独り言

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真の国民のためとは何か?

2008-08-08 05:48:38 | Weblog
国民にとって、何が一番大切なことか?それは、日々の暮らしが安心してできて、老後の不安なく、老後も安心して暮らせる世の中である。いつのころからか、日本は海外に工業製品を輸出して、農産物など食料品を輸入するようになった。その結果、学校給食にパンが出ていた結果として米の需要が減り、余れば食糧援助にまわすでもなくいたずらに減反政策を続けててきた。乳牛・国産牛など農産。畜産。漁業などすべてである。

次に、ある記事を了解なく引用させていただきますが、ご覧になっても事後承諾ということでお許しください。

定例記者会見より
 7月31日(木)……見より「熊本県のダム視察について」

 この数日九州に出かけておりました。同行していただいた方もいたのでご承知の方もいると思いますが、ひとつは熊本県で河辺川ダムについて、また球磨川の撤去予定の荒瀬ダムについて、とくに荒瀬ダムについては現地を見てきました。その上で蒲島新知事とも懇談し、私のほうからはくれぐれもお役所の口車に乗せられないように、過去の経緯もしっかり見て判断されたほうがいいですよということを、以前から知っていた方なのでアドバイスの気持ちで申し上げておきました。
 とくに私が気になったのは、かつて荒瀬ダムの撤去について熊本県と国土交通省が10回にわたって話し合っている。しかし話し合った中身についての資料を出せといっても国土交通省は何も出しておりません。また知事のほうはそういうことがあったかどうかを必ずしもご存知ないわけで、知事も就任されてまだ間がないわけですが、本当に知事が言われているような意味なのか、それとも荒瀬ダムを残したい、河辺川ダムを造りたいという人たちがシナリオを書いてそれを知事に吹き込んでいるのか、知事になったからといって本当の資料が出てくるわけではありませんから、しっかり過去の議論も聞かれたほうがいいですよと、そのあたりについては私の経験も含めて申し上げておきました。
 またこの視察の中で酪農の現場を見てきましたが、事実上生産費をまかなえないような乳価の状況だと。買い上げる価格を上げてくれと言っても価格を上げると売れなくなるからということでメーカー側が価格を抑える。一方牛が食べる配合飼料をメーカーが売っているわけですが、そちらはコストが上がったからといって容赦なく値上げをしてくる。つまり牛に食べさせる飼料は値上げしながら、牛から絞られる牛乳の乳価は低いままに抑えられている。結果としてほとんどやっていけない状況。
 しかも漁業のように出漁を一時見合わせることは、生き物を相手にしているわけですからできない。つまり今日一日は仕事を放棄するということはできないし、牛にエサをやらないわけにはいかない。あるいは乳を搾らないと牛が困るわけです。漁業の皆さんが出漁を中止する形で自分たちの窮状を訴えていることに対して、酪農の皆さんはそういう手段すらとれないということで大変困っており、いまの政治の無策に対して非常に憤っておられました。
 農業・林業・漁業・酪農それぞれの分野でいまの政府のやり方では生産者にとってもまったくやっていけなくなっているという実情もあらためて見て聞いてきました。

アメリカ・ヨーロッパみんな農産物等に補助金を出して自国の農業等を守っているのに!日本は?農業予算はあっても、農家のためでなく、そこで利益を上げる他の人のための予算みたいだ?