本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

メルトスルー(溶融貫通)。

2011-06-09 12:33:26 | 社会
復興債財源、臨時増税で…復興会議の第1次提言
特集 巨大地震

 菅首相の私的諮問機関「東日本大震災復興構想会議」(議長・五百旗頭(いおきべ)真防衛大学校長)が6月末にまとめる第1次提言のうち、復興財源に関する骨格案が8日、明らかになった。

 10兆円を超えると見込まれる被災地の復興費用を賄うため、期間限定の国債「復興債」を発行したうえで、臨時増税によって償還財源を確保するよう政府に求めている。

 骨格案では、臨時増税の具体的な税目については政治判断に委ねるとして明示せず、消費税や法人税、所得税などの基幹税に加え、相続税や固定資産税など、課税対象として「幅広く、あらゆる税目を排除しない」との方針を示す。ただ、増税の時期や引き上げ幅にも踏み込まない方向だ。

 菅首相は被災地の復興に当たり、原状回復にとらわれない「創造的復興」を掲げており、復興費用の総額が正確に見込めないことから、増税により確保する歳入の総額の明記も見送る予定だ。
(2011年6月9日03時03分 読売新聞)

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首相後継、野田財務相が軸 民主代表選に擁立へ
2011年6月9日3時4分 朝日新聞

 民主党の岡田克也幹事長や仙谷由人代表代行、枝野幸男官房長官ら菅政権の中枢幹部は菅直人首相の後継について、野田佳彦財務相(54)を軸に調整に入った。後継首相を事実上決める党代表選に擁立する方針だ。第2次補正予算案や特例公債法案の成立のため、野田財務相なら野党の理解を得やすいと判断。野田氏は前向きとみられ、有力候補に浮上した。

 菅首相の辞任表明を受けて岡田、仙谷、枝野各氏や安住淳国会対策委員長らは8日までに「ポスト菅」について会談を重ねた。岡田、仙谷、枝野各氏は代表選に立候補しないことを確認したうえ、野田氏が新代表に最適任との認識で一致した。

 仙谷氏らはこれを踏まえて自民、公明両党などに対し、菅首相辞任後の協力要請を始めた。首相が月内に退陣表明することを念頭に7月上旬にも代表選を行う日程も大筋合意した。

 財務相である野田氏が浮上した背景には、震災復興に充てる2次補正の編成を控え、政策の継続性を重視する点がある。菅政権と対立してきた小沢一郎元代表のグループで、野田氏への拒否感が比較的小さいことも理由だ。小沢氏は最近、「過去の言動や振る舞いにとらわれない」と「脱小沢」系候補も支持する可能性に言及。野田氏は小沢氏の「政治とカネ」を巡る処分に関与しておらず、小沢グループ内で野田氏を容認する議員も出始めている。

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菅首相:期限付き大連立反対「解散約束してはいけない」

 菅直人首相は8日夜、東京都内の中華料理店で民主党の若手議員と会食した。首相は民主、自民両党による大連立構想について「やるのはともかく、衆院解散を約束しての大連立は絶対に駄目だ」と述べ、早期の衆院解散・総選挙を前提にした期限付き大連立に否定的な見解を示した。後継首相については「2年間しっかりやってもらい、(13年夏に)衆参同日選をやってもらいたい」と述べた。

 菅首相は具体的な退陣時期を明言しなかったものの、「官邸に入れば1年でも長く(首相を)やっていたいと思うかもしれないが、決してそういうことではない。いつでも(重圧から)解放されたいと思うのが普通の人間の気持ちだ」と語った。出席者が首相の発言を明らかにした。【高橋恵子】

毎日新聞 2011年6月8日 23時33分(最終更新 6月9日 0時51分)

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1.民主党は仲良しクラブである。

 政治家は今枕詞のように「被災者第一」「被災地救援が第一」と言っているが、それは信用していいのだろうか。
 与党民主党には、それなら、自分たちが今どういう手当を実施しているかを逐一提示する義務がある。
 自民党がしばしば指摘していることだが、震災後3ヶ月も経とうというのに、いまだ瓦礫処理が15%しか完遂していないとはどういうことだろうか。うち5%はボランティアと被災者自身がやったのである。あとは自衛隊だろうか。彼らの献身的な努力には頭が下がる。
 だが、ある現場には未だ重機が一台も入っていないというのである。人力だけで瓦礫が処理出来るとは到底思われない。政府・霞ヶ関がして来たのはああでもないこうでもないという会議ばかりなのである。

 これに関連して、私にはテレビで見た奇異な場面が思い出される。
 局に呼ばれた原口と山野井がしっかり握手し、「共に戦った仲間だ。同志だ」と互いを讃え合って別れたのである。
 そんなパフォーマンスが敢て必要とされるものだろうか。私はこれで原口は駄目だと見限った。
「共に戦った」と言ってもどこかのカラオケで一緒に飲んだことくらいのものだろう。これが何にも増して重要だというのが彼らの認識なのである。党勢が引こうが伸びようが、彼らはただ自分たちだけが仲良くやって行ければそれで構わないという、趣味の同好会レベルの話なのである。

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2.(良し悪しは別にしても)党内派閥として機能しているのは小沢派だけである。他は全て「仲良しクラブ活動」の一員として管・仙谷の一派に個々吊り上げられている。「党を割らない」ことが最優先の鳩山もこれと同じで、私は彼の評価も原口レベルに落とすことにした。彼は管不信任で自分に付いて来るのが確認されたのは平野ら数人だけと知って愕然としたという話もある。
 鳩山の官房長官だった平野は、管の子分の北沢と「合意文書」作成に当たったが、詰めの段階で「めど」の時期を明示しなかったため参院代表の輿石東にどやしつけられたという話である。無能な男なのであるが、こんな男しか側近にいない鳩山兄がそもそも問題なのである。

 ポスト管関連の世論調査で、小沢を除名すべきだという意見が80%を超えた。世論というのも「強者へのおもねり・追随」に走るものなのか、馬鹿丸出しとしか私には思われない。良し悪しは別にして、その小沢の戦略にずぼりと乗って民主党の大勝を導いたのが、私でありあなたであるのだ。それを「悪いのは小沢一人だ」と言わんばかりの態度はアンフェアで愚昧で救いようがない。(←これも無論、テレ朝を始めとしたメディアが陰に陽に扇動し続けた結果である。)
 世論調査では民主党の支持も管の支持も数%アップしたということだが、これは鳩山も小沢も矛を収めたのだから当然と私は見た。

 唯一小沢派だけが総選挙に勝利した翌日から選挙活動を再開しているが、他派は違う。政策研究だなんだと飲み会を続けて、極端な話今に至っても「勝利の美酒」に酔いしれているのである。「小沢は選挙ばかりだ」という批判?があるのは私も知っている。だが選挙は政治家の就職活動・求職活動なのである。これに失敗した人物は政治家などではないのである。民主党に多い一年生議員らはこれを忘れて仙谷らの脅しに屈服している。仙谷の恫喝に従ったからと言って彼らが全員国会に戻って来られると考えているとしたら思慮が足りない。

 唯一小沢(派)だけが「《国民の生活が一番》という民主党勝利の原点に帰れ」と主張しているというのが現在の民主党の状況である。自民党石破あたりが「小沢だけとは共闘出来ない。なぜなら彼はマニフェストを捨てないからだ」と子供手当てその他を「ばら撒き」だとする立場から小沢拒否に走るのは当然だろうが、同じ民主党内から「マニフェスト見直し」という同様の主張が出て来るということは自分の存在理由を自分で否定していることにならないのか。鳩山を騙す前から国民一般を騙まし討ちにしている管・仙谷ら「書換え」を正当化している連中は、だったら全員議席返上すべきである。

 その石破は「(自分たちが問責で追放した)仙谷は次の民主党首として相応しくないが、それは他党がお決めになることだから」と《仙谷総理》の挙国一致内閣に肯定的な構えである。仙谷は自民・大島ともお友達だからこの《大連合政府》は充分実現する可能性がある。「相手が中国人だから」という理由だけで(!)《体当たり攻撃》現行犯の船長を、裁判にもかけずお引取り願った仙谷でも構わないというのだから、この国の政治は既に相当壊れている。

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3.自分たちが招いた「政局」へのピントがずれているという点では「オーナー鳩山」も同じである。彼の本音は「管でもいいから民主党を壊したくない!」という一点にあったものである。

 管は自分の「続投宣言」が不評だったため、あの嘘つき枝野まで引出して「辞任はそう遠くない時期に」と言わせて、NHKはこれを何度も放映した。管は今自分の退任時期までも取引材料に使って一日でも長い延命を図っている。「9月まで」「来年1月まで」更には「任期一杯まで」という彼の願望には変更は見られないと私は見ている。だが流石にこれはヤバイと思ったのか、岡田には「そう遠くない時期に」と言わせ、北沢には「9月まで」と言わせるに至っている。これも「遅くとも6月一杯で退陣」という鳩山や自公の要求を拒否していることに変わりはない。

 私が奇異に感じているのは、メルトダウン発覚以降も枝野が何の反省も辞意表明もなく官房長官の職を続投していることである。彼を「大本営発表」と批判したのは田中ヤッシーくらいのものではないか。
 これも彼の親分=仙谷の実力というものなのか、見方に寄っては空恐ろしい事態と言える。

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4.噂される「大連立」は「政策限定」「期間限定」の選挙管理内閣となる。

 自公と民主党とでは思惑が違うから大連立は呉越同舟・同床異夢とならざるを得ない。行き着く先は早晩総選挙である。民主にはこれを勝ち抜く自信はないから任期一杯まで大連立で凌ぎたい。対する自公は、早期解散によって大勝し一日でも早い「捩れ解消」に至りたいのである。

 今自民党内では『大連立慎重論』が2対1で優勢であるという石原幹事長の談話が入った。
 私は自公も民主も応援しないが、この判断は正しいと思う。入閣を急いでも野党には何らメリットがない。せいぜい仙谷の謀略に嵌るくらいがオチである。

 民主党は参院選以降の世論では既に充分見放されている。選挙という選挙で全部負けているのだから、原口が言ったように「民主党が政権を取ったのは間違いだったかも知れない」と言っても大間違いではないのである。
 ただ我々人類は性懲りも無く過ちを繰返す動物だが、そこから何か教訓を掴む技も備えているのである。w

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東日本大震災:福島第2原発の放射性汚染水3000トン放出案 東電に漁協反発

 東京電力は8日、福島第2原発(福島県楢葉町、富岡町)のタービン建屋などにたまった放射性汚染水約3000立方メートルを、海へ放出する検討を始めたことを明らかにした。水産庁や地元漁協などに連絡したが、新たな海の汚染に批判の声が出ている。

 放出が検討されているのは、東日本大震災に伴う津波で、建屋地下に入った海水約3000立方メートル。低レベルの放射性セシウムなどが含まれている。燃料の損傷が原因ではなく、通常時に生じるものだが、排水しないと塩分による機器類の腐食が懸念される。

 東電は放射性物質の放出限度以下まで処理する方針で、松本純一原子力・立地本部長代理は「放出時期は未定だが緊急に放出が必要と考えていない。関係機関と十分相談したい」と述べた。3日に東電から連絡を受けた茨城沿海地区漁連は「やむを得ないが、心情的に納得できない」と話した。福島第2原発は計4基の原子炉があるが、いずれも冷温停止している。【中西拓司、久野華代】

毎日新聞 2011年6月8日 東京夕刊

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福島原発1、2号機で停電 原子炉への注水は継続

 8日午後2時20分ごろ、東京電力福島第1原発1、2号機で停電が発生、中央制御室の照明が消えた。放射線を監視する一部のモニタリングポストからのデータを伝えるシステムが停止したほか、1号機の原子炉格納容器に窒素を供給する装置の圧力が高まる影響が出て手動で停止。東電が原因を調査している。

 東電によると、1、2号機とも、原子炉を冷却するための注水は続いている。ただ計器類による監視機能に影響があるかは不明で、確認を進めている。

 東電によると、午後2時半ごろ、1、2号機の中央制御室などにつながる電源盤が止まっているのが見つかった。
2011/06/08 16:45 【共同通信】

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連立の打診あった=たちあがれ幹事長

 たちあがれ日本の園田博之幹事長は8日の記者会見で、民主党の仙谷由人官房副長官、安住淳国対委員長から4日に電話で「自民、公明、たちあがれに連立もしくはそれに近いものを打診する可能性があると言われた」と述べ、連立参加を含め新政権下での協力を求められたことを明らかにした。
 園田氏によると、これに対し、検討の条件として、小沢一郎元代表の影響力排除や期間を区切ること、さらに公約の整理が必要と指摘した。
 会見で園田氏は、菅直人首相が退陣していないことなどを理由に「参加の是非を議論する段階にない」と述べた。 (2011/06/08-13:52)時事通信

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民主新体制なら協力 自民・大島氏
2011年6月8日 12時04分

 自民党の大島理森副総裁は8日午前、国会内で開かれた民主、自民、公明3党の超党派議員連盟の会合で講演し、民主党が新体制になれば大連立を含めて協力する考えを明らかにした。

 大島氏は「首相が辞めれば、われわれも新たな状況に対応する責任がある」と強調。協力の在り方として「閣外協力、閣内協力の二つがある」と指摘。新体制への協力を明言し、菅直人首相の月内退陣論を加速させる狙いがあるとみられる。

 これに関連し、民主党幹部は同日午前、記者団に「(首相は)月内に辞めないとどうしようもない。(会期末の)22日で辞め、公債発行特例法案だけ通してくれと表明しないといけない」と述べた。民主党の輿石東参院議員会長は参院議員総会で、今国会の会期で「12月まで延長という話もあったが、あらためてもう一度考え直さないといけない」との考えを示した。

 社民党は8日午前の常任幹事会で、大連立には反対する方針を確認した。

(中日新聞)

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「菅さん、本当にそれでいいんですか」 ホームレスになったかつての同志が激白
2011.6.4 19:29 産経新聞(1/3ページ)

 急速に求心力を失いつつある菅直人首相の姿は、かつての同志の目にどう映るのか。過去に首相と政治行動をともにしながら、現在は明暗分かれて横浜市でホームレスとして暮らす田上等さん(61)に聞いた。(村上智博)

               ◇

 菅さん、内閣不信任決議案の否決ではあざとい手法で首がつながりましたが、本当にそれでいいんですか。「してやったり」と思ったのでしょうが、鳩山由紀夫前首相との辞任合意をほごにし、すぐに「辞めることを約束したわけではない」と言うなんて…。

 ペテン師と呼ばれて当然です。すぐにばれる嘘なんてしゃれになりませんよ。粘って時間稼ぎをしていればそのうち世論も付いてくると甘く考えていたふしがあるけれど、そんな延命策には誰もついてきやしません。いよいよ菅さんによって、日本の民主主義が壊されていくと感じました。

 東京電力福島第1原発事故で何でも東電のせいにしたり、東電本店に怒鳴り込んだりしたのは、あなた独特の「合理性」からですね。みんな自己責任だと思っている。20年ほど前に私が自己破産したときも「自分の家を取られた不始末はお前の責任だ」と血も涙もなく突き放されました。それでも弁護士費用を立て替えてはくれましたが…。

2011.6.4 19:29 (2/3ページ)

 あなたと出会ったのは、市川房枝元参院議員の選挙を手伝ったとき。あなたが選対本部事務局長で私が会計責任者。4つ年上で頼もしく見えましたが、当時から国家観や哲学なんてものはありませんでした。

 昭和51年の衆院選に初めて臨んだ際は私が選対本部事務局長を務め、次に参院選に挑んで惨敗した後、次はどうするのか語り合いましたね。あなたは「たとえ応援してくれる人がいなくなって、おれ独りになってもやる」と強気でした。

 いま、民主党内や野党からの「辞めろ」の大合唱にもめげない厚顔無恥な彼の姿に通じるものがあります。一度手にしたものは絶対、手放さない人です。

 あなたは落選中、社会市民連合の代表となりましたが、口の利き方にはほとほとあきれていました。日ごろ手足となり応援してくれる年上の市会議員が事務所にきても、なぜか敬意を払おうとはしない。だから話はちっとも和まないんです。要は処世術がないのだと思います。

 昔から、よく怒鳴っていました。そのくせ都合が悪くなると「田上く~ん」とすり寄ってくる。ひいき目に見ても、政治家としては修業が足りない。

 私も昔は「菅さんが衆院議員になれば秘書になるのはおれだ」と思っていました。でも、結果が出ないと責任をすぐに「あいつが悪い」と人のせいにする性格が嫌になり、次第に距離を置くようになりました。

2011.6.4 19:29 (3/3ページ)

 「菅が将来、もし首相になったら日本人を辞める」という仲間が周りに少なくなかったことを、ご存じないでしょう。

 そんなあなたが首相になったのは国民にとっても不幸なことです。首相としての立ち居振る舞い、帝王学を学んだわけでもなく、たまたま自分のバイオリズムと世の中の周波数がかみ合ったからなれただけです。

 大型連休中、まだ多くの被災者が不便な生活を強いられている中であなたが家族水入らずで中華料理店に行ったというニュースがありましたが、出前を取ればいい話です。

 何を言われようと気にしない人だからしようがないけど、国民の生活が菅さんに「人質」に取られているように思えてくる。私だったら、自分の存在が果たして国民のためになっているのかを沈思黙考し、良心の呵責(かしゃく)に耐えかねてすぐにでも首相の座は降りるんですけどね…。



【プロフィル】田上等

 たがみ・ひとし 昭和25年生まれ、慶大卒。父は民社党の田上松衛参院議員。在学中から市川房枝元参院議員の選挙にかかわり、菅直人首相と知り合う。社会市民連合の創設メンバーの1人で、昭和54年から衆院選などに計5回立候補するもすべて落選。平成3年から15年間、国民健康保険組合で働いたが18年に退職。借金も重ねた結果、約3年前から路上生活を送り、古本集めなどで生計を立てている。離婚した元妻との仲人は菅首相。

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*6/5の日テレ『そこまで言って委員会』では司会者らが、テレ朝は管支持、日テレとフジは反・管だと指摘していた。記事はその反・管の産経新聞の取材であり、しかも対象が元管の同志で、今は袂を分かって横浜寿町で路上生活を続けている人物であるから、この証言をどこまで信用するかは各人各様であっていいが、私は全面信用していいと思う。この人のドキュメントは既にテレビで放映されて久しい。

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メルトスルーとは

日時: 2011/05/16 11:26
名前: plus
炉心溶融が起こると燃料が原子炉の底に溜まる。これは二つの問題を引き起こす
1.燃料は高温なため、原子炉自体を溶かす。燃料が原子炉を溶かし、格納容器に流れ出すメルトスルー
2.燃料が一定量集まると自然に再臨界(核分裂)を始める(制御棒の影響外になるため)。
水があると再臨界は進みやすい。これを抑えるためにホウ酸をいれるが、溶けている燃料が多ければ抑えきれない可能性がある

メルトスルー後に高温の燃料が格納容器に流れだす。これは二つの問題を引き起こす
1.格納容器を溶かす。格納容器が溶ければ、放射性物質が完全に外部に露出する。これがメルトダウン
2.高温の燃料が格納容器内の水に接触することで水蒸気爆発を起こす可能性がある。水蒸気爆発が起こると格納容器が破壊され遠くまで放射性物質が大気中に放出される可能性が高い。これが最悪のシナリオ。

大気に放出された放射性物質がどこまで飛散するかは風や天気に依存する。
チェルノブイリでは200キロを越える地点でも雨によって高濃度の放射性物質が運ばれた地域がある
(ホットスポットと呼ばれる)東京は原発から約200Km。

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Re: メルトスルーとは ( No.1 )

日時: 2011/05/17 12:06
名前: G
逆に言えばその高い線量がなぜ下がって建屋に入れるようになったかということだ。
減速剤といえば時々ホウ素を入れた程度でしかない。
水は入れ続けているわけだが全然容器内には溜まってないし、そもそも水による冷却は
通常時でも普通にやり続けることでマズい事態を更に冷やす要素ではない。。
容器が100度前後になっていることで安心できないのは、1階の一部で2シーベルト毎時を計測、
地下には高線量の水が4m溜まっているということだ。

もはや燃料のほぼ全部が地下にあってチャイナシンドローム中であり、
空になった容器からこれ以上漏れ出るようなことはなくなったが、より最悪の事態が進行中
なんて疑念がでてくるわけだ。

cf.国際原子力機関IAEA

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