本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

真剣士の話。

2014-04-16 12:29:17 | 囲碁・将棋
今日もまた囲碁・将棋の話であるが、《真剣士》とは「真剣勝負をしている人」という意味で、つまり刃物を持って戦う人ではなく《賭け将棋》で小遣い稼ぎをして食べている人のことを指すのである。囲碁にも真剣士はいる。勝負事であり賭け事だから、いつも勝つとは限らないわけだが、そんなことではなく「これだ!」と睨んだ当面の相手から有り金全部を(?)毟り取ってしまうのが最終目的だから、相手をその気にさせ賭け事にのめり込ませるために、最初はわざと負けたりするのも勝負師の重要なテクニックの一つである。囲碁だと《目碁(めご)》と言って《1モク10円》とか《1目幾ら》で賭け碁をすることが多い。この場合など最初のうちは2~3モクとかの小差でわざと負け(自分が熱くなっていると相手に思わせておいて)どんどん深い高額な勝負に引き込み、最後成功すればその相手から大金をせしめることになるわけである。 . . . 本文を読む