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本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

双方向性?公共性?

2005-03-11 23:13:35 | web・メディア
 ライヴドアによる、ニッポン放送新株券発行差し止めの仮処分申請が認められ、フジ側は異議申し立てした。抗告、抗告と結局は最高裁まで行くらしいが、それでも最終的な司法判断が出るのに一ヶ月程度しかかからないという。

 フジは今更のように『電波の公共性』を守るなどと言っていたが、それは本音ではないことはみんな知っている。「鹿内一族からせっかく乗っ取ったのに、今更若造に乗っ取られてたまるか」これが本心ではなかったか。株式会社がどうだとか言う以前に、その辺の八百屋さんの商売だって公共性を帯びているに決まっているではないか。
 ことさらに『電波の公共性』などといった御大層な能書きを言われると、へえ、あんた方はそんなに高尚で高潔で御立派なお仕事をされていたんですねと、皮肉の一つも言ってやりたくなる。

 あるいは、マネーゲームはいけないなどと言う。冗談言ってはいけない。この資本主義経済の中で誰がマネーゲームから無縁足り得るのか、そんな秘術があったら教えて欲しい。都会ではお金がなかったらウンコも出来ない(!)と言われて久しいのだ。ホリエモンはこの経済社会のルールに従ったのである。マネーゲームをさんざやって来たのはあなた方だろう。

 私は何度でも言うが、メディアによる一方通行の情報の垂れ流しには我々はもううんざりしているのだ。例えば今私はgooにもlivedoorにも「無料で(!)」blogを開設して、ろくでもない個人情報をこうして随意に公開しているが、こんなことは一昔前には想像も出来なかったことなのである。そのへんのおっちゃん、おかん、OL、お兄ちゃんが好き勝手なことを、それこそ『公共の電波を使って』世界中に配信出来る時代にもう既に入っているのである。これは原則的にはいいことであり、大切なことだと私は思っている。

 TVではもう両者が水面下で妥協点を探る根回しの段階に入ったなどと言っている。相変わらずのマスコミペースである。実際、日枝会長も「株主全体に利益があるのなら」という前提で、「ライヴドアとの提携にやぶさかではない」と言い始めた。担当役員になら会わせてやってもいいという口ぶりである。高飛車である。

 どうでもいいけど、『双方向性』だけは忘れないで欲しいと私は思う。
 


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