本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

米国激怒に安倍首相マッ青?!

2014-07-20 18:41:35 | 世界
米国激怒に安倍首相マッ青 支持率切り札「9月訪朝」断念か
日刊ゲンダイ: 2014年7月20日

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      オバマ大統領はどう出るか/(C)AP

 安倍首相が真っ青になっている。拉致問題に突っ走る安倍政権に、アメリカが激怒しているのだ。ケリー国務長官が直接、岸田外相に「日米韓の連携が乱れる」と首相の訪朝にストップをかける異例の事態になっている。

「安倍官邸は、9月に首相が“電撃訪朝”し、拉致被害者を連れ帰るというシナリオを描いています。状況によっては、そのまま9月解散、10月総選挙に突入するつもり。すでに北朝鮮からは、かなりの人数を帰国させるというシグナルも送られてきている。訪朝すれば、内閣支持率がハネ上がるのは間違いない。ところが、アメリカが横ヤリを入れてきた。首相周辺は困惑しています」(政界関係者)

 アメリカが強い不満を持っていることが分かり、岸田外相は来週、慌てて訪米する予定だ。

■ただでさえ安倍首相嫌い

 アメリカは北朝鮮の核開発を本気で警戒している。核開発を断念しない限り、いつでも経済制裁を強めるつもりだ。

 ところが、安倍首相は“拉致解決”の見返りに経済制裁を解除し、さらに経済援助までしようとしている。アメリカからしたら、「援助したカネが核開発に使われたらどうするのか」ということなのだろう。
 もし、アメリカの警告を無視して訪朝し、北朝鮮に経済援助をしたら、アメリカがカンカンになるのは間違いない。それでなくても、オバマ大統領は安倍首相を嫌っている。果たして、安倍首相は訪朝するのか。

「支持率が下落しはじめた安倍首相にとって、残された支持率アップのカードは拉致問題しかない。秋以降、安倍政権には逆風が吹き荒れる。景気の悪化は確実だし、苦戦必至の福島県知事選と沖縄県知事選が控えている。年末には、支持率と不支持率が逆転している可能性が高い。だから、どうしても9月に訪朝して、支持率を上げたい。北朝鮮も、安倍首相が訪朝せざるを得ないように、追いつめていくつもりです。拉致被害者の帰国情報をどんどん流して、日本国内の期待を高めていく。しかし、あの安倍首相がアメリカに逆らえるはずがない。いま、囁かれているのは、8月末に“訪朝せず”と宣言するシナリオです。北朝鮮は8月末に核実験をすると予想されている。そのタイミングで“核実験は許されない”と批判し、日朝交渉を中止するしかないとみられています」(自民党関係者)

 アメリカを本気で怒らせたら政権は持たない。かといって、9月訪朝のカードを手放したら、もう支持率アップは望めない。いまごろ、安倍首相は身もだえしているはずだ。

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 以上引用終わり。
 日本はお隣りさんたる中国・韓国・北朝鮮とも、ロシアとも友好関係を結んで然るべきだが、現実はどの国との関係もぎくしゃくしている。というよりもはっきり言えば悪い。お互いに『悪いのはお前だ!』と謗り合っているのだからどうしようもない。日本に『ネトウヨ』が蔓延っているように、あちらにも『日本憎し!』を吹聴し煽り立てる人間が多数いるのである。あちらのメディアも『日本批判』を繰返した方がよく読まれるのだと、これは今日の『そこまで言って委員会』で田原の爺さんが指摘していた。指導層も日本を批判した方が支持率は上がるらしい。日本を叩くには(なにせ軍事オタクでなおかつ米軍との共同戦線を張りたがっているのだから)我が安倍ポンは格好の標的である。安倍を挑発して日本の軍事化をより一層推進させた方が賢いのだと、先方は皆そう考えているのではないか。

 ではアメリカ・オバマの極東戦略の要諦は奈辺にあるか。オバマもケネディ大使も、安倍の靖国参拝にあからさまな不満を表明したように、アメリカが現・安倍政権に一抹の不安を抱いていることは間違いないだろうが、しかし、彼らはかつて日米・日中の『二等辺三角形外交』(民主党)をあっさりと捻り潰したように、日本に対してはあくまで『宗主国』然とした応対を通したい腹がある。曰く『勝手な真似をするんじゃねえぞ!』と。

 1965年の『日韓条約』(←つまりは朝鮮半島の北半分を無視した、韓国だけとの単独講和である。)締結によって、日本はまだ北朝鮮とは法的には戦争状態にある。

 まったく、先進諸国というものはどこもかしこも『(他国の)戦争大歓迎』なのではないかと思うとお先真っ暗になってしまう。アメリカ経済にしてもどれだけ『軍需産業』に依拠・依存していることだろう?
 安倍ポンもまた兵器輸出には随分乗り気の様子である。「金になりさえすれば何でもOK!」というのがアベノミクスの基本スタンスなのである。

 ついでに言っておくと(もし実行に移されたと仮定しての話だが)アメリカに対して発射された北朝鮮のミサイルは日本上空などを通ることはない。アラスカ経由の方が近道だからだ。政府・官僚らはそんなことは百も承知の上で我々をたぶらかし欺いているのである。


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