本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

石破にとっては「勝負の夏」か?!

2014-07-30 15:32:44 | web・メディア
     勝負の夏になりそう/(C)日刊ゲンダイ:2014年7月28日
 腹の探り合いも…石破幹事長に問われる「安倍降ろし」の覚悟

 「9月第1週」と報じられた内閣改造と自民党役員人事。注目を集めるのは石破幹事長の処遇だ。ポスト安倍の最右翼とされる石破が閣内に取り込まれるのか、それとも安倍と距離を置くのか。石破の覚悟によっては、党内にくすぶる「反安倍」の動きにも影響を与えかねない。

 石破は先週24日に首相官邸で安倍と昼食を共にしながら約1時間にわたって会談した。2人は今度の人事を巡って互いの腹を探り合ったようだが、内閣改造に向けて、まず先にカードを切ったのは安倍サイドだ。

「例の安保法制担当の大臣を新設する方針ですよ。集団的自衛権の行使容認について、これから来年の通常国会に提出予定の関連法案を具体的に詰めなければならない。首相が安全保障に詳しい石破氏に『おあつらえのポスト』を用意したように見えますが、本当の狙いは“石破封じ”でしょう」(ある自民党議員)

 安保法制の本格審議は来年4月の統一地方選の終了後となる見込みで、審議時間も長期戦が予想される。

「来年9月の総裁選の時期まで審議が終わらなければ担当大臣はポストを投げ出すわけにはいかなくなる。法案成立前に次期総裁への意欲を示せば『無責任』のそしりを免れませんからね。それこそが首相の狙いで、安保法制に石破氏をクギ付けにして次期総裁選への出馬を封じ込めようとしているのではないか」(前出の自民党議員)

■幹事長留任も“茨の道”

 石破周辺も安倍の意図を見透かし、「幹事長に留任すべき」という声も上がるが、それも“茨の道”だ。石破に近い政界関係者が言う。

「秋以降の福島・沖縄の両県知事選は連敗必至で、来年の統一地方選だって苦戦を強いられそうです。幹事長として負けが続けば『選挙に弱い』というレッテルを貼られ、“党の顔”としての資格を失いかねません。本気で石破氏が総理のイスを狙う覚悟なら、今度の人事は『無役』となって、今から『安倍降ろし』に備えるべきですよ」

 石破にとって覚悟が問われる夏となりそうだが、暴走首相の次を狙うのは「よりによって軍事オタクしかいないのかよ」という気もする。

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 これは日刊ゲンダイの指摘する通りで、既に過去の総裁選で一敗地に塗れている石破にとってはここが正念場、ここが思案のしどころで、このまま安倍の後塵を拝したまま政治家人生を終わるのか、それとも「男として」安倍に一矢報いんと「一度はすわってみたい総理の椅子」をあくまで目指すのか、今その二つに一つの岐路に立たされているのが石破であるが、正直言ってどちらの道も険しいだろう。これで自民党が分裂騒ぎでも起こしてくれたら私には喜ばしい展開だが、「分裂」などという事態は党内に「活力」が残っていないとなかなか実現に至ることはないのである。

 自民党内の力関係で、つまりは誰がいつどう動くか、或いは動かないかで、石破の処遇も(「私は用済み」と自嘲する)野田聖子らの処遇も決まると見るのが普通の見方だろう。安倍ポンがなんとかこのまま党内を固めて押し切り「第三次安倍内閣」を実現し得るか、それとも党内刷新派の糾合に成功した石破が見事安倍ポンを退場させ得るか・・まあ私はあんまり興味はないけれど、これが日本の近未来にまるで無関係というわけでもなさそうである。安倍は今度退場したら「次」は二度と来ないのだから、本人がどこまで「健康」なのか私は知らないが、体力の続く限りの「続投」は本人望んでいる筈だ。追いかける石破にしても安倍と同世代なのだから、まごまごしていたら「あんたの出番は終わったね。はいご苦労さん♪責任とってね」と「仲良くご退場」させられてしまいかねない状況だ。
 
☆ここでさて「野党勢力」ったってねえ、私がいつも言うように「A級戦犯=民主党」にいつまでも頑張っていられたんでは立つ瀬がないだろうと私は思う。

☆そしてこれは毎日夕刊から。 ↓

内閣改造:首相、幹事長交代を打診 石破氏に「安保相」要請
毎日新聞 2014年07月29日 東京夕刊

 安倍晋三首相が9月初旬にも行う内閣改造・党役員人事で、石破茂自民党幹事長に対し、幹事長交代と新設する安全保障法制担当相への就任を打診していたことが29日、分かった。石破氏は首相に難色を示したため、調整は難航する可能性がある。

 関係者によると、首相は今月下旬、石破氏に対し「安保をやるなら石破さんしかいない」との考えを伝えた。ただ、首相は「これから来春の統一地方選などがあり、地方を歩けるのは石破さんしかいないと思う」とも述べるなど、幹事長続投も考慮する発言もしており、打診には石破氏の意向を探る意味もあったとみられる。

 首相は安保政策に精通する石破氏の起用で、来春の通常国会での安保関連法案をめぐる審議を乗り切りたい考えだ。

 今後の衆院の解散・総選挙に向け、首相と距離の近い人物を幹事長にあてたいとの判断もあると見られる。石破氏に近い関係者は「閣内に取り込まれ、党総裁選での動きが封じられるようなら断るべきだ」と話している。

 石破氏は29日午前の記者会見で「主義・信条として首相と話したことは話すべきではない」と述べるにとどめた。安保担当相については「(ふさわしいのは)安保政策に精通した方ということに尽きるが、誰が望ましいかは首相の人事権に干渉することになる」と語った。【高橋恵子】

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 以上引用終わり。


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