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東京足立区のテレクラ主婦売春をのぞいてみた (ゲンダイネット)
これが格差社会の現状なのか。文房具などの教材を自治体から支給されている就学援助児が42%もいる東京都足立区で、養育費や生活費欲しさの主婦がテレクラに殺到しているという。ノンフィクション作家・佐野真一氏が「ルポ下層社会」(「月刊文春」4月号)で伝えた衝撃の現場、竹ノ塚のテレクラに入ってみた。
リーン、リーン……。平日の、まだ日暮れ前なのに、店内には間断なくコール音が鳴り響く。「2時間2000円から」の料金を支払い個室で待つこと数分、電話機が最初の着信を告げた。「ホテル代込みで2万円でどう?」。単刀直入な誘い方。声の感じは20代後半か30代か。竹ノ塚に住むという主婦に境遇を聞き始めた途端、「話だけなら他でやって」とガチャン。時間中に7人の女性と話したところ、全員が「目的アリ(援交)」だった。相場は1万5000~2万円、テレクラのすぐ近くにラブホテルがあって、そこに行くのが定番コースらしい。
小学生と幼稚園の子どもが2人いるという27歳のシングルマザーに会ってみた。やや太った体形に茶髪のA子さんは「区から毎月7万円の養育補助をもらってるんだけど、ダンナもいないし到底暮らせないから、エンコー(援助交際)は欠かせないの」。こう言いながら、1人前399円のカルビを焼いてくれる。
「この辺は私みたいな主婦が多いと思いますよ。“横の連携”があって、何曜日の何時ごろがいいとか、いろいろ情報交換している。でも最近は客の取れないデリヘル嬢とかプロが増えたし、私たち主婦の足元見て値切ってくる相手も少なくなくて困っちゃう。足立区の人妻は安いんだそうで、わざわざ静岡から遠出してきた男もいましたよ」
ケラケラ笑い、生ビールのジョッキをあおる姿からは、悲愴感(ひそうかん)とか後ろめたさは感じさせない。援交相場よりは安い取材謝礼を渡すと、「あした二男の入園式なの。着せていく礼服選びを付き合って」とA子さん。買ったのはズボン・シャツ・ネクタイの一式で3000円のセットだった。風俗ライターの村上行夫氏はこう言う。
「人妻の援交が増えているのは、足立区に限ったことじゃありません。郊外を中心に最近は都心でも援交主婦が参入し、テレクラはもはや主婦売春のメッカになっている。風俗業界では第2次テレクラブームと呼ぶ関係者もいます」
なんだか複雑……。【2006年3月22日掲載記事】[ 2006年3月25日10時0分 ]
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以上引用終わり。
人類最古の職業は売春だという俗説は正しいのだろうか?
《援助交際》と言えば何かしらモダンでスマートな現代風俗のつもりかも知れないが、あれは単に主婦売春、高校生売春・・・etc.というべきだろう。
「とにかく金が欲しい」という側と「金は出すからセックスさせて下さい」という側の《需要と供給》が合致して、プロかセミプロか知らないが、この《職業》が成立する。無論我が国ではこれは違法でありれっきとした犯罪である。
*↑と、何も考えず簡単に書いてしまいましたが、本当かな?・・・。
仮に売春が犯罪であったとして、売春と自由恋愛との境界はどこにあるのだろう?
風俗の歴史についてはここへ行ってみて下さい。→http://www.tilolu.com/fu-zoku/fu-zoku-4.htm
*どうも問題はGHQ絡みで、しかも《RAA》(←進駐軍用の慰安所)とか《青線》(←モグリの売春宿)とか『人身売買』の禁止とかいう言葉がどんどん出て来ると、まさに『戦後裏面史』を紐解くようでもあり、問題が大き過ぎて、とても私如きがこんなところでお気軽に論評出来るようなテーマではありませんね。w
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1956年5月24日 売春防止法公布。
1957年3月31日 午前零時をもって《赤線》廃止。
1957年4月 1日 売春防止法施行。
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《赤線》というのは公認の売春宿のことです。私だってそれくらいのことは知っていますが、何分これが廃止されたのは私が小学校低学年の頃のことですから、どういうところだったのか具体的には知りません。
『売春防止法』が出来るまでは、この売春という身を鬻ぐ商売は違法でも何でもなかったわけですが、どういう要因が働いて禁止になったのかさえも私は知りません。
しかし3ヵ月後のこの年の7月には元赤線業者によってさっそく《トルコ風呂》という風俗営業店が出来ている(←事実上の売春宿の復活)ことからみても、この《売春文化》は広く深くこの国に根付いていたと言えるでしょう。
*この《トルコ風呂》という呼称には後年当のトルコ共和国から「売春施設に我が国の名を使用するとは何事か!」と厳しい抗議がなされて《ソ-プランド》という新呼称を使用することになったわけですね。これが1983年。
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*斉藤晴彦という黒テントの役者さんがいます。TVにも端役で出ることがあるので、顔を見れば「ああ、この人か」と大抵の方は気づかれると思います。
この人はクラッシック音楽が好きで、しかも、モーツアルトだろうがベートーヴェンだろうが、何にでも勝手に作詞して唄ってしまうという特技をお持ちのユニークな方です。
例えば『アイネ・クライネ・ナハト・ムジ-ク』(Mozart)の出だしだったら:
♪今日、午後、なかそーね総理大臣はぁ
アメリカァの首脳とちょっと会談してぇ・・・
という具合です。(うまく唄えましたか?)
*それで、この斉藤さんが『トルコ風呂』の呼称を廃止した一件を風刺して、同じくモーツアルトの『トルコ行進曲』に歌詞をつけて唄ってしまったことがあるので、以下にそのサワリの部分を引用してみます。(多分あっていると思います。)
♪どうせなら、快楽の、只中行きたい天国へ
棺桶に似てるあの蒸し風呂へ
行くぞ、トルコへ、金続く限り
行くぞ、トルコへ、女房にゃ内緒!
ところがなんだか知らぬがこれから言ってはならない即ちトルコと
理由はトルコの国民怒った愚劣だ侮辱だ誇り有る
トルコの国家と国民トルコと違うよ
トルコはトルコだトルコと違うよ
トルコの都はアンカラあんたらいったい何でんねん?
トルコは駄洒落を言っては駄目だよ日本のお上よ何とかしろよ
はいはいわかった直すよこれからトルコはトルコと言いません
健全娯楽のイメージ無ければ駄目だよお風呂は体にいいんだ
だけどもやっぱり銭湯と呼ぶにはいささか具合っちょ悪かんべ
♪ソォオ-プランドだこれにしよう
始めぇはどことなくぎこちない
だけどぉいつかは慣れるさソオプに
トルコォという名もすぐ忘れる
・・・
トルコとは言えないのトルコと言えないトルコ風呂
トルコと言えないそれはなんだろ?
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*どうでしたか、うまく唄えましたか?w
私も歌詞は以前氏の本を持っていたので知っていたのですが、聞いたのは部分だけです。昔タモリの『今夜は最高っ!』というTV番組があって、そこでタモリと和田アキ子と斉藤晴彦その他で『お竜参上』のパロディ・オペラをやったことがあるのです。その中で高倉健役の(?)彼がこの唄を歌ったのです。もう20年も前の話です。
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金さえあればこの世では
思いの適わぬことはない
そこでボクは考えて
一念発起でマネービル
(坂本 九『悲しき六十歳』♪)
『拝金主義』というのは何もホリエモンの専売特許ではない。『貨幣経済』が人類最大の発明であることは私も認めて良いが、但し、である。この『但し』の後にどういう言葉を続けるか、が問題だ。w・・・と、そういう話のつもりが思わぬ方向に脱線してしまいました。w
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