プロ野球、横浜ベースターズが元気だ。昨日首位にたち、今日は負けたものの、0.5ゲーム差の3位。リーグ戦の台風の目になっている。首位戦線は混戦し、まだまだ先は見えない。がんばれ横浜ベイスターズ。
能登半島地震被災地の石川県輪島市門前町で、農地の被害は水田に集中し全体の1割に達することが分かった。特に棚田が亀裂などで深刻な被害を受けている。例年なら5月の大型連休には始まる田植えのめどが全く立たない場所も多く、同町の基幹産業でもある米作への影響は必至。同様に棚田被害が出た新潟県中越地震では復旧に時間がかかるなどの課題が明らかになっており、能登半島地震でも将来にわたる影響が懸念される。
輪島市によると、町内の農地被害は131カ所で大半が水田。460ヘクタールの作付面積(06年度実績)のほぼ1割に当たる。水田全体に占める棚田の割合は半分ほどだが、平地にある水田より斜面にある棚田に深刻な被害が集中した。幅安代原深さ
中でも、地区では約(あんだいばら)4ヘクタールに被害が出て、40センチ、1メートルの亀裂ができたケースもある。棚田は面積が狭いため亀裂が全体に与える影響が大きく、土で埋めた程度では水を吸い込んでしまう。このため田植え準備はできず、このまま梅雨や台風シーズンを迎えると、土砂崩れも懸念されている。
棚田被害は、04年の新潟県中越地震でも問題化。水田のほとんどを棚田が占める旧山古志村(長岡市)では、同年に133ヘクタールあった水田は、05年に20ヘクタール、06年も30ヘクタールの作付けにとどまり、今も復旧工事が進められている。
輪島市の棚田としては、門前町から北東に約20キロ離れた場所にある「千枚田」(白米町)が有名。棚田を残す活動をしている千枚田には被害は出ていないが、特定非営利活動法人法人「棚田ネットワーク」(東京都)の高野光世事務局長は「耕作ができなくなると、棚田を放棄するお年寄りも増えるのではないか。後継者不在で次第に消え行く傾向に、地震が拍車をかけることが心配だ」と危惧(きぐ)されている。
輪島市によると、町内の農地被害は131カ所で大半が水田。460ヘクタールの作付面積(06年度実績)のほぼ1割に当たる。水田全体に占める棚田の割合は半分ほどだが、平地にある水田より斜面にある棚田に深刻な被害が集中した。幅安代原深さ
中でも、地区では約(あんだいばら)4ヘクタールに被害が出て、40センチ、1メートルの亀裂ができたケースもある。棚田は面積が狭いため亀裂が全体に与える影響が大きく、土で埋めた程度では水を吸い込んでしまう。このため田植え準備はできず、このまま梅雨や台風シーズンを迎えると、土砂崩れも懸念されている。
棚田被害は、04年の新潟県中越地震でも問題化。水田のほとんどを棚田が占める旧山古志村(長岡市)では、同年に133ヘクタールあった水田は、05年に20ヘクタール、06年も30ヘクタールの作付けにとどまり、今も復旧工事が進められている。
輪島市の棚田としては、門前町から北東に約20キロ離れた場所にある「千枚田」(白米町)が有名。棚田を残す活動をしている千枚田には被害は出ていないが、特定非営利活動法人法人「棚田ネットワーク」(東京都)の高野光世事務局長は「耕作ができなくなると、棚田を放棄するお年寄りも増えるのではないか。後継者不在で次第に消え行く傾向に、地震が拍車をかけることが心配だ」と危惧(きぐ)されている。