政権選択占う 都議選スタート 127議席に221人 2009年7月3日『東京新聞』 夕刊
麻生政権下で初の大型選挙となる東京都議選(定数一二七、四十二選挙区)が三日、告示された。午前八時半から立候補届け出が始まり、午後一時二十分現在、二百二十一人が届け出を終え、十二日の投開票に向け、九日間の選挙戦に突入した。麻生太郎首相が衆議院の解散時期を模索する中、政権交代をかけた衆院選の「前哨戦」に位置付けられる。選挙結果は、残り任期二年を切った石原慎太郎知事の都政運営をも大きく左右する。
最終的な立候補者数は、過去の都議選で最少だった前回二〇〇五年の二百二十人とほぼ同じ程度で、少数激戦となる見通し。
政党別の内訳は、自民五十八人、民主五十八人、公明二十三人、共産四十人、東京・生活者ネットワーク五人、社民二人、諸派十三人。無所属は二十二人で、前回の三十人からさらに減り、政党対決の構図がより鮮明になった。
自民は前回、告示直前に政府税制調査会が打ち出した「サラリーマン増税」への批判から伸び悩み、三議席減の四十八議席だった。今回は麻生政権の支持率低迷という逆風下での選挙。「国政と都政は別」として都政での実績を強調、景気対策や少子化対策を訴え、石原知事与党の公明と合わせて過半数維持を「最低限の勝敗ライン」として臨む。
民主は、国政での追い風を生かし「東京から政権交代」と訴え、第一党を目標に据える。生活者ネット候補らの推薦を含め、定数の過半数にあたる六十四人を擁立。新銀行東京からの早期撤退や築地市場移転反対を訴え、石原都政への対決姿勢を鮮明にする。
公明は、五回連続の全員当選を目指し、雇用創出や中小企業支援など、与党としての成果を訴える。また複数の自民候補を推薦・支持し、自公協力をアピールする。
共産は前回、新旧交代がうまくいかず二議席を減らした。自民、公明、民主を「オール与党」と批判し、現有十三議席から上積みを狙う。
地域政党の生活者ネットは現有の維持、上積みを目指す。
社民は、八年ぶりの議席回復を目指す。
二日現在の有権者数は過去最多の千六十六万四千二百四十九人。
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天皇の政治利用と批判=町村氏発言で民主幹事長 jiji.com
民主党の岡田克也幹事長は3日の記者会見で、町村信孝前官房長官が、天皇陛下が外国訪問から帰国する17日まで衆院解散を避けるべきだとの考えを示したことについて「麻生太郎首相をかばうわけではないが、発言はある意味で天皇の政治利用だ。厳に慎むべきだ」と批判した。
岡田氏は「制度上、皇太子殿下が(天皇の国事行為を)代行できるのは明らかだ」と述べ、天皇の外国訪問中でも解散は可能だと指摘。「天皇陛下のご不在に名を借りて解散権を制限しようとする動きは見逃すべきではない」と語った。
(2009/07/03-18:26)
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これはその通りで、天皇の国内不在を理由に解散すべきとかすべきでないとかを云々することは法の定める範囲を逸脱しており、即ち天皇の政治利用に他ならないのである。雇われマダムとはこの程度か、お前も今解散されたら危ないからと言って調子に乗るんじゃない、このボケが!
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東国原・宮崎県知事:「自民との協議言えぬ」 橋下・大阪府知事と大阪で会談
毎日jp
国政転出で注目を集める宮崎県の東国原英夫知事と大阪府の橋下徹知事が3日夜、大阪市内で会談し、地方分権の推進で連携を深めることを確認した。ともに「自民党の総裁候補」「政党支持の明確化」という刺激的なテーマを打ち上げたものの、実現の見通しは立っておらず、互いを鼓舞するようなエールの交換に終始した。
「(首相になれば)地方分権は橋下さんが(入閣して)やってくれるとありがたい」「東国原さんが自民党に突きつけた要望は全国民の関心事」。会談終了後、2人は取材に応じ、約20分間にわたって互いをほめ合った。
橋下知事は会談前、「(自民党の出馬要請など)経緯や今後のことを聞きたい」と語っていた。しかし「聞けたとしても一切言えません」。東国原知事も「言えない話だらけです」とけむに巻いた。
一方、橋下知事らが打ち上げた首長グループへの参加について、東国原知事は「(自民党の)返事が来るまで保留」とこれまでの説明を繰り返した。
【福田隆、稲垣淳】
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鳩山氏の偽装献金「04年以前も」 自民、906万円分指摘 NIKKEI NET
自民党の葉梨康弘国会対策副委員長は3日の衆院政治倫理・公選法改正特別委員会で、民主党の鳩山由紀夫代表の政治資金管理団体が2004年以前にも政治資金収支報告書に虚偽記載していた可能性があると指摘した。鳩山氏が虚偽記載だとして6月30日付で訂正した05年の個人献金者と同姓同名の献金者が 02~04年の報告書に延べ47人、計906万円分記載されているとした。
民主党の岡田克也幹事長は3日の記者会見で、与党が求める鳩山氏の同委への参考人招致について「国会に出て述べなければならない事態ではない。鳩山氏は記者会見で事細かく話している」と述べ、拒否する考えを示した。そのうえで「選挙が近いからといって、党利党略に基づいて様々なことをやるのは趣味に合わない」と与党を批判した。(07:00)
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麻生政権下で初の大型選挙となる東京都議選(定数一二七、四十二選挙区)が三日、告示された。午前八時半から立候補届け出が始まり、午後一時二十分現在、二百二十一人が届け出を終え、十二日の投開票に向け、九日間の選挙戦に突入した。麻生太郎首相が衆議院の解散時期を模索する中、政権交代をかけた衆院選の「前哨戦」に位置付けられる。選挙結果は、残り任期二年を切った石原慎太郎知事の都政運営をも大きく左右する。
最終的な立候補者数は、過去の都議選で最少だった前回二〇〇五年の二百二十人とほぼ同じ程度で、少数激戦となる見通し。
政党別の内訳は、自民五十八人、民主五十八人、公明二十三人、共産四十人、東京・生活者ネットワーク五人、社民二人、諸派十三人。無所属は二十二人で、前回の三十人からさらに減り、政党対決の構図がより鮮明になった。
自民は前回、告示直前に政府税制調査会が打ち出した「サラリーマン増税」への批判から伸び悩み、三議席減の四十八議席だった。今回は麻生政権の支持率低迷という逆風下での選挙。「国政と都政は別」として都政での実績を強調、景気対策や少子化対策を訴え、石原知事与党の公明と合わせて過半数維持を「最低限の勝敗ライン」として臨む。
民主は、国政での追い風を生かし「東京から政権交代」と訴え、第一党を目標に据える。生活者ネット候補らの推薦を含め、定数の過半数にあたる六十四人を擁立。新銀行東京からの早期撤退や築地市場移転反対を訴え、石原都政への対決姿勢を鮮明にする。
公明は、五回連続の全員当選を目指し、雇用創出や中小企業支援など、与党としての成果を訴える。また複数の自民候補を推薦・支持し、自公協力をアピールする。
共産は前回、新旧交代がうまくいかず二議席を減らした。自民、公明、民主を「オール与党」と批判し、現有十三議席から上積みを狙う。
地域政党の生活者ネットは現有の維持、上積みを目指す。
社民は、八年ぶりの議席回復を目指す。
二日現在の有権者数は過去最多の千六十六万四千二百四十九人。
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天皇の政治利用と批判=町村氏発言で民主幹事長 jiji.com
民主党の岡田克也幹事長は3日の記者会見で、町村信孝前官房長官が、天皇陛下が外国訪問から帰国する17日まで衆院解散を避けるべきだとの考えを示したことについて「麻生太郎首相をかばうわけではないが、発言はある意味で天皇の政治利用だ。厳に慎むべきだ」と批判した。
岡田氏は「制度上、皇太子殿下が(天皇の国事行為を)代行できるのは明らかだ」と述べ、天皇の外国訪問中でも解散は可能だと指摘。「天皇陛下のご不在に名を借りて解散権を制限しようとする動きは見逃すべきではない」と語った。
(2009/07/03-18:26)
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これはその通りで、天皇の国内不在を理由に解散すべきとかすべきでないとかを云々することは法の定める範囲を逸脱しており、即ち天皇の政治利用に他ならないのである。雇われマダムとはこの程度か、お前も今解散されたら危ないからと言って調子に乗るんじゃない、このボケが!
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東国原・宮崎県知事:「自民との協議言えぬ」 橋下・大阪府知事と大阪で会談
毎日jp
国政転出で注目を集める宮崎県の東国原英夫知事と大阪府の橋下徹知事が3日夜、大阪市内で会談し、地方分権の推進で連携を深めることを確認した。ともに「自民党の総裁候補」「政党支持の明確化」という刺激的なテーマを打ち上げたものの、実現の見通しは立っておらず、互いを鼓舞するようなエールの交換に終始した。
「(首相になれば)地方分権は橋下さんが(入閣して)やってくれるとありがたい」「東国原さんが自民党に突きつけた要望は全国民の関心事」。会談終了後、2人は取材に応じ、約20分間にわたって互いをほめ合った。
橋下知事は会談前、「(自民党の出馬要請など)経緯や今後のことを聞きたい」と語っていた。しかし「聞けたとしても一切言えません」。東国原知事も「言えない話だらけです」とけむに巻いた。
一方、橋下知事らが打ち上げた首長グループへの参加について、東国原知事は「(自民党の)返事が来るまで保留」とこれまでの説明を繰り返した。
【福田隆、稲垣淳】
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鳩山氏の偽装献金「04年以前も」 自民、906万円分指摘 NIKKEI NET
自民党の葉梨康弘国会対策副委員長は3日の衆院政治倫理・公選法改正特別委員会で、民主党の鳩山由紀夫代表の政治資金管理団体が2004年以前にも政治資金収支報告書に虚偽記載していた可能性があると指摘した。鳩山氏が虚偽記載だとして6月30日付で訂正した05年の個人献金者と同姓同名の献金者が 02~04年の報告書に延べ47人、計906万円分記載されているとした。
民主党の岡田克也幹事長は3日の記者会見で、与党が求める鳩山氏の同委への参考人招致について「国会に出て述べなければならない事態ではない。鳩山氏は記者会見で事細かく話している」と述べ、拒否する考えを示した。そのうえで「選挙が近いからといって、党利党略に基づいて様々なことをやるのは趣味に合わない」と与党を批判した。(07:00)
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