

適 用

日 数

総歩数(歩)

平均歩数(歩)

総距離(m)

今 月

      30

     403,441

    13,448

    282,409

今 年

     182

  2,670,738

    14,674

   1,869,517

2005年から

    2747

  38,402,608

    13,963

 26,881,826

70歳の誕生日から

    6279

120,352,744

     19,168

 84,246,821

 

 

 


老大26会の親睦旅行 (2)

2012-06-29 20:59:54 | 老人大学

 6月29日(金)  平成17年1月1日より 2,746日目
          歩いた歩数       その距離
本日     15,125歩     10、588m
総計 38,402,608歩 26,881,826m
ドイツ・オランダ、ベルギー.、フランスパリを経てカレーに向かう、後 21532m

                
                        山代温泉 総湯                              朝倉遺跡で

                        
                                  一乗谷 ジオラマ

 山代温泉「ゆのくに天祥」5時の目覚ましで起き、朝のウォーキング。総湯をデジカメで撮影中、いきなり車を降りた方から冊子を渡された。私は何かの宣伝かと思い手を差し出すと、「地図です。参考に!」と言って去られた。一枚が山中温泉の地図、一枚は「加賀温泉郷周遊イラストマップ」だった。一瞬の出来事にあっけにとられてお礼も言えなかった。その地図を頼りに未知の街を歩いた。じわじわとその人の好意が身に沁みて来た。私の気持ちも燃えて来た。「朝起き三文の得」というがその人の好意で一日中幸せなムードで過ごすことが出来た。宿に戻ってみんなに披露して喜んでもらった。有難う!

 朝食後、バスで今回最大の期待【一乗谷朝倉氏特別遺跡】の見学に出掛けた。車中、突然頂いたマップの好意の話を広めて感謝の意を表した。

 一乗谷朝倉氏特別遺跡は期待以上の感動の連続だった。ガイドさんの説明が懇切丁寧を極めて明快なので録音して付いて歩いた。お蔭で一乗谷の細い地域に2千軒もの家が建ち、活気に満ちた街を作り一万人もの人が住み、時の将軍が2年も滞在したとか、将軍が住む為の環境も保たれていたというし、将軍は朝倉家の実力に脅威も感じて居たとか、その勢威の程が想像された。また400年も埋もれていた廃墟を掘り起こして復元した努力の結果、今尚100年計画で続行されていう。 感動と感激でいっぱい。この旅行を親睦旅行と称して来たが、これこそよい研修旅行だ。当番幹部の皆さんに感謝! 感謝!帰途につく。

 途中、加賀インターで下り、【月のうさぎの里】で昼食をとり、金沢の【近江町市場】でお土産を買い、無事帰飯した。私は後部宴会席に付いて大勢屯して市場で仕入れた「鬼殺し」という酒を酌み交わして来た。良い研修旅行となった。