本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

ビル・ゲイツ。

2014-08-26 11:45:05 | web・メディア
 さてビル・ゲイツだが(どういう根拠があったのか)私は彼は私とほぼ同年代だと思い込んでいたが、今ウィキペディアを見たら彼はまだ58歳で私より7年くらい若かった。その若さでこれだけのことを既に成し遂げているのだから、巨人というか怪人というか、とにかく20世紀が生み出した最大の人物の一人であることは何人も否定出来ないと思う。
 私は「まあそのうち、そのうち・・」と先延ばしにして来たけれど、今日は軽く彼について考えてみることにしたい。

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 ウィリアム・ヘンリー・"ビル"・ゲイツ3世(William Henry "Bill" Gates III、1955年10月28日 - )は、アメリカ合衆国の実業家。マイクロソフト社の共同創業者・元会長・顧問、ビル&メリンダ・ゲイツ財団共同会長。カスケード・インベステメント最高経営責任者、コービス会長、bgC3共同創業者
称号はイギリス女王より名誉騎士(名誉大英勲章ナイト・コマンダー)、早稲田大学及び立教大学より名誉博士を贈られている。シルバー・バッファロー章、アメリカ国家技術賞も贈られている。(ウィキペディア)

 ☆マイクロソフトの「ニュースセンター」に彼の公式サイトがある。全文英語なので(あったりまいってか?!)私は今回は一応スルーした。あっそ。
 cf.だが、日本語版のマイクロソフトニュースセンターもあった。⇒ここであるが製品紹介が主体のようなのでここもパスした。

 ☆彼は事業勃興期には当面のライバルを叩き潰すことに熱心で、彼の軍門に下った連中は次々に今度は彼の配下として重用して行ったということである。アップルのスティヴ・ジョブと諍いを起こしたことも有名だがそれも以上のような伏線があったわけである。だが、私にはそういう「国盗り物語」的な諸事情にはあまり興味が無く食指が動かないので、以下にはウィキペディアから私が面白いと感じた項目だけをピックアップしておきたい。

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世界長者番付

アメリカの雑誌フォーブスの世界長者番付で、1994年から2006年まで13年連続の世界一となった。2006年の個人資産は推定530億ドル(日本円で約6兆2000億円)で、2007年、ビル・ゲイツの資産は、さらに50億ドル膨らんで資産総額580億ドルとなったが、推定資産620億ドルの著名投資家のウォーレン・バフェット、推定資産600億ドルの中南米の携帯電話会社América Móvilなどを所有するメキシコの「通信王」カルロス・スリム・ヘルの後塵を拝し、ゲイツは3位に転落した。

2008年、推定資産400億ドルと世界的な金融危機で各々の総資産が減少する中、ゲイツの資産総額も前年度より180億ドル減少したが、結果的に再び第1位に返り咲いた。2009年、ゲイツは資産総額530億ドル(約4兆7000億円)と約130億ドル増加させたが、カルロス・スリム・ヘルが資産総額535億ドルに伸ばしたため、第2位となった。資産の大半は同社株の売却益や含み益で、2010年現在でも同社株を約6億2千万株(発行済株式数の約7%)を保有している。

エピソード

ハーバード大学を休学し、2007年名誉学位号が授与された。立教大学から名誉博士号を授与されたときには、「大学を出ていない私が大学からこのような学位を得られて嬉しい」と語っている。
ナポレオンの研究家でもある。
世界で唯一個人でレオナルド・ダ・ヴィンチの手稿「レスター手稿」を保有している。「レスター手稿」72枚をオークションで30億円で購入した。2005年に日本で行われた「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」に、この「レスター手稿」が提供されたため、日本に初上陸となった。手稿は世界の美術館を巡回して展示されており、これにより、一般市民でも「レスター手稿」を閲覧する事が可能になった。
世界初の印刷聖書であるグーテンベルク聖書を個人で所有している。自著『ビル・ゲイツ未来を語る』などでは、オペレーティングシステム・インターネット・携帯電話・テレビ電話・セットトップボックスの普及による社会的な影響力をの大きさをグーテンベルクの活版印刷になぞらえるなど、グーテンベルクの研究にも熱心である。
資産家であると同時に、倹約家としても知られている。仕事のため世界中を飛び回っているが、一般旅客機に乗る時には極力エコノミークラスに座るようにしている。来日した際に、日本法人のスタッフからファーストクラスのチケットを渡されると「日本のマイクロソフトはこんな無駄遣いをする会社なのか。何だこのファーストクラスの搭乗券ってのは。1時間ちょっとのフライトに、何故そんな無駄に会社の金を使うんだ!」と激怒したという。マスコミのインタビューで、エコノミークラスを好む理由を質問された際には「会社の金でも個人の金でも、無駄なことに金を使うことは理解できない。ファーストクラスの料金に何倍もお金を払ってみたところで、到着する時間は同じなのだから」と答えた。
自家用ジェット機も所有しているが、使用する際には、整備費や燃料代は会社側に一切請求せず、全て自前で料金を支払っている。
ホテルに泊まる際も、部下がどこのホテルで、どのような部屋を用意しても「こんな大きな部屋はもったいない、寝る場所があり、ネットにアクセスできればそれで良いのだから」と、たしなめる事が多かった。
食事の好みもかなり質素なものである。ファーストフードが好物で、食生活はマクドナルドが中心だという。マクドナルドでは、フィレオフィッシュが好きであり、幕張メッセでの講演で来日し、モーニングメニューでフィレオフィッシュがなかった時、メディア関係者に「朝でもフィレオを食べるためには(マクドナルド社を)買収するか!」とアメリカンジョークを飛ばしたほど。
ベルギーを拠点に活動している「パイ投げスナイパー」と呼ばれる集団にパイを顔面にぶつけられたことがある(1998年2月)。
地元のMLB球団シアトル・マリナーズのファンである。セーフコ・フィールドの年間指定席を購入しており、時たま観戦に訪れる。
同じシアトルに本社を置く関係から、任天堂の米国法人(Nintendo of America、NOA)の首脳陣と交友がある。中でもNOA初代社長の荒川實とはゴルフ友達で、かつては同じ町に住んでいたこともある。

ビル&メリンダ・ゲイツ財団
詳細は「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」を参照

2008年、世界経済フォーラムでのビルゲイツ(右からU2のボノ、ビル・ゲイツ、ヨルダンのラーニア王妃)、イギリスのゴードン・ブラウン首相、ナイジェリアのウマル・ヤラドゥア大統領(写真略)

ビル・ゲイツが彼の妻メリンダ・ゲイツ、父親のウィリアム(ビル)・ゲイツ・シニアとともに作った慈善団体。2005年には国際団体「ワクチンと予防接種のための世界同盟」に、民間としては最大規模の7億5000万ドルの寄付を発表した。

財産管理は主にメリンダが行っており、寄付をする際の検査は、厳格に調査していると公表している。

なお、2006年6月15日の記者会見にて、2008年7月にマイクロソフト社の経営とソフト開発の第一線から退き、「ビル&メリンダ・ゲイツ財団 (B&MGF)」の活動に専念すると発表した。早期に引退し慈善活動に携わることが成功者の美徳とされるアメリカの慣習に法った決断と言える。[独自研究?]

2006年12月1日には、夫妻の死後50年以内に財団の資産を使い切って活動を終えると発表した。同基金は「我々が取り組んでいる問題を今世紀中にめざましく進展させるため」と、存続期間を限定した理由を説明している。

同基金は、途上国のエイズ、マラリア、結核の根絶や教育、貧困、識字の水準の改善などに尽力しており、今後は寄付を拡大する方針も明らかにもしている。

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 以上はウィキペディアからの恣意的な抜書きである。
 長者番付は今は3位に転落してしまったそうだが、超の付く大金持ちであることには変わりない。彼は自分が一代で築き上げたこの資産を自分の子供たちに残そうなどというさもしい人間ではなく、妻や父と共に創った慈善団体にその全てを投入して、しかもその財団さえも数十年で蓄えた財を使い切ってしまう計画だというのだから、そんじょそこらの成金たちとは持っている「志」というものが比較にならない。この点でこそ彼は巨人と呼ばれるに相応しい人間なのではないか。

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(追記:)あと彼が幼少時通って聖歌隊で歌っていたという「会衆派教会」というのに興味がそそられて検索してみたらイギリスで発生したプロテスタントの一派だということがすぐわかった。
 私は面倒なので、アメリカ大陸に最初に足を踏み入れたのはメイフラワー号の清教徒たちだったからアメリカ人の宗教的背景に骨子としてあるのはピュ-リタニズムじゃないかと決め付けているのだが、キリスト教というのがこれだけ肥大化した世界宗教になると宗派も百家争鳴ならばその教義も千差万別で、ゲイツが通った教会というのも「清教徒派」そのものではなかったようだ。

 会衆派教会のいま

会衆派教会は、各個教会の独立自治が強く、もともと教派的な団結はあまり強くない。各国にあった教派としての組織も、20世紀に入ってからのプロテスタント諸教派との合同によって独自のものは少なくなり、各国の合同教会の中で、会衆派の流れをくむ各個教会間の伝道協力のネットワークとして残っているのが現状である(たとえば、日本における「全国同信伝道会」など)。しかし、各国の合同教会の中で社会的な活動に熱心なのは、会衆派教会の流れを汲む教会であり、その点で会衆派教会の特徴を今でも際立たせている。(ウィキペディア)
 ・・とのことだからゲイツが社会活動に熱心なのも頷ける。


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