
2009年8月27日 22時07分 <衆院選>民主が勢い保つ…終盤、本社世論調査 毎日jp
毎日新聞は26、27日、衆院選の投開票日(30日)を前に全国世論調査を実施した。比例代表でどの政党に投票するかを聞いたところ、民主党との回答が44%で、自民党の21%を大きく上回った。政党支持率では民主党が39%と、過去最高を記録した前回7月調査の36%を更新。自民党は約半分の20%と水をあけられている。毎日新聞が19~21日に実施した特別世論調査と情勢取材では民主党が衆院定数480の3分の2に当たる320議席を超す勢いを示したが、その勢いを持続したまま終盤を迎えた。
◇「首相に」鳩山代表31%
小選挙区の投票先でも民主党が46%で、自民党の23%の2倍に上った。約1週間前の特別世論調査の結果は、比例代表が民主41%・自民21%、小選挙区が民主39%・自民25%だった。全国300小選挙区の情勢を探った同調査とは単純に比較できないが、終盤に入っても「揺り戻し」傾向は見られず、民主党の勢いが続いていることがうかがわれる。
比例代表の投票先で他党を挙げた回答は公明党7%▽共産党5%▽みんなの党2%▽社民党、国民新党、新党日本各1%。年代別では70代以上で自民、民主両党がほぼ互角になったほかは、20~60代のすべてで民主党が自民党を上回った。比例代表、小選挙区とも無回答は10%にとどまり、有権者の投票態度も固まりつつある。
麻生太郎首相(自民党総裁)と民主党の鳩山由紀夫代表のどちらが首相にふさわしいかの質問では「鳩山氏」との回答が31%、「麻生氏」は15%だった。鳩山氏は代表就任以来、一貫して麻生氏をリードしている。ただ、「どちらもふさわしくない」が51%を占め、同じ方式で7月に実施した前回の全国世論調査から6ポイント減ったものの5割を超えている。
麻生内閣の支持率は20%で、前回比3ポイントの微増ながら依然低迷。不支持率は同7ポイント減の60%だった。衆院選で自民党と民主党のどちらに勝ってほしいかの質問でも、民主党が55%(前回56%)で自民党の25%(同23%)を大きく上回り、政権交代への期待感が弱まっていないことを示した。
自民党が圧勝した05年衆院選の終盤世論調査で当時の小泉内閣の支持率は51%、政党支持率は自民38%・民主22%だった。投票先の回答も小選挙区は自民44%・民主27%、比例代表も自民41%・民主26%とほぼ今回と逆の数字となっており、4年たって情勢が一変したことが表れている。
今回の調査で自民、民主以外の政党の支持率は公明党5%▽共産党4%▽みんなの党2%▽社民党1%――などだった。【横田愛】
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320議席を超すということになると民主党は立候補者全員の当選に限りなく近づいていることになって私には俄かに信じられないのだが、その可否はともかく、どうも前回の小泉郵政選挙以来、有権者の割切り方がまるで丁半博打のように(!)裏か表かの一点張りさながらに激烈になっている傾向が如実である。
報道各社が伝えるところがもし真実ならば、これはこれまで政権党が使って来た「あっちではこう言いこっちではまた別のことを言う」といった数々の手練手管なり術策なりが、中央・地方を問わず全国的に全く通用しなくなっているということを意味する。
岐阜一区がいい例だ。前回小泉は郵政民営化反対の野田聖子に刺客を送ったが見事返り討ちに合い、敗れた佐藤ゆかりは今回東京5区へお国替え、勝った野田を宗旨変更の踏み絵を踏ませた上復党させてなんと大臣ポストまで与えて今回の選挙である。これに怒ったのが前回党中央の方針に忠実に従って佐藤を懸命に押した地元一区の有力県議らで、今回その一部は反対党と取引し、小選挙区では敵方の支援に回ってしまったのである。当落は不明ながら保守王国岐阜一区はここに空中分解に近い分裂をしてしまったわけである。「玉」は「転地・処替え」が可能だが、前回良かれと思って佐藤を支持した人たちはまさかみんなで東京へ引っ越すわけにはいかない。
野田聖子は靖国なんかへ行ってしまった二世議員だが私はむしろ好感を持って見ていて、本来なら自民復党ではなく「神主さん(綿貫代表)」の国民新党あたりに混ぜて貰う方が賢明だったのではないかと私は思っているのだが、この野田・佐藤両陣営の対立関係は捩れていて、前回一旦は公認から外された野田側は「やっぱり何事も自民党でなければ駄目だ」という連中が主流らしく、逆に党の指示で前回忠実に刺客候補を応援した側は今度は「何も自民党じゃなくたって政党は幾らでもあるわよ」と尻をまくった形になっているのである。
「保守分裂」も単に内輪揉めで納まっているうちは「御輿に乗る人」の交代等で幾らでも修復可能だが、これが「他党への応援」となると(その程度が問題ながら)支持者の「名簿流出」を招いてしまうのだからその打撃は甚大である。
選挙というのは一票一票の積み重ねだから、個々別々の「一票」を得るためには個別・具体の作戦を練ることが必要である。例えばある家庭のA嬢の票が欲しいとき彼女の父親を通して頼んだりすると逆効果だったりするわけで(笑)、外から見ていても一向に判然としない「人間関係の機微」までもが、名簿と共に流出しかねない。人間社会は人間関係の連鎖で成立している。その「関係」の機微が敵方へ「流出」してしまうのである。
こういった選挙戦術のイロハも含めて「どこを突付けばどうなる」ということ全般を、微に入り細を穿って熟知しているのが恐るべし「小沢とその使徒軍団」なのである(と思う)。
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2009年8月28日 09時18分 『共同』
7月失業率最悪5・7% 求人倍率も最低、雇用悪化拍車
総務省が28日発表した7月の完全失業率は、前月より0・3ポイント悪化の5・7%と、03年4月などに記録した5・5%を抜いて過去最悪となった。失業率悪化は6カ月連続で、雇用情勢の悪化に拍車が掛かった。同日発表された7月の有効求人倍率も前月より0・01ポイント低下の0・42倍で、3カ月連続で過去最低を更新した。完全失業者数は、前年同月比103万人増の359万人。
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2009年8月28日 06時01分 ( 2009年8月28日 06時44分更新 )
酒井法子容疑者 起訴で芸能界追放へ スポニチ
東京地検は28日、覚せい剤取締法違反(所持)の罪でタレントの酒井法子容疑者(38)を起訴する。警視庁が追送検した使用容疑についても、容疑が固まり次第、追起訴するもよう。酒井容疑者の所属事務所「サンミュージック」は「起訴されたら解雇も」としており、酒井容疑者の芸能界追放が濃厚だ。
酒井容疑者は8日の逮捕当初こそ、あいまいな供述が多かったが、起訴が迫り「覚せい剤をやめようと思ったが、やめられず量が増えた」などと、素直に容疑を認めているという。また、「お騒がせしてすみません」と反省の言葉も述べている。
覚せい剤を使用したきっかけや時期、入手先などについても、一時は食い違を見せた夫の高相祐一容疑者(41)=覚せい剤取締法違反罪で起訴、同法違反容疑で再逮捕=の供述と一致し始めてきた。こうした供述の具体性と、毛髪鑑定で陽性反応が出たことなどから、地検は公判は維持できると判断したようだ。
起訴後、保釈請求があっても、24日に追送検された使用容疑についての捜査を進め、追起訴を目指すもようだ。
酒井容疑者の所属事務所「サンミュージック」は、逮捕翌日(9日)の会見で「起訴されれば解雇も含めて検討したい」と明言している。さらに、2本あったCM契約は打ち切り濃厚で、プロデュースするファッションブランド「PP rikorino」の商品も全国の販売店から撤去された。これらの損害賠償が発生する可能性も高く、事務所が受けたダメージは極めて大きい。社会的な影響も深刻で、事務所側は看板タレントとはいえ、解雇せざるを得ない状況。酒井容疑者は事実上、芸能界を追放されることになる。
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「芸能界を追放」ってそこまで悪いんだろうか。それとも一旦追放しておいて、ほとぼりが冷めたらまた何らかの形で復帰させるんだろうか。その場合、裁判にかけられても相場では執行猶予が付くということだが、私はこの際むしろ服役した方が復帰作戦のためにも好都合で、尚かつクスリへの精神的依存を排除するためにも有効だろうと勝手に思っているのである。
警察はのりピーに騙されて渋谷道玄坂から逃げられたことを「面子を潰された」云々で余程根にもっていて、それがこの異様なまでのバッシングを根拠づけているのではないか。だってこれまでもヤクで捕まった芸能人は数多いけど、かつてここまで悪人扱いされた人はいなかったように思うのだ。「あの」田代まさしだって服役後既に「追放」は解除されているしね。
それにしても、あの舌っ足らずの口調でコメントする某女史ならずとも「妻を庇うどころか何でもかんでも歌ってしまうあの高相という男は(金持ちのボンボンらしいんだけど)いったいどうなっているんだろう?!」と感じるわけである。
これに引き換え、地裁はどさくさ紛れに早々と押尾の保釈を決定した。しかもその保釈保証金たるや彼の資力に比してあまりにも低額である。押尾の事件に関しては人一人亡くなっているにも関わらず捜査は依然としてちぐはぐで曖昧だから、何か「押尾に全面自供されたら困る」人物なり勢力から捜査当局へ隠然たる圧力が加わっているのではないかとの疑念が払拭出来ないのである。
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押尾被告、保釈へ 東京地裁が決定 2009年8月28日 19時24分『中日新聞』
東京地裁は28日、合成麻薬MDMAをのんだとして麻薬取締法違反(使用)の罪で24日起訴された俳優押尾学被告(31)の保釈を認める決定をした。保釈保証金は400万円。弁護人が26日付で請求していた。
押尾被告は、東京都港区の六本木ヒルズのマンション一室で2日ごろ、MDMAの錠剤を若干量飲んだ、とする起訴内容を認めている。
このマンションで一緒にいて死亡した飲食店従業員の女性(30)の異変に気付いてから119番通報まで約3時間たっていたことから、警視庁と東京地検は押尾被告の当時の行動を引き続き捜査している。(共同)
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2009年08月28日 掲載 『日刊ゲンダイ』
落選危機!自民党 大物議員7人“狂乱”の終盤戦
衆院選まで残すところあと2日。自民党の大惨敗はハッキリした。比例復活は大丈夫といわれた大物でさえ、相次ぎ討ち死にしそうな惨状だから、みんなもう涙目だ。「ただの人」にはなりたくないと、ブザマな選挙戦を展開している。プライドをかなぐり捨てた大物の“代表格”が森喜朗(石川2)。元総裁なのに、公明票欲しさに、とうとう「比例は公明党に!」と絶叫し始めた。ユンソナ、泉ピン子、コロッケと芸能人にも応援を頼み、「他力本願」作戦だ。ほかにもミジメな大物たちがゾロゾロ。狂乱の選挙戦――。
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歴史的な変革まであと2日 民主290議席 自民130議席 8/28『日刊ゲンダイ』
歴史的な変革まであと2日、選挙終盤の情勢を集積すると、さすがに「民主300議席」は危うくなっている。民主党幹事長も「どこでそんなに勝つのか。ほとんどの選挙区で激戦だ」と警戒するのも無理もない。マスコミの調査に答えた人がすべて投票に行くとは限らない。有権者の反自民感情が民主圧勝報道でガス抜きされることも考えられる。とりわけ無党派層が多い大都市圏で投票を回避すれば、自民党が盛り返す恐れだってある。それやこれやで、激戦、接戦がいわれる30選挙区ぐらいでは情勢が変わるかもしれない。民主党は290議席あたりが天井で、自民党は130議席程度を確保する公算が大きい――と見たほうがよさそうだ。
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せいぜいこの辺が常識的な線だろうと、私も(根拠はないが)そう思う。
この数字でも現有100と少ししかない衆院民主党が一挙に2倍以上の議席増を果たしていわゆる『安定多数』を確保出来るのだから充分満腹出来るのではないだろうか?
当たるか外れるかどっちにしても、アナウンス効果が絡んでいるから『320』などと先走って吹きまくったメディアの功罪はいずれ論議されることになるだろう。
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毎日新聞は26、27日、衆院選の投開票日(30日)を前に全国世論調査を実施した。比例代表でどの政党に投票するかを聞いたところ、民主党との回答が44%で、自民党の21%を大きく上回った。政党支持率では民主党が39%と、過去最高を記録した前回7月調査の36%を更新。自民党は約半分の20%と水をあけられている。毎日新聞が19~21日に実施した特別世論調査と情勢取材では民主党が衆院定数480の3分の2に当たる320議席を超す勢いを示したが、その勢いを持続したまま終盤を迎えた。
◇「首相に」鳩山代表31%
小選挙区の投票先でも民主党が46%で、自民党の23%の2倍に上った。約1週間前の特別世論調査の結果は、比例代表が民主41%・自民21%、小選挙区が民主39%・自民25%だった。全国300小選挙区の情勢を探った同調査とは単純に比較できないが、終盤に入っても「揺り戻し」傾向は見られず、民主党の勢いが続いていることがうかがわれる。
比例代表の投票先で他党を挙げた回答は公明党7%▽共産党5%▽みんなの党2%▽社民党、国民新党、新党日本各1%。年代別では70代以上で自民、民主両党がほぼ互角になったほかは、20~60代のすべてで民主党が自民党を上回った。比例代表、小選挙区とも無回答は10%にとどまり、有権者の投票態度も固まりつつある。
麻生太郎首相(自民党総裁)と民主党の鳩山由紀夫代表のどちらが首相にふさわしいかの質問では「鳩山氏」との回答が31%、「麻生氏」は15%だった。鳩山氏は代表就任以来、一貫して麻生氏をリードしている。ただ、「どちらもふさわしくない」が51%を占め、同じ方式で7月に実施した前回の全国世論調査から6ポイント減ったものの5割を超えている。
麻生内閣の支持率は20%で、前回比3ポイントの微増ながら依然低迷。不支持率は同7ポイント減の60%だった。衆院選で自民党と民主党のどちらに勝ってほしいかの質問でも、民主党が55%(前回56%)で自民党の25%(同23%)を大きく上回り、政権交代への期待感が弱まっていないことを示した。
自民党が圧勝した05年衆院選の終盤世論調査で当時の小泉内閣の支持率は51%、政党支持率は自民38%・民主22%だった。投票先の回答も小選挙区は自民44%・民主27%、比例代表も自民41%・民主26%とほぼ今回と逆の数字となっており、4年たって情勢が一変したことが表れている。
今回の調査で自民、民主以外の政党の支持率は公明党5%▽共産党4%▽みんなの党2%▽社民党1%――などだった。【横田愛】
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320議席を超すということになると民主党は立候補者全員の当選に限りなく近づいていることになって私には俄かに信じられないのだが、その可否はともかく、どうも前回の小泉郵政選挙以来、有権者の割切り方がまるで丁半博打のように(!)裏か表かの一点張りさながらに激烈になっている傾向が如実である。
報道各社が伝えるところがもし真実ならば、これはこれまで政権党が使って来た「あっちではこう言いこっちではまた別のことを言う」といった数々の手練手管なり術策なりが、中央・地方を問わず全国的に全く通用しなくなっているということを意味する。
岐阜一区がいい例だ。前回小泉は郵政民営化反対の野田聖子に刺客を送ったが見事返り討ちに合い、敗れた佐藤ゆかりは今回東京5区へお国替え、勝った野田を宗旨変更の踏み絵を踏ませた上復党させてなんと大臣ポストまで与えて今回の選挙である。これに怒ったのが前回党中央の方針に忠実に従って佐藤を懸命に押した地元一区の有力県議らで、今回その一部は反対党と取引し、小選挙区では敵方の支援に回ってしまったのである。当落は不明ながら保守王国岐阜一区はここに空中分解に近い分裂をしてしまったわけである。「玉」は「転地・処替え」が可能だが、前回良かれと思って佐藤を支持した人たちはまさかみんなで東京へ引っ越すわけにはいかない。
野田聖子は靖国なんかへ行ってしまった二世議員だが私はむしろ好感を持って見ていて、本来なら自民復党ではなく「神主さん(綿貫代表)」の国民新党あたりに混ぜて貰う方が賢明だったのではないかと私は思っているのだが、この野田・佐藤両陣営の対立関係は捩れていて、前回一旦は公認から外された野田側は「やっぱり何事も自民党でなければ駄目だ」という連中が主流らしく、逆に党の指示で前回忠実に刺客候補を応援した側は今度は「何も自民党じゃなくたって政党は幾らでもあるわよ」と尻をまくった形になっているのである。
「保守分裂」も単に内輪揉めで納まっているうちは「御輿に乗る人」の交代等で幾らでも修復可能だが、これが「他党への応援」となると(その程度が問題ながら)支持者の「名簿流出」を招いてしまうのだからその打撃は甚大である。
選挙というのは一票一票の積み重ねだから、個々別々の「一票」を得るためには個別・具体の作戦を練ることが必要である。例えばある家庭のA嬢の票が欲しいとき彼女の父親を通して頼んだりすると逆効果だったりするわけで(笑)、外から見ていても一向に判然としない「人間関係の機微」までもが、名簿と共に流出しかねない。人間社会は人間関係の連鎖で成立している。その「関係」の機微が敵方へ「流出」してしまうのである。
こういった選挙戦術のイロハも含めて「どこを突付けばどうなる」ということ全般を、微に入り細を穿って熟知しているのが恐るべし「小沢とその使徒軍団」なのである(と思う)。
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2009年8月28日 09時18分 『共同』
7月失業率最悪5・7% 求人倍率も最低、雇用悪化拍車
総務省が28日発表した7月の完全失業率は、前月より0・3ポイント悪化の5・7%と、03年4月などに記録した5・5%を抜いて過去最悪となった。失業率悪化は6カ月連続で、雇用情勢の悪化に拍車が掛かった。同日発表された7月の有効求人倍率も前月より0・01ポイント低下の0・42倍で、3カ月連続で過去最低を更新した。完全失業者数は、前年同月比103万人増の359万人。
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2009年8月28日 06時01分 ( 2009年8月28日 06時44分更新 )
酒井法子容疑者 起訴で芸能界追放へ スポニチ
東京地検は28日、覚せい剤取締法違反(所持)の罪でタレントの酒井法子容疑者(38)を起訴する。警視庁が追送検した使用容疑についても、容疑が固まり次第、追起訴するもよう。酒井容疑者の所属事務所「サンミュージック」は「起訴されたら解雇も」としており、酒井容疑者の芸能界追放が濃厚だ。
酒井容疑者は8日の逮捕当初こそ、あいまいな供述が多かったが、起訴が迫り「覚せい剤をやめようと思ったが、やめられず量が増えた」などと、素直に容疑を認めているという。また、「お騒がせしてすみません」と反省の言葉も述べている。
覚せい剤を使用したきっかけや時期、入手先などについても、一時は食い違を見せた夫の高相祐一容疑者(41)=覚せい剤取締法違反罪で起訴、同法違反容疑で再逮捕=の供述と一致し始めてきた。こうした供述の具体性と、毛髪鑑定で陽性反応が出たことなどから、地検は公判は維持できると判断したようだ。
起訴後、保釈請求があっても、24日に追送検された使用容疑についての捜査を進め、追起訴を目指すもようだ。
酒井容疑者の所属事務所「サンミュージック」は、逮捕翌日(9日)の会見で「起訴されれば解雇も含めて検討したい」と明言している。さらに、2本あったCM契約は打ち切り濃厚で、プロデュースするファッションブランド「PP rikorino」の商品も全国の販売店から撤去された。これらの損害賠償が発生する可能性も高く、事務所が受けたダメージは極めて大きい。社会的な影響も深刻で、事務所側は看板タレントとはいえ、解雇せざるを得ない状況。酒井容疑者は事実上、芸能界を追放されることになる。
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「芸能界を追放」ってそこまで悪いんだろうか。それとも一旦追放しておいて、ほとぼりが冷めたらまた何らかの形で復帰させるんだろうか。その場合、裁判にかけられても相場では執行猶予が付くということだが、私はこの際むしろ服役した方が復帰作戦のためにも好都合で、尚かつクスリへの精神的依存を排除するためにも有効だろうと勝手に思っているのである。
警察はのりピーに騙されて渋谷道玄坂から逃げられたことを「面子を潰された」云々で余程根にもっていて、それがこの異様なまでのバッシングを根拠づけているのではないか。だってこれまでもヤクで捕まった芸能人は数多いけど、かつてここまで悪人扱いされた人はいなかったように思うのだ。「あの」田代まさしだって服役後既に「追放」は解除されているしね。
それにしても、あの舌っ足らずの口調でコメントする某女史ならずとも「妻を庇うどころか何でもかんでも歌ってしまうあの高相という男は(金持ちのボンボンらしいんだけど)いったいどうなっているんだろう?!」と感じるわけである。
これに引き換え、地裁はどさくさ紛れに早々と押尾の保釈を決定した。しかもその保釈保証金たるや彼の資力に比してあまりにも低額である。押尾の事件に関しては人一人亡くなっているにも関わらず捜査は依然としてちぐはぐで曖昧だから、何か「押尾に全面自供されたら困る」人物なり勢力から捜査当局へ隠然たる圧力が加わっているのではないかとの疑念が払拭出来ないのである。
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押尾被告、保釈へ 東京地裁が決定 2009年8月28日 19時24分『中日新聞』
東京地裁は28日、合成麻薬MDMAをのんだとして麻薬取締法違反(使用)の罪で24日起訴された俳優押尾学被告(31)の保釈を認める決定をした。保釈保証金は400万円。弁護人が26日付で請求していた。
押尾被告は、東京都港区の六本木ヒルズのマンション一室で2日ごろ、MDMAの錠剤を若干量飲んだ、とする起訴内容を認めている。
このマンションで一緒にいて死亡した飲食店従業員の女性(30)の異変に気付いてから119番通報まで約3時間たっていたことから、警視庁と東京地検は押尾被告の当時の行動を引き続き捜査している。(共同)
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2009年08月28日 掲載 『日刊ゲンダイ』
落選危機!自民党 大物議員7人“狂乱”の終盤戦
衆院選まで残すところあと2日。自民党の大惨敗はハッキリした。比例復活は大丈夫といわれた大物でさえ、相次ぎ討ち死にしそうな惨状だから、みんなもう涙目だ。「ただの人」にはなりたくないと、ブザマな選挙戦を展開している。プライドをかなぐり捨てた大物の“代表格”が森喜朗(石川2)。元総裁なのに、公明票欲しさに、とうとう「比例は公明党に!」と絶叫し始めた。ユンソナ、泉ピン子、コロッケと芸能人にも応援を頼み、「他力本願」作戦だ。ほかにもミジメな大物たちがゾロゾロ。狂乱の選挙戦――。
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歴史的な変革まであと2日 民主290議席 自民130議席 8/28『日刊ゲンダイ』
歴史的な変革まであと2日、選挙終盤の情勢を集積すると、さすがに「民主300議席」は危うくなっている。民主党幹事長も「どこでそんなに勝つのか。ほとんどの選挙区で激戦だ」と警戒するのも無理もない。マスコミの調査に答えた人がすべて投票に行くとは限らない。有権者の反自民感情が民主圧勝報道でガス抜きされることも考えられる。とりわけ無党派層が多い大都市圏で投票を回避すれば、自民党が盛り返す恐れだってある。それやこれやで、激戦、接戦がいわれる30選挙区ぐらいでは情勢が変わるかもしれない。民主党は290議席あたりが天井で、自民党は130議席程度を確保する公算が大きい――と見たほうがよさそうだ。
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せいぜいこの辺が常識的な線だろうと、私も(根拠はないが)そう思う。
この数字でも現有100と少ししかない衆院民主党が一挙に2倍以上の議席増を果たしていわゆる『安定多数』を確保出来るのだから充分満腹出来るのではないだろうか?
当たるか外れるかどっちにしても、アナウンス効果が絡んでいるから『320』などと先走って吹きまくったメディアの功罪はいずれ論議されることになるだろう。
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