岡山の不明女児が発見～保護された♪

倉敷女児不明:岡山市の男の自宅で発見・保護　男を逮捕
毎日新聞　2014年07月19日　23時06分（最終更新　07月20日　10時09分）

　◇岡山県警、監禁容疑で現行犯逮捕

　岡山県警は１９日、岡山県倉敷市で下校途中に行方不明になっていた市立小学校５年の女児（１１）を岡山市北区の男（４９）の自宅で発見、保護し、この男を監禁容疑で現行犯逮捕した。

　女児は今月１４日、午後４時ごろ１人で学校を出た。同４時半ごろ、学校から約２キロ離れた自宅近くで、銀色の車に乗った男が女児に話しかけているのを同級生に目撃されたが、そのまま帰宅しなかった。

　母親は同５時半ごろ、女児の携帯電話の位置をＧＰＳ（全地球測位システム）機能を使って確かめたところ、自宅の約２キロ北東を示した。母親は県警に届け出て周辺を捜索したが、女児は見つからなかった。

　母親は５月上旬と６月にも、自宅近くで銀色の車に乗った男を目撃。５月には、下校中の女児に車がつきまとうような動きをしたという。

　県警は１５日、女児が行方不明になったことを発表し、公開捜査を開始。ＧＰＳの反応が最後に確認された地点で携帯電話やランドセルを捜したり、防犯ビデオやドライブレコーダーの映像を分析したりしていた。

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　このところ同種の事件が頻発しているが、これは「メディアの半狂乱的報道」とは全くの無関係だとは私は思わないのであるが、ともあれ（誘拐犯の自宅でテレビを見ているところを）無事に発見・保護されたというのは何よりである。

☆今犯罪捜査に広く使われている『ＧＰＳ：グローバル・ポジショニング・システム（全地球測位システム）機能』というのが凄い。大気圏外を飛ぶ最低３つの人工衛星を使って、そこからの距離をそれぞれ測定し、三角法によって対象たる携帯電話の位置を特定出来るというのだから世の中も随分進歩したものである。

　一昔前だったら「神隠しにあった」などとして未解明に終わったであろう事件も、これで一つの重要な解明手段を得たことになる。人間自体の愚かさは昔と大して変わっていないのだろうが、我々の「科学」は着実に進歩しているようだ。