本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

保守王国の崩壊。

2009-07-30 20:49:19 | 社会
<元国交事務次官>駆け込み天下り?住宅機構副理事長に就任 7月28日21時3分配信 毎日新聞

 元国土交通省事務次官の峰久幸義氏(60)が28日付で、住宅金融支援機構の副理事長に就任した。省庁による天下り先のあっせん禁止を盛り込んだ民主党の政権公約(マニフェスト)が27日に公表されたばかりだが、28日には、独立行政法人・日本貿易保険の理事長に鈴木隆史・前特許庁長官(60)を8月1日付で充てる人事も発表された。「政権交代前の駆け込み人事」との批判も出てきそうだ。

 支援機構の前任の副理事長は、旧建設省出身で旧国土庁事務次官だった三井康寿氏、日本貿易保険の理事長は、元経済産業審議官の今野秀洋氏。住宅金融支援機構は旧住宅金融公庫を引き継いで07年に発足。05年に三井物産出身の島田精一氏が初の民間人トップに就任したため、国交省OBは公庫副総裁(現機構副理事長)に就任してきた。日本貿易保険も経産省OBが理事長を務めている。

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 霞ヶ関は自公と財界が永年に亘って育て来たった巨大かつ緻密に編みこまれた迷宮の如き利権集団であって、これを改革・改編するのは至難の技であるが、ぼちぼちであってもこれを解体・武装解除して行かなければこの国は滅び去るしかない。

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「マニフェスト信頼して」民主・鳩山代表が来県

 民主党の鳩山由紀夫代表が28日、霧島、鹿児島、鹿屋の各市を遊説し、衆院選での支持を訴えた。27日に公表した衆院選政権公約(マニフェスト)について、「信頼して支援してほしい」と呼びかけた。

 遊説会場のうち、鹿児島市のJR鹿児島中央駅前では1000人を超える人垣ができた。

 鳩山代表は、子ども手当支給や税金の無駄遣い根絶などの公約に触れながら、「公約を果たすことができなかったときに責任を取るのは当然」との意気込みを語った。

 さらに、2005年の前回の衆院選について、「『郵政民営化すればバラ色になる』と訴えた自民党政権は何一つ実績を残していない。こういう政権には責任を取ってもらわなければならない」などと訴えた。

 ■有権者の声

 鹿児島市の会場で、これまで自民党を支持してきたという薩摩川内市の自営業女性(65)は、「ここまで国政が混乱した今、民主党に期待せざるを得ない」と拍手を送っていた。鹿児島市の会社員男性(50)は「民主党の政権担当能力を国民が見るために、一度任せてみたい」と語った。

 鹿屋市の会場では、鳩山代表は市民らとの写真撮影にも気軽に応じた。同市の会社員男性(54)は「鳩山代表の訴えは市民に近い感覚で、共感できた。政治を変えるためにも民主を応援する」と語っていた。

 霧島市の会場では約800人が集まった。曽於市のトラック運転手男性(46)は「民主党の公約が全部実現すればすばらしいが、財源を考えると難しい面がある。民主の幹部はもともと自民の人たちだし、心配だ」との懸念を示した。

 ■他党の反応

 民主党の公約に対し、他党の立候補予定者からは厳しい意見が寄せられた。

 農家への戸別所得補償制度の創設を掲げたことについて、鹿児島3区の元農水官僚の自民前議員・宮路和明氏(68)は、「言葉だけが踊っており、現実味がない。民主は農業の実態や地方のことを知らず、簡単にできるなら我々が先にやっている」と切り捨てた。

 ガソリン税の暫定税率廃止について、元財務副大臣で鹿児島5区の自民前議員・森山裕氏(64)は、「廃止されれば、資力の乏しい地方自治体はどこに財源を求めればいいのか。財源が少なくなれば、地方の道路整備が遅れるのは間違いない」と指摘した。

 衆院比例定数の80削減について、鹿児島1区の共産新人・山口広延氏(34)は、「幅広く国民の声をすくい取り、小さな政党の存在を生かす比例制度の趣旨をないがしろにしている」と批判した。(2009年7月29日 読売新聞)

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 突然の中田横浜市長の辞任発表であるが、『日刊ゲンダイ』はかなり手厳しい記事を書いている。私は7/29の昼のテレビに出ていた中田氏の発言を聞いていて、ふと「この人は竜馬になりたいのかな?」と思った。(根拠はないけど。ぁそ)

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自民惨敗2ケタ議席 週刊誌が次々激減予測 2009/7/21 J-CASTニュース

 与党が結束を演出したのか、衆議院は、表面上の混乱なく解散した。ところが、週刊誌はどこも、自民党の議席が激減すると予測している。2ケタ議席にまで落ち込むとしたところもある。どこまでが本当なのか――。

 麻生太郎首相も地元の福岡8区で落選?

 毎度恒例のことながら、解散のネーミングがメディアをにぎわせている。ネット上では、ヤフーの番付リサーチなら、「自滅解散」「がけっぷち解散」「追い込まれ解散」がトップ3を占めた。いずれも、麻生政権の行方を暗示するかのようなネーミングだ。

 それもそのはず、新聞各紙の世論調査や週刊誌の議席予測では、自民党に厳しい結果が次々に出ている。特に、衝撃的なのが、議席予測だ。

 週刊現代の2009年8月1日号では、なんと民主党が衆議院で絶対安定多数となる332議席も獲得するとの大胆な予測をした。これに対し、自民党は、2ケタに落ち込む78議席だ。前回7月4日号の民主283議席、自民130議席より厳しくしている。

 さらに大胆なのは、この「大暴風雨」なら、麻生太郎首相も地元の福岡8区で落選してしまうとしたこと。自民党の大物も次々に落選するといい、生き残るのは、小渕優子、小泉進次郎、安倍晋三の3氏らほんのわずかだという。

 これは極端なケースだが、週刊誌の予測はいずれも厳しい。

 週刊朝日の7月31日号は、政治評論家の森田実氏、政治ジャーナリストの野上忠興氏の予測を紹介。森田氏は、「玉砕選挙」「集団自殺選挙」でもあるとして、民主が安定多数の279議席、自民が141議席とみている。また、野上氏も、安定多数になる民主261議席、自民160議席の見通しを示した。そして、両氏とも、麻生首相も危ないとして、△印をつけている。

 また、週刊ポストの7月31日号は、野上氏とほぼ同じ予測で、民主261議席、自民160議席としている。これは政治広報システム研究所の分析結果を紹介した。
総理大臣と総裁を分ける「総総分離」なくなった

 各週刊誌の予測通りになったとすると、総選挙後は、民主党への政権交代が実現することになる。

 ただ、衆議院解散前に開かれた自民党の両院議員懇談会は、報道とは違ってマスコミにも公開され、麻生首相への突き上げもなく終わった。麻生首相は、発言のブレや地方選連敗などを反省・謝罪し、反麻生の中心である中川秀直元幹事長も、なんと麻生首相と握手まで交わしたのだ。

惨敗予測の中で、この混乱収拾ぶりは何を意味するのか。

解散政局を取材しているジャーナリストの上杉さんは、次のようにみる。

「解散するのに、党内抗争をしても仕方がないということだと思います。だから、一致団結を演出したのでしょう。首相自らが謝罪して解散するのは珍しいので、私は、『反省解散』『おわび解散』『ごめんなさい解散』などと呼んでいます」

今後、自民党総裁の付け替えがあるかについては、こう話す。

「解散して議員がバラバラになってしまったので、選挙までの総裁選は難しいと思います。総理大臣と総裁を分ける『総総分離』は、なくなったということです」

選挙後については、週刊現代は、カナダで1993年、与党が総選挙で惨敗して党そのものが消滅した例を挙げている。一方、麻生首相は、1966年当時の佐藤栄作首相が行った「黒い霧解散」が惨敗予測の中で安定多数維持の善戦をした例を思い描いているとみられている。

これについて、上杉さんは、「カナダの例は、日本と違って単純小選挙区制なので比較するのはおかしい。黒い霧解散は、中選挙区制の下でのことですので、麻生さんの認識は違うと思っています」と指摘する。

政界再編の可能性については、「選挙後の議席数によって違うでしょう。もし民主党が単独過半数に達したのなら、再編は起こらないはずです。ただし、比較第1党になれば分からないと思います」と話している。

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【閑話休題】ここで石橋湛山という戦後すぐの、当時としては一種卓越した政治家が既に「官僚主導からの脱却」と「分権主義」を謳っていたという話を松岡正剛千夜千冊『湛山回想』から部分引用しておくと: ↓ ↓

 たとえばこれは一例にすぎないが、大正13年の「東洋経済」の社説に「行政改革の根本主義」があって、ここにはすでに「官僚なるものの独占の批判」と「徹底せる分権主義」が謳われている。官僚が国民を指導するというのは革命時代や過渡期の時代の一時的変態にすぎず、国家や社会が安定すればただちにその旧蝋を脱するべきだというもので、「第二維新の第一歩は、政治の中央集権、画一主義、官僚主義を破殻して、徹底せる分権主義を採用することである」と結ばれる。

 松岡はこういうことも書いている。 ↓ ↓

 さらに痛快なのは、ロシア革命が進行した大正後期に、湛山はマルクス主義者でもないのに「過激派政府を承認せよ、過激派を援助しろ」と言いつづけたことである。
 この過激な湛山の発想は、やがて「朝鮮・台湾・樺太を捨てなさい」「支那・シベリヤに対する干渉をやめなさい」という主張へと明示されていく。

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 激戦が予想される静岡浜松の城内実氏(立候補予定者)のポスターに「ブログの女王」眞鍋かをりの写真が「無断で使われている」とか「いや了解済みだ」とかで今揉めているそうである。眞鍋はフジTVの番組を降ろされてしまった。 YouTubeに二人の対談があったので私もミーハーだから見た。ビデオでは肩書きが「前衆議院議員」とあったが、彼は前回片山さつきに敗れて落選しているのでこれは誤り、「元」が正しい。あちゃ。 ↓ ↓



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