アンテナを調整してしばらくQSOしていたが、今朝無線機を立ち上げて送信しようとしてPTTを押したところ、Hi-SWRが表示された。
SWRというのはStanding Wave Ratioといって交流の伝送線路における進行波と反射波の関係を示す数値であり、これが3以上だと無線機の送信回路の最終段を守るために保護回路が働く。 保護回路が働くとHi-SWRだよって表示されるのである。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/9c/bc0cb1269fec29b9dca393d68d33a82c.jpg)
あれ~、アンテナ調整をしたばっかりなのに・・・おかしいにゃ~???
で、無線機と同軸ケーブルの接続部をチェックしたのでした。
すると・・・
この無線機、アンテナコネクターはMコネクタのメス(UHFネジ)になっている。 ワシャMコネが嫌いなので、アンテナの同軸はすべてBNCオスで接続するようにしている。 そのため、MコネメスとBNCオスの間に、Mコネオス+BNCメスの変換コネクタをかまして同軸を繋いでいる訳だ。
アンテナのテスト・調整のために何度もBNCコネクタを外したり取り付けたりしている間に、このMコネ同士のネジが少し緩んだんだな。 その緩みの部分で反射が起こりSWRが高くなってしまった、という訳だな。
コネクタ不良、接続不良、半田付け剥がれ、インピーダンス違い、アンテナ構造、等々、実に色々な原因があるもんだな、Hi-SWRには・・・
Mコネ・・・嫌い!