独り言

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自然災害と人類

2008-08-16 06:02:59 | Weblog
自然災害、ついてに地震について興味深い考えがある。それは人口が少ないときは、人は地形的に見て一番生活しやすいところに住んだだろうと言うことだ。そして、人口が多くなり、生活も一変すると、まず安全な土地に住んだだろうと言うことだ。それは長い間の言い伝えや経験則から導き出されてきた。近年になって、住宅が自分で作るのではなく、それを作ったりする人が現れると職業として成り立ち、住宅も立派にできてきた。しかし、忘れてならないのは、まず土地を大規模に売り出すとき、まず、売れそうな土地から売られるであろう。つまり最初は売れやすい、駅から近いとか、バス便があって便利な土地を売ったほうが儲かるからそういうところらから売り出される。そして不動産業者が大もうけをたくらむとき、山を崩したり埋めたりして地盤的に弱い土地も売り出す。そして、最もひどいのが、皮の一部と思われる土地を 土・かたちばかりの よう壁で体裁をとった土地は震度5程度の地震でも土地が崩れ、家が壊れる恐れがある。そんな建売買った日といませんか。さて、近年地震災害や洪水等の被害が多く見受けられるようになったのは、今まで住むのに不適合な土地に、人口増加によって移り住む人が増え、その結果、自然災害の発生件数は変わらないのに人類が被害にあっている件数が多くなっているのではないだろうか。確かに、宮城県・岩手県の地震の被害地域は戦後移り住んだやせた土地で、今まで人が住んでいなかったところである。そういった山間部は実は、地震による土砂崩れが、被害がおきやすいところである。外国で水害等にあっている例を見ると、やはり今まで人が生活してこなかった土地に貧しい人たちが移り住み、被害にあっている。こうしてみると人口増による開発には、実際自分が住むとしたらどうかを文献等で調べてから出ないと、結論は出せない。自然災害に対して視点を変えて考えてみるとこういう考え方もできる。