8月10日 平成17年1月1日より日目 2,788日
歩いた歩数 その距離
本日 15,307 歩 10,715 m
総計 39,046,653歩 27,332,657m
ドイツ・オランダ、ベルギー.、フランスパリ.ロンドンを経てバーミンガムに向かう、後 51,211m
壊されたトランク 直ったトランク
パソコンでお金を払って注文したら品物が来なかった。だまされた。来た品物は見本と違っていた。などという話を聞かされたことがあるが、私は一度もそんな被害に会ったことはない。世の中、信用して仕事をすれば余りトラブルに巻き込まれることはない、と思って過ごしている。今日もこんな良い知らせがあった。留守に大きなダンボールが来ているというのだ。
ダンボールは西宮市から来たので直ぐ、「緑化協力河北の旅」で壊れて修理に出したキャリーケースだと判った。6月18日帰国して、保険代理店に報告して事故証明書を郵送すると、近いうちに宅急便がトランクを貰いに逝くので渡して下さいとの事。そして暫くして「クロネコヤマトが6月30日に行きますので渡して下さい。その際、キーなど大切な物は全て取り去って下さい」と言われた。
30日朝、私に留守にトランクを取りに来た。クロネコヤマトの従業員は「引き取りサービス専用」の「ご依頼主控え」を置いて行った。受付日・着払運賃・届け先に取り扱い支店・お問い合わせ伝票番号まで印刷されていた。それから暫くは何の連絡も無かったが、しっかりした「ご依頼主控え」があったので安心していた。
忘れた頃、修理先から修理費用9000円という通知が来た。その時、なんの意味か判らないが、取引銀行の口座番号を記入して返送するようになっていた。保険会社にその理由を問い質そうと思っていたが、土・日に跨っていたので、そのまま聞かずに郵送した。
訪中団の反省会でトランク事故の話が出たので、聞いていると、事故にあった経験のある先輩が、見積り金額が口座に振り込まれた。トランクはそのままになった、という。家に戻って銀行の通帳を見たが、振り込まれては居なかった。私のトランクは修理されて来るんだと思った。
今日届いたトランクは何処をどう修理したかさえ判らない程、完璧に修理されていた。新品でない証拠に旅行先のレッテルが幾つも張られていた。魔法使いが息を吹っかけて直したようだ。職人技に感服した。
早速修理先に電話した。「私は修理を依頼したものですが・・・」と言うと、電話に出た方は、苦情を言われると思ったか、かなり丁寧な口調になった。私が「修理は見事で何処を直したか判らない出来で有難うございます」と言うとホッとしたように「お礼の電話まで頂いて恐縮です」と喜んでくれた。県の友好協会と保険の代理店にもお礼の電話をした。先方もコチラも気分良い会話が出来た。