アンテナの一種にコブラアンテナというのがある。
快適無線研究所から拝借したコブラアンテナの説明図が下記である。
右クリックで新しいタブで開くと大きく見えます。

これってどこかで見たことない? 自作したアンテナの同軸ケーブルにCMCを挿入すると、仕組みとしては上記のようになるんじゃないかな?
更に調べてみると、以下のような説明図も見つかった。
マイクロバートアンテナである。




細かいことは調べてはいないが、ワシが作ったスーパーラドの構造は以下のようになっている。 このアンテナを使うためには、SRAのアンテナ側からインピーダンス測定やらインピーダンスマッチングやらを一生懸命に調整し、マッチング回路なんかを考えたりしてやっとこさで調整をするのである。

最後にCMCを入れる。 そしておもむろに使いだすのである。
穿った考えかも知れないけど・・・このSRAの構造図をCMCを中心に眺めた場合、上のマイクロバートやコブラアンテナに近いものを感じないか?
つまり、一生懸命にSRAを製作して調整して、いざ使おうとしてCMCを間にいれたとたんに、そのアンテナシステムはコブラアンテナの定義と合ってしまった。 SRAだと思って使っているのに、実はコブラアンテナとして働いている。 同軸輻射がどうのこうのという議論はこんなところから来ているのかも。 このような議論から脱却するには、CMCを同軸のどの位置にいれるかを十分に考える必要があるみたいですね。
なにか、アンテナの怪談みたい・・・