![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/97/c004ce99c72b819d2e3a948cd4b789c1.jpg)
3.5Mhz用スーパーラドの調整が完了した。 その結果は以下のnanoVNA画像で判断してくださいね。
調整したこと:
・固定シリンダ長=18㎝。 シリンダ直径=90㎜。
移動シリンダは後の調整のため保存。 サイズは固定シリンダと同じ。
・メインコイル Lanケーブルの2本ツイスト線をばらした1本φ0.4㎜、
塩ビ被膜線を70回スペース巻。ピッチは2㎜。被膜線は単線の純銅線。
・リンクコイル 1.5D-2Vを4回巻き
・純伝送線路トランス パッチンコアにツイスト線を7回巻きを2段、
インピーダンス変換比1:4を使用。 1:9では下がり過ぎ。
結果:
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6f/fb/934e912ce6e08a4185f31cdd81acd97f.jpg)
リンクコイルの巻き数と純伝送線路トランスの段数の組み合わせで整合調整した。
もう少しVSWRを下げたいが、まあ、こんなところでしょう。 帯域幅は他のバンドに比して非常に狭く、約70KHzしかないが、一応3.5MHz帯をカバーできるので調整はここまでとする。
無線機SWRは下記: CMCは無し、テストはアンテナ直下、1m同軸ケーブルを使用。
@3.503Mhz 2.5 CW帯
@3.538Mhz 2.0 SSB帯開始
@3.574Mhz 2.9 SSB帯終了
これまでやってきた各種の調整は下記のとおり;
1.2本ツイスト線 70回密巻き、純伝送線路トランス1:4 OK
2.1本ツイスト線 70回スペース巻き、純伝送線路トランス1:16 OK
3.1本ツイスト線 70回スペース巻き、リンクコイル4回巻き、純伝送線路トランス1:4 OK (今回)
4.1本ツイスト線 70回スペース巻き、リンクコイル3回巻き、純伝送線路トランス1:9 OK
結局、上に揚げるものの総重量に鑑み、上記 2.が最も簡易に上げられるのでこの形で使うことにした。
以上、完了で~す。