前回は切り芝を敷いて終わったところまででしたね。 切り芝は1週間で既に新芽が1~2㎝伸びている。
あえて市松模様を選んだのは、切り芝の費用を抑えるのみならず、半分残っているケンタッキー ブルーグラス サドンインパクトとの混植を狙ったものだ。 芝の種は雨が降ると大半が流れてしまって予想に反した場所で生えたりする。 それを防ぐために切りわらなどを上からかぶせたりするのだが・・・今回は切りわらも、雑草の枯草もない。 市松模様の切り芝が雨で流れる種のストッパーの役割を果たすことを期待している。
種を蒔く前に、庭の隅にイモ畑を作る。 周囲を歩き回るので種まきは最後に行う。
イモ畑の場所には建築業者が、主としてガレキを埋めた場所に当るらしい。 でかいコンクリート片、砂利や石がごろごろ出てくる。 そのほかスペアリブの骨だとか・・・倅がBBQをやったらしい残骸が埋められておりました・・・
サツマイモには柔らかい土のイメージ・・・ 以前使った土ふるい機の出番です~!
深さ約25~30㎝ほど土を掘り出しました。 休み休みやらないと体が反応しない・・・ やはり目安は石と砂が半々くらいの感じに別れました。 それから埋まっていた雑草の根っ子が半端じゃない。 写真には石が少ししか映っていないが、量が多いので既に道路際のブロックに沿って並べた後だから。 石が山になるとふるっている間に砂の側に混ざってしまうので随時処理せねばならないのです。 こちらを掘っては石を別の場所に埋めたりして、まるで、狭い庭の中で石をあちこちに移動させているみたいだ。 次に掘る時はまた石がでてくるかも・・・
出てきた石と根っこは道路際のブロックの後ろ、畑の横に積み上げだ。 もう埋める場所がないよ~・・・
イモを植える畝を4本作って黒いマルチングで覆った。 マルチング用のビニールは近くの農業好きの元校長先生からもらった。 マルチは買っても安いものだが一巻きで100mとか200mとかが一単位だ・・・買ったら無駄になるものは、なかなか買えない・・・
さあ植えるぞ~・・・イモの苗。 植え終わったのが下の写真です。
サツマイモの苗って、すぐに売りきれてしまうことが多い。 コスト的には苗10本で3~400円程度のもの。 ワシがビバホームに行ったときにはこの苗が無くて、苗とり用マザーボット苗¥240というのしかなかった。 苗とり用っちうのは、単に弦を延ばさせて、カットして苗をとるためのもの。 普通の苗を伸ばして枝をカットしても苗は取れるんだが・・・ 家庭で苗をつくることもできる。 おいしいと思ったサツマイモをいくつかに切って植えておくか、水に浸して日向に出しておけば、イモから芽がでてツルになる。 約1か月前くらいからやらないと適期に得られないので、結局買うのが一番タイミングが良いことになる。 ・・・ところがすぐに売れきれる。
上の写真では、苗は6本しか植わっていない。 マザーボット苗だから・・・
畝は4つで1畝に4本植えられるから16本の苗が必要。 マザーボット苗からつるが伸びたらカットして植えることになる。 5月の中ごろにはつるが伸びているだろうから丁度良い。 そのときは親苗は引っこ抜いて、カットした苗に植え替える。 親苗は先端に根が付いているのでイモが沢山つかないから。
苗1本でイモ4個が取れるとすると・・・16本の苗からは・・・64個のイモが取れる・・・
とらぬ薩摩のイモ算用?
つづいて、芝の種を蒔いて、熊手で土を十文字にかじって覆土。 その上を足で踏みつけて軽く散水。 あとは雨を待つだけだ。 気温20度なら5日程度で芝は発芽するはずだ。