「政権交代は必ず景気後退」首相が民主批判 6月29日21時23分配信 読売新聞
麻生首相は29日の参院決算委員会で、民主党が無駄遣いの根絶や埋蔵金の活用などで20・5兆円の財源を確保できると主張していることに関し、「予算の分類を変更しただけで財源が捻出(ねんしゅつ)されるがごとき話をしているが、そんなことはあり得ない。政権交代は必ず景気後退になる」と批判した。
自民党の西田昌司氏の質問に答えた。最終更新:6月29日21時23分 読売新聞
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自民、鳩山氏を徹底追及へ=「故人献金は違法行為」
6月30日21時8分配信 時事通信
自民党の細田博之幹事長は30日夜、鳩山由紀夫民主党代表が故人の名を個人献金者として政治資金収支報告書に記載していた事実を認めたことを受け、都内で記者団に「亡くなった方が献金するわけはない。どういう実態かしっかりと説明していただきたい。法律上は違反行為であるのは間違いない」と批判し、鳩山氏を徹底的に追及していく考えを示した。
また、自民党の菅義偉選対副委員長も、横浜市内で記者団に「野党の代表としてあるまじき行為だ。脱税も予測されるから国民に説明すべきだ。国会での参考人招致や証人喚問を含め、当然説明してもらう」と述べ、国会の場で鳩山氏の問題をただす方針を強調した。
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2009年7月2日 01:20 知事、熊本市長不参加の意向 首長連合
蒲島郁夫知事は1日の定例会見で、衆院選を前に大阪府の橋下徹知事が呼び掛けている首長グループについて、「全容が分からないので簡単に判断することはできない」と述べ、現時点で参加はせず、当面は活動を見守る考えを明らかにした。熊本市の幸山政史市長も6月30日の会見で参加しない意向を表明した。
蒲島知事は「地方分権を掲げた行動に共感を覚えており、誘われもしたが、目的や活動の方向性が明確ではない」と理由を説明。衆院選で支持政党を表明するかどうかについては「任期中、特定の支持政党を表明することはない」と述べた。
幸山市長も「地方分権をさらに進めていく意味では大いに賛同する。ただ、これまでどの政党とも距離を取ってきた政治姿勢を大事にして、参加することはない」と話した。 =2009/07/02付 西日本新聞朝刊=
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橋下知事の「今が(地方分権を国に認めさせる)最後のチャンスだ」というもの言いも根拠が薄弱であるというか、ないに等しい。まず原則日本国が続く限り「最後」などということはあり得ない。①衆院選で自公がかろうじて政権の座に踏み止まり②尚かつ来年の参院選でも自民の失地回復がなると決まっているのなら、確かに今回の衆院選が(当分)最後のチャンスという言い方も或いは可能と思われるが、それら両方が実現する可能性は極めてレアケースと言ってよく、まして今回仮にも一旦「政権交代」が成ったなら、「地方分権」のチャンスは今後何回でも波のように押し寄せ得るだろう。つまり、この橋下提言は「自公政権存続」が大前提であると言い得るのである。
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鳩山氏献金問題、与党が本格追及へ
2009年7月2日1時20分 『朝日新聞』
民主党の鳩山由紀夫代表の政治資金管理団体の収支報告書に、故人や献金していない人の名義が記載されていた問題で、自民、公明両党は1日、「鳩山民主党代表の個人献金偽装問題」プロジェクトチーム(PT)を立ち上げた。自民党役員人事などで迷走した与党は、鳩山氏の献金問題の責任を追及し、反転攻勢に転じたい考えだ。
麻生首相は1日夜、鳩山氏の献金問題について「説明としては、すごくちぐはぐなような感じがした。何となくおかしいなという感じがする」と記者団に語った。
自民党の村田吉隆・国会対策筆頭副委員長は1日のPT後の会見で、30日の鳩山氏の説明について「言い逃れに終始し、なぜ個人献金に偽装しないといけないのか、まったく理由が分からない」と批判。さらに「(鳩山氏の)政党支部の場合、多くの議員が全部12月25日に『クリスマス献金』をしている」と指摘。鳩山氏に「(個人献金の)原資はどこか、明らかにするべきだ」と説明を求めた。
民主党提出の政治資金規正法改正案の審議入りに同党が難色を示すことに、自民党の葉梨康弘国対副委員長は「鳩山氏の問題が大きくなることを恐れている」と批判した。
一方、衆院政治倫理確立・公職選挙法改正特別委員会は1日の理事懇談会で、与党提出の公選法改正案と政党助成法改正案について、2日に審議入りすることを決めた。与党は同特別委で鳩山氏の献金問題を追及する構えだが、民主党は「与党の自作自演につきあう必要はない」として、審議を欠席する見通し。
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迷走・麻生人事、森元首相が中止説得1時間半
7月2日3時12分配信 読売新聞
麻生首相は1日、閣僚2人の補充人事を決めたが、断念した自民党役員人事を巡っては迷走した印象を与え、さらなる求心力低下を招いた。
今後は衆院解散に踏み切る時期が焦点となる。首相は東京都議選直後を模索するが、都議選の結果に加え、内閣支持率、「麻生降ろし」の動向などのハードルが立ちはだかる。
「何回も聞けば、俺がぽろっとしゃべると期待してるのかね。『靴は脱いだらそろえなさいよ』と何回も言わないと分からない子供と同じ程度に扱わないで」
首相は1日夜、記者団が「自民党役員人事は行わないのか」と質問すると、いら立ちをあらわにした。「私の口から(党人事を)やると聞いた人はいない」と繰り返した首相だが、周辺によると、実は前日の6月30日の時点で、なお党役員人事の断行にこだわっていたという。
盟友の大島理森国会対策委員長が首相に電話して「静岡県知事選や都議選で一生懸命やっている時に、人事でゴタゴタするのは困ります」といさめたが、首相は党三役を交代させても理解を得られるとの考えを示したという。
そこで、町村派の森元首相が30日夜、都内のホテルで約1時間半、首相と直談判。森氏が「ここまで来て役員人事をやるべきではない。細田幹事長らはこれまで『政局より景気だ』と一生懸命やってきた。衆院選はこのメンバーで国民に訴えるべきだ」と説くと、首相もうなずくしかなかった。
森氏と伊吹文明・元幹事長は1日夜、都内の料理屋で新党大地の鈴木宗男代表を交えて会談し、党役員人事がなくなったことについて「無駄なエネルギーを使わないことで求心力を保った」との見方で一致した。
日本郵政の西川善文社長続投問題に伴う鳩山邦夫・前総務相の更迭などで内閣支持率下落を招き、首相は安倍元首相や菅義偉選挙対策副委員長らの進言を受け、党役員の刷新と閣僚補充人事で態勢立て直しを図りたい考えだった。だが、2007年の参院選惨敗を招いた安倍氏への反発や、衆院当選4回ながら首相の側近として影響力を持つ菅氏への反発も多かったことも、首相にとっては誤算だったようだ。
安倍氏は1日、都内のホテルで自民党の谷川参院幹事長らと会談し、役員人事を検討した首相の心境について、「総裁選前倒しを抑えるためだった。党所属議員の3分の1の要求で両院議員総会が開催できることを相当危惧(きぐ)していた」と解説した。
役員人事が不発に終わり、首相周辺の一人は「閣僚補充では内閣支持率が1%も上がらず、これでは選挙はできない」と、首相への不満をぶちまけた。
林芳正、林幹雄両氏が新閣僚に起用されたのは、福田改造内閣でともに初入閣しながら、内閣が短命で十分な在任期間がなかったことが決め手になったとされる。だが、1日に突如発表されたことには党内で違和感を持たれた。というのも、首相は森氏らに対し、6日に補充人事を行う方向で調整していることを明かしていたためだ。
関係者によると、首相が6日を検討したのは、5日の静岡県知事選を踏まえ、「仮に負けた場合でも人事をすることで求心力を回復できる」という狙いがあったためという。ただ、党役員人事の断念により、求心力の回復効果は薄まり、繰り上げになったようだ。 (政治部 古川肇)最終更新:7月2日3時12分 読売新聞
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欠員補充に終わった今回の「内閣改造」であるが、東国原を麻生が(現時点で)入閣させなかったのは当然で、彼を引っ張って来るというのは元々古賀選対ら倒閣勢力の陰謀だったのである。だが最近の東はいよいよ中央志向が激しくなって「(大臣になって雛壇に)並ぶだけなら止めておいた方がいい」と盟友の筈の橋下知事にまで釘を刺されている。これに答えて(?)「私が加われば自民は勝つ」とあくまで強気に言い張っている東であるが、今回の一件で彼のこれまでの異様な人気は今急速にしぼみつつあると私は思う。誰が見ても今の彼は単なる猟官主義者のパラノイアだ。
それで外交・防衛と財源と、この鳩山故人献金問題が目下のところ自公の言わば『三種の神器』である。これらを引き合いに「民主には政権担当能力がない」とのキャンペーンを張っているのだが、国家財政を800兆円もの借金地獄へ陥らせておいてそんな偉そうなことを言えた義理ではないことは毎度指摘している通りである。
かかる自公は今から野党になる練習を始めているとも言えるのである。
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2009年7月2日 12時52分 共同ニュース
東国原知事「首相、動けない」 閣僚人事で
宮崎県の東国原知事は2日、麻生首相が行った閣僚補充人事について「別に予想もしていなかった。ここに来て、首相も動けないでしょうね」と述べた。自民党から要請されている次期衆院選への立候補については「条件がそろえば」との考えをあらためて示し、「(自民党から)明確な回答はまだないが、(全国知事会の)マニフェストについては前向きに検討すると言っていたようだ」と明らかにした。
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2009年7月2日 12時30分 共同ニュース
自民、人事混乱に不満噴出 首相の求心力低下に懸念も
自民党内で2日、麻生首相が選挙態勢強化のため検討していた党役員人事を断念したことをめぐり、首相の求心力低下や党内の混乱ぶりに対する不満や懸念が噴出した。村田国対筆頭副委員長は「見苦しい状態が散見されたと言わざるを得ない」と述べ、首相サイドと党側で繰り返された綱引きに強い不満を示した。大島国対委員長は国対会合で「内々でばたばたすべきではない」と訴えた。
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麻生首相は29日の参院決算委員会で、民主党が無駄遣いの根絶や埋蔵金の活用などで20・5兆円の財源を確保できると主張していることに関し、「予算の分類を変更しただけで財源が捻出(ねんしゅつ)されるがごとき話をしているが、そんなことはあり得ない。政権交代は必ず景気後退になる」と批判した。
自民党の西田昌司氏の質問に答えた。最終更新:6月29日21時23分 読売新聞
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自民、鳩山氏を徹底追及へ=「故人献金は違法行為」
6月30日21時8分配信 時事通信
自民党の細田博之幹事長は30日夜、鳩山由紀夫民主党代表が故人の名を個人献金者として政治資金収支報告書に記載していた事実を認めたことを受け、都内で記者団に「亡くなった方が献金するわけはない。どういう実態かしっかりと説明していただきたい。法律上は違反行為であるのは間違いない」と批判し、鳩山氏を徹底的に追及していく考えを示した。
また、自民党の菅義偉選対副委員長も、横浜市内で記者団に「野党の代表としてあるまじき行為だ。脱税も予測されるから国民に説明すべきだ。国会での参考人招致や証人喚問を含め、当然説明してもらう」と述べ、国会の場で鳩山氏の問題をただす方針を強調した。
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2009年7月2日 01:20 知事、熊本市長不参加の意向 首長連合
蒲島郁夫知事は1日の定例会見で、衆院選を前に大阪府の橋下徹知事が呼び掛けている首長グループについて、「全容が分からないので簡単に判断することはできない」と述べ、現時点で参加はせず、当面は活動を見守る考えを明らかにした。熊本市の幸山政史市長も6月30日の会見で参加しない意向を表明した。
蒲島知事は「地方分権を掲げた行動に共感を覚えており、誘われもしたが、目的や活動の方向性が明確ではない」と理由を説明。衆院選で支持政党を表明するかどうかについては「任期中、特定の支持政党を表明することはない」と述べた。
幸山市長も「地方分権をさらに進めていく意味では大いに賛同する。ただ、これまでどの政党とも距離を取ってきた政治姿勢を大事にして、参加することはない」と話した。 =2009/07/02付 西日本新聞朝刊=
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橋下知事の「今が(地方分権を国に認めさせる)最後のチャンスだ」というもの言いも根拠が薄弱であるというか、ないに等しい。まず原則日本国が続く限り「最後」などということはあり得ない。①衆院選で自公がかろうじて政権の座に踏み止まり②尚かつ来年の参院選でも自民の失地回復がなると決まっているのなら、確かに今回の衆院選が(当分)最後のチャンスという言い方も或いは可能と思われるが、それら両方が実現する可能性は極めてレアケースと言ってよく、まして今回仮にも一旦「政権交代」が成ったなら、「地方分権」のチャンスは今後何回でも波のように押し寄せ得るだろう。つまり、この橋下提言は「自公政権存続」が大前提であると言い得るのである。
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鳩山氏献金問題、与党が本格追及へ
2009年7月2日1時20分 『朝日新聞』
民主党の鳩山由紀夫代表の政治資金管理団体の収支報告書に、故人や献金していない人の名義が記載されていた問題で、自民、公明両党は1日、「鳩山民主党代表の個人献金偽装問題」プロジェクトチーム(PT)を立ち上げた。自民党役員人事などで迷走した与党は、鳩山氏の献金問題の責任を追及し、反転攻勢に転じたい考えだ。
麻生首相は1日夜、鳩山氏の献金問題について「説明としては、すごくちぐはぐなような感じがした。何となくおかしいなという感じがする」と記者団に語った。
自民党の村田吉隆・国会対策筆頭副委員長は1日のPT後の会見で、30日の鳩山氏の説明について「言い逃れに終始し、なぜ個人献金に偽装しないといけないのか、まったく理由が分からない」と批判。さらに「(鳩山氏の)政党支部の場合、多くの議員が全部12月25日に『クリスマス献金』をしている」と指摘。鳩山氏に「(個人献金の)原資はどこか、明らかにするべきだ」と説明を求めた。
民主党提出の政治資金規正法改正案の審議入りに同党が難色を示すことに、自民党の葉梨康弘国対副委員長は「鳩山氏の問題が大きくなることを恐れている」と批判した。
一方、衆院政治倫理確立・公職選挙法改正特別委員会は1日の理事懇談会で、与党提出の公選法改正案と政党助成法改正案について、2日に審議入りすることを決めた。与党は同特別委で鳩山氏の献金問題を追及する構えだが、民主党は「与党の自作自演につきあう必要はない」として、審議を欠席する見通し。
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迷走・麻生人事、森元首相が中止説得1時間半
7月2日3時12分配信 読売新聞
麻生首相は1日、閣僚2人の補充人事を決めたが、断念した自民党役員人事を巡っては迷走した印象を与え、さらなる求心力低下を招いた。
今後は衆院解散に踏み切る時期が焦点となる。首相は東京都議選直後を模索するが、都議選の結果に加え、内閣支持率、「麻生降ろし」の動向などのハードルが立ちはだかる。
「何回も聞けば、俺がぽろっとしゃべると期待してるのかね。『靴は脱いだらそろえなさいよ』と何回も言わないと分からない子供と同じ程度に扱わないで」
首相は1日夜、記者団が「自民党役員人事は行わないのか」と質問すると、いら立ちをあらわにした。「私の口から(党人事を)やると聞いた人はいない」と繰り返した首相だが、周辺によると、実は前日の6月30日の時点で、なお党役員人事の断行にこだわっていたという。
盟友の大島理森国会対策委員長が首相に電話して「静岡県知事選や都議選で一生懸命やっている時に、人事でゴタゴタするのは困ります」といさめたが、首相は党三役を交代させても理解を得られるとの考えを示したという。
そこで、町村派の森元首相が30日夜、都内のホテルで約1時間半、首相と直談判。森氏が「ここまで来て役員人事をやるべきではない。細田幹事長らはこれまで『政局より景気だ』と一生懸命やってきた。衆院選はこのメンバーで国民に訴えるべきだ」と説くと、首相もうなずくしかなかった。
森氏と伊吹文明・元幹事長は1日夜、都内の料理屋で新党大地の鈴木宗男代表を交えて会談し、党役員人事がなくなったことについて「無駄なエネルギーを使わないことで求心力を保った」との見方で一致した。
日本郵政の西川善文社長続投問題に伴う鳩山邦夫・前総務相の更迭などで内閣支持率下落を招き、首相は安倍元首相や菅義偉選挙対策副委員長らの進言を受け、党役員の刷新と閣僚補充人事で態勢立て直しを図りたい考えだった。だが、2007年の参院選惨敗を招いた安倍氏への反発や、衆院当選4回ながら首相の側近として影響力を持つ菅氏への反発も多かったことも、首相にとっては誤算だったようだ。
安倍氏は1日、都内のホテルで自民党の谷川参院幹事長らと会談し、役員人事を検討した首相の心境について、「総裁選前倒しを抑えるためだった。党所属議員の3分の1の要求で両院議員総会が開催できることを相当危惧(きぐ)していた」と解説した。
役員人事が不発に終わり、首相周辺の一人は「閣僚補充では内閣支持率が1%も上がらず、これでは選挙はできない」と、首相への不満をぶちまけた。
林芳正、林幹雄両氏が新閣僚に起用されたのは、福田改造内閣でともに初入閣しながら、内閣が短命で十分な在任期間がなかったことが決め手になったとされる。だが、1日に突如発表されたことには党内で違和感を持たれた。というのも、首相は森氏らに対し、6日に補充人事を行う方向で調整していることを明かしていたためだ。
関係者によると、首相が6日を検討したのは、5日の静岡県知事選を踏まえ、「仮に負けた場合でも人事をすることで求心力を回復できる」という狙いがあったためという。ただ、党役員人事の断念により、求心力の回復効果は薄まり、繰り上げになったようだ。 (政治部 古川肇)最終更新:7月2日3時12分 読売新聞
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欠員補充に終わった今回の「内閣改造」であるが、東国原を麻生が(現時点で)入閣させなかったのは当然で、彼を引っ張って来るというのは元々古賀選対ら倒閣勢力の陰謀だったのである。だが最近の東はいよいよ中央志向が激しくなって「(大臣になって雛壇に)並ぶだけなら止めておいた方がいい」と盟友の筈の橋下知事にまで釘を刺されている。これに答えて(?)「私が加われば自民は勝つ」とあくまで強気に言い張っている東であるが、今回の一件で彼のこれまでの異様な人気は今急速にしぼみつつあると私は思う。誰が見ても今の彼は単なる猟官主義者のパラノイアだ。
それで外交・防衛と財源と、この鳩山故人献金問題が目下のところ自公の言わば『三種の神器』である。これらを引き合いに「民主には政権担当能力がない」とのキャンペーンを張っているのだが、国家財政を800兆円もの借金地獄へ陥らせておいてそんな偉そうなことを言えた義理ではないことは毎度指摘している通りである。
かかる自公は今から野党になる練習を始めているとも言えるのである。
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2009年7月2日 12時52分 共同ニュース
東国原知事「首相、動けない」 閣僚人事で
宮崎県の東国原知事は2日、麻生首相が行った閣僚補充人事について「別に予想もしていなかった。ここに来て、首相も動けないでしょうね」と述べた。自民党から要請されている次期衆院選への立候補については「条件がそろえば」との考えをあらためて示し、「(自民党から)明確な回答はまだないが、(全国知事会の)マニフェストについては前向きに検討すると言っていたようだ」と明らかにした。
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2009年7月2日 12時30分 共同ニュース
自民、人事混乱に不満噴出 首相の求心力低下に懸念も
自民党内で2日、麻生首相が選挙態勢強化のため検討していた党役員人事を断念したことをめぐり、首相の求心力低下や党内の混乱ぶりに対する不満や懸念が噴出した。村田国対筆頭副委員長は「見苦しい状態が散見されたと言わざるを得ない」と述べ、首相サイドと党側で繰り返された綱引きに強い不満を示した。大島国対委員長は国対会合で「内々でばたばたすべきではない」と訴えた。
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