補正審議、引き延ばしせず=民主・菅氏 jiji.com
民主党の菅直人代表代行は21日、NHKの討論番組に出演し、自民党の麻生太郎幹事長が臨時国会で2008年度補正予算案の早期成立を目指す考えを示していることに関し、「予算を(審議)引き延ばしの材料にするのでなく、ある程度のところで決着を付けることは約束できるのではないか」と述べた。
菅氏の発言は、衆院解散・総選挙を前に政府・与党追及の場を確保するため、審議の引き延ばしはせず、予算案の早期成立に事実上協力することに前向きの姿勢を示したものだ。
菅氏は「われわれと自民党には考え方に違いがあるが、少なくとも予算委員会を開いて議論することは必要ではないか。その上で正々堂々と総選挙で本当の政権を国民に選んでもらえばいい」と語った。(了)(2008/09/21-13:51)
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小沢氏、予算組み替えで財源22兆円 代表3選承認で
NIKKEI NET
民主党は21日、都内のホテルで臨時党大会を開き、小沢一郎代表の3選を承認した。菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長ら執行部全員が続投した。小沢氏は所信表明演説で次期衆院選に自らの政治生命を賭ける決意を強調。統治機構の根本的な改革を通じた国の予算の総組み替えで、同党の基本政策を実現する財源を4年間で22兆円捻出(ねんしゅつ)する考えを明らかにした。
小沢氏は演説で「いよいよ決着の時を迎えた。私たちが政権を担い、国民の生活が第一、の理念に基づいて新しい国民生活をつくり上げる」と主張。「最後の戦いだ。私はこの一戦に自らの政治生命をかけ、新しい国民生活をつくることにすべてを注ぎ込む」と語った。(20:15)
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2008年09月20日『宮崎日日新聞』社説
『太田農相辞任』
汚染米問題の幕引き急ぐな
カビ毒や農薬で汚染された事故米の不正転売問題で、太田誠一農相が辞任。農林水産省の白須敏朗事務次官が更迭された。
汚染米問題は被害が広がる一方で、食の安全に対する国民の不安は増すばかりだ。
そしてまた一連の問題をめぐる農水省の対応は後手に回り、厳しい批判が噴き出している。
農水省のトップが責任を取るのは当然だが、今回の太田農相の辞任は、いま取るべき対応を無責任に投げ出すものではないか。
汚染米が拡散していった事実関係は明らかになっていない。政府や農水省は一刻も早く構造的な問題を洗い出し、再発防止策をしっかりたてなければならない。
■当事者意識に欠ける■
汚染米問題では、不正転売を行っていた三笠フーズ(大阪市)に対するこれまでの農水省によるチェックの甘さや、その後の対応のずさんさが指摘されていた。
しかし太田農相は、テレビ番組で「あんまりじたばた騒いでいない」と発言。当事者意識に欠けるとして野党が辞任要求していた。
また白須次官は記者会見で「一義的には(不正転売した)企業に責任があると考えている」と発言し、その後撤回、陳謝した。
このように問題が深刻化する事態に際して、適切に対処できない農水省の現状には福田康夫首相も不信感を強めていたという。
このため首相サイドも早い段階から「けじめが必要」の判断があった。官邸は異例の大臣と事務方トップの同時の引責辞任で事態収拾を狙っているようだ。
太田農相はこの時期の辞任について「流通ルートもおおむね判明した。一つの節目」と述べたが、汚染米の学校給食への混入の事実が新たに判明するなど問題はさらに拡大している。政府はこれで幕引きを急いではならない。
■選挙への影響回避か■
太田農相は24日の内閣総辞職を控えた残りの任期がわずかな中での辞任となった。
政府、与党は総選挙に影響しないよう、早く責任を明確にした方が得策と考えたのだろう。しかし、この時期の辞任に国民は納得するだろうか。ここは農相が残りの期間、できうる対策に全力で取り組むべきではなかったか。
汚染米の闇は深く、国民の安全にかかわる問題だ。農水省はいっときも対応の手を緩める場合ではない。また事実関係の解明と再発防止策以外にも課題は多い。
例えば汚染米の流入が疑われ流通を止めている焼酎などの製品について、どのように「安全宣言」するのか。農水省に実名公表され売り上げ減となった業者、店などへの対応はどうするのか。
そして長年、業界とのなれ合い行政から脱皮できない農水省の体質を改めなければならない。
こうした課題に確実に応えていかなければ、今回の農水省トップ交代は単なる選挙対策のスケープゴートと思われても仕方ない。
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さて終着熱海で駅の外へ出て、バスの待合ベンチにすわって今後の身の処し方に思いを馳せたってか、そんな大袈裟なことではない。
1.駅前に『東横イン』があった。あそこは安い。一泊6,000円くらいじゃないだろうか。今夜は熱海に泊まろうか。
2.熱海に泊まっても翌朝することがない。あちゃ。どうせなら伊東~下田方面まで足を伸ばして、そちらで出たとこ勝負と行くか。この選択にはかなり食指が動いた。昔私の友人が『伊豆の踊り子』のコースを辿ったことなどを思い出した。
3.しかしやっぱりせっかくここまで来たんだから東京まで行こうか。今度関東に来るのはいつになるかわからない。用事がないから。
4.箱根・小田原とか横浜・湘南とかへ行くことは全くの想定外で考えもしなかった。
5.18切符で大阪へ帰ることもこの時点で選択肢から除外された。なんで深夜大阪まで今来た道を帰らねばならないのか。それに今夜中に大阪まで辿り着けなかったらアホみたいだ。
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結局惰性だけで(はあ?)なんとなく東京へ向かうことにした。
熱海駅前はずらりと土産物店が並んでいる。そのうちの一軒で70円の肉まん・あんまんを売っていたので「これは大阪より安い!」と思って幾つか買って車内に持ち込もうと思ったが、店員は「全部売り切れ」だとそっけなかった。
売り切れったって、まだ5時前じゃないか。
商売する気あんのか、ばかやろう。
というわけで自販機の500mlのお茶を一本ぐぐっと飲み干し、もう一本買って構内に入った。
17:03 熱海発東京行。5番線から。
15両編成のこれも横シートである。
以後私のメモは駅名と時刻の羅列が殆どなので中間は省略する。ぁそ。
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民主党の菅直人代表代行は21日、NHKの討論番組に出演し、自民党の麻生太郎幹事長が臨時国会で2008年度補正予算案の早期成立を目指す考えを示していることに関し、「予算を(審議)引き延ばしの材料にするのでなく、ある程度のところで決着を付けることは約束できるのではないか」と述べた。
菅氏の発言は、衆院解散・総選挙を前に政府・与党追及の場を確保するため、審議の引き延ばしはせず、予算案の早期成立に事実上協力することに前向きの姿勢を示したものだ。
菅氏は「われわれと自民党には考え方に違いがあるが、少なくとも予算委員会を開いて議論することは必要ではないか。その上で正々堂々と総選挙で本当の政権を国民に選んでもらえばいい」と語った。(了)(2008/09/21-13:51)
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小沢氏、予算組み替えで財源22兆円 代表3選承認で
NIKKEI NET
民主党は21日、都内のホテルで臨時党大会を開き、小沢一郎代表の3選を承認した。菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長ら執行部全員が続投した。小沢氏は所信表明演説で次期衆院選に自らの政治生命を賭ける決意を強調。統治機構の根本的な改革を通じた国の予算の総組み替えで、同党の基本政策を実現する財源を4年間で22兆円捻出(ねんしゅつ)する考えを明らかにした。
小沢氏は演説で「いよいよ決着の時を迎えた。私たちが政権を担い、国民の生活が第一、の理念に基づいて新しい国民生活をつくり上げる」と主張。「最後の戦いだ。私はこの一戦に自らの政治生命をかけ、新しい国民生活をつくることにすべてを注ぎ込む」と語った。(20:15)
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2008年09月20日『宮崎日日新聞』社説
『太田農相辞任』
汚染米問題の幕引き急ぐな
カビ毒や農薬で汚染された事故米の不正転売問題で、太田誠一農相が辞任。農林水産省の白須敏朗事務次官が更迭された。
汚染米問題は被害が広がる一方で、食の安全に対する国民の不安は増すばかりだ。
そしてまた一連の問題をめぐる農水省の対応は後手に回り、厳しい批判が噴き出している。
農水省のトップが責任を取るのは当然だが、今回の太田農相の辞任は、いま取るべき対応を無責任に投げ出すものではないか。
汚染米が拡散していった事実関係は明らかになっていない。政府や農水省は一刻も早く構造的な問題を洗い出し、再発防止策をしっかりたてなければならない。
■当事者意識に欠ける■
汚染米問題では、不正転売を行っていた三笠フーズ(大阪市)に対するこれまでの農水省によるチェックの甘さや、その後の対応のずさんさが指摘されていた。
しかし太田農相は、テレビ番組で「あんまりじたばた騒いでいない」と発言。当事者意識に欠けるとして野党が辞任要求していた。
また白須次官は記者会見で「一義的には(不正転売した)企業に責任があると考えている」と発言し、その後撤回、陳謝した。
このように問題が深刻化する事態に際して、適切に対処できない農水省の現状には福田康夫首相も不信感を強めていたという。
このため首相サイドも早い段階から「けじめが必要」の判断があった。官邸は異例の大臣と事務方トップの同時の引責辞任で事態収拾を狙っているようだ。
太田農相はこの時期の辞任について「流通ルートもおおむね判明した。一つの節目」と述べたが、汚染米の学校給食への混入の事実が新たに判明するなど問題はさらに拡大している。政府はこれで幕引きを急いではならない。
■選挙への影響回避か■
太田農相は24日の内閣総辞職を控えた残りの任期がわずかな中での辞任となった。
政府、与党は総選挙に影響しないよう、早く責任を明確にした方が得策と考えたのだろう。しかし、この時期の辞任に国民は納得するだろうか。ここは農相が残りの期間、できうる対策に全力で取り組むべきではなかったか。
汚染米の闇は深く、国民の安全にかかわる問題だ。農水省はいっときも対応の手を緩める場合ではない。また事実関係の解明と再発防止策以外にも課題は多い。
例えば汚染米の流入が疑われ流通を止めている焼酎などの製品について、どのように「安全宣言」するのか。農水省に実名公表され売り上げ減となった業者、店などへの対応はどうするのか。
そして長年、業界とのなれ合い行政から脱皮できない農水省の体質を改めなければならない。
こうした課題に確実に応えていかなければ、今回の農水省トップ交代は単なる選挙対策のスケープゴートと思われても仕方ない。
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さて終着熱海で駅の外へ出て、バスの待合ベンチにすわって今後の身の処し方に思いを馳せたってか、そんな大袈裟なことではない。
1.駅前に『東横イン』があった。あそこは安い。一泊6,000円くらいじゃないだろうか。今夜は熱海に泊まろうか。
2.熱海に泊まっても翌朝することがない。あちゃ。どうせなら伊東~下田方面まで足を伸ばして、そちらで出たとこ勝負と行くか。この選択にはかなり食指が動いた。昔私の友人が『伊豆の踊り子』のコースを辿ったことなどを思い出した。
3.しかしやっぱりせっかくここまで来たんだから東京まで行こうか。今度関東に来るのはいつになるかわからない。用事がないから。
4.箱根・小田原とか横浜・湘南とかへ行くことは全くの想定外で考えもしなかった。
5.18切符で大阪へ帰ることもこの時点で選択肢から除外された。なんで深夜大阪まで今来た道を帰らねばならないのか。それに今夜中に大阪まで辿り着けなかったらアホみたいだ。
============
結局惰性だけで(はあ?)なんとなく東京へ向かうことにした。
熱海駅前はずらりと土産物店が並んでいる。そのうちの一軒で70円の肉まん・あんまんを売っていたので「これは大阪より安い!」と思って幾つか買って車内に持ち込もうと思ったが、店員は「全部売り切れ」だとそっけなかった。
売り切れったって、まだ5時前じゃないか。
商売する気あんのか、ばかやろう。
というわけで自販機の500mlのお茶を一本ぐぐっと飲み干し、もう一本買って構内に入った。
17:03 熱海発東京行。5番線から。
15両編成のこれも横シートである。
以後私のメモは駅名と時刻の羅列が殆どなので中間は省略する。ぁそ。
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